異世界は無法地帯!!??? 〜前世からの夢だったちょいワルになろうと思います〜 作:あああs
頑張ります。
俺は玉座から立ち上がり、皆の顔を一瞥する。フィーアを除きそれぞれ緊張や興奮など様々な表情を見せる。
作戦の最終確認だもんな。皆基本的に初めての作戦だ。
作戦は俺とアリスとアインスで決めた。兵糧攻めか水責めかで意見が割れたが結局水責めに落ち着いた。まぁ、どちらにせよ相手はたまったもんじゃないだろう。
なんだって、、、、、、屋敷に閉じ込められ、溺死していくのだから。
命からがら抜け出しても結局俺達に捉えられる。
「今回の作戦は聞いているとは思うがツヴァイがキモとなる。。。。
皆そう気負いすぎるな、失敗しようとまた攻めればいい。だから、死ぬな!これだけが俺からの命令だ。」
そうそう、失敗してもいいまたみんなで悔しがって、強くなっていけばいい。死ななければいくらでもチャレンジできるのだから。俺だって1回で才華に勝ったんじゃない。何度もやったから勝てた。
ちょいワルへの道に近道なんてないし、みんなでチミチミと進む他ない。
まぁ今回の作戦でダメなら、もうどうすればいいか分からないけどなw
【ツヴァイside】
ふぅ、、、、心拍正常。。手の震えも無い。この作戦は俺にかかっている。ボスは気負うなと言って下さったがそんなことなどできるほど薄情にはなれない。
ボロボロの俺を優しく認めてくれた唯一の方だ。そんな御方の初陣に泥をつける真似はしない!、、、
魔術の下手な僕に魔術で生きがいをくれたボスに答えなくては。
カチカチと魔道具に最後のチェックを入れる。これまで何度も繰り返したことだ。特に不備も欠損も無い。
「杭を中心に打つのみ。。。」
作戦を復唱する。脳が覚えてなくても体で動けるまで擦り込んだ動き。緊張はするだけ無駄だ。
『今じゃっ!』
アインスから作戦開始の合図が送られる。
「改めて凄い御方だ。ボスもアリス様も。」
ふわっと体が浮き上がりあっという間に城を見下ろす位置まで来た。
この飛行機魔道具も通信魔道具もアリス様の手製だ。
ここまでされて失敗する程エルフは薄情じゃない。エルフとしてッッ!必ず功績で返すッッ!!
力を込め投げた杭は加速を続け中心に突き刺さる。
瞬間っ、事前に城の周りに刺していた杭と反応し、高硬度の障壁が貼られる。
そして障壁内が水で満たされた。
持って10分。それ以上すれば命の保証はないだろう。
「ボスは異次元すぎる。。。これだけの水を一瞬で、、、、、、、、、俺も頑張らなきゃな。」
【アリスside】
ここまでは完璧ですね。さすがアインス考案と行ったところでしょうか。
ですが、腐ってもルシフだ。何人かの戦闘員は抜け出そうとするだろう。
念の為、高速修復の術式も刻んだ障壁ですが。。。。。。。グレンと言うやつは確実に抜け出すでしょう。
まぁ、そのために僕達が城を包囲してるんですけどねw
念の為に2人で1組にしているが兄様は一人の方が良かったのかもしれません。
「ほらの、成功したじゃろ!」
「結果論ですが兵糧攻めより短期間で決まりそうで何よりです。まぁ、アインス。ヌル様の力に頼りすぎているのは否めませんが。」
こんな量の水を作るには僕ならいくらの贄がいることか、、、、、兄様は人間を辞めすぎです。
兄様の言うちょいワルとは神のようなものなのでしょうか。、、いえ、それ以上でしょう。だって兄様なのだからねw
「いいじゃろッッ!ボスだって使えるものは全て使えって。」
「すみません。ふざけすぎました。確かにできるだけ城を壊さず攻めるのは無理がありますしね。。まさか新拠点にするとは、、、、、」
「我も驚いたのじゃ。」
いつも突拍子もないことをする。
ふふっw兄様と居れば人生に飽きなんてこなそうですね。
「さて、お客さんですよ。雑談もここまでということで。」
「そうじゃの。予想より多いが悪くないのじゃ!」
僕達のところだけで敵が5人ですか、、、
確か、ルシフの主力は5人と少ない。。。。とすると一緒に抜け出してきましたか。
厄介ですね。
アインスも銃を構えている。きっかけさえあれば場面は大きく動くでしょう。
「雑魚処理は任せるのじゃ。主力は我が相手にするでの!」
「はい。
アインス、この僕に雑魚を任せるんです。情けない真似などしないでくださいね!」
「無論じゃ!!」
【アインスside】
やっとじゃ、やっときたのじゃ。ボスの夢の手助けをできる日が。
そう考えると興奮で手の震えが止まらない。
しかも、今回は我の考えた策じゃっ!
予定より脱走者が多いのは悲しいが大半は削れたのじゃ。嬉しいのぉ。
「なんッだよッッ!!!いきなり水に囲まれたと思ったらガキがいるし。。」
「ガキで済まないのじゃ。
でも、ガキでよかったの。楽には死ねないぞ。」
こいつッ!!ガキって言ったのじゃ。我をガキっていたのじゃ!!!!
絶ッ対、後悔させてやるのじゃ。
「おw?やる気満々?wwいいじゃないやろうぜ。」
ユージ・ルシフ。ルシフ特有の他人を貶める発言は無いそうだじゃが、、、、心底ムカつくのじゃ。
銃を引き抜き弾を吐き出す。驚く程に軽く硬い銃身から不可視の弾がでる。
カンッ
甲高い音が響き渡る。さすがルシフ、一筋縄じゃいかないのじゃ。
「何?これ、見えないんだけど。」
戦闘中もふざけてると思ったのじゃが、、意外と冷静になるのぉ。
不可視の弾。アリスが作ったんじゃったな。アリスの作るのはいつも魔力食い虫じゃ。弾、一発一発が全て自分の魔力から生成される。触媒に自身の血を混ぜなんだら、、、最悪じゃ。銃身も魔力を込めんとただの紙だしの、、、、
まぁ性能はどこの魔銃よりいいので使うのじゃがのッw
「不可視の弾丸に片手で持てる銃、、、どれも初めてだ。」
「喋ってる暇があるのか?ほれほれ。」
いくらルシフでもボスのような流しは出来んじゃろう。弾幕さえはれば我の勝ちじゃ。
「フッ、腐ってもルシフなんでなぁああ!!!!」
危なっ!!
危なかったのじゃ、、、いや、モロに受けてしまったのじゃ。。。致命傷程では無いのじゃが。
疾いのじゃ。
ユージはアインスに連撃で畳み掛ける。確かに、距離を取れば銃の1強だ、、、、もし。間合いがハンデとなるものだとしたらとなるが。
ルシフの身体能力を持ってすれば間合いなど無いに等しいいくら離れようが刹那もせずに近ずき斬れるのだから。
ユージに詰められたアインスはハンデを背負い戦うことになる。
くッ強いのじゃ、間合いが取れないのじゃ。
銃身から弾が吐き出されるより速く動かれ弾かれる。圧倒的に速度が足りなかった。
「スパートかけてこーーーーー!」
速度がさらに上がったのじゃ?辛うじて目で見えるのじゃがきつい。今も捌ききれなかった斬撃が身を絶っていくのじゃ。
勝ち筋などないとそう思った。。。。。。。
誰が?
もちろん両方だr、、、、
否ッ!!!この場でアインスに勝ち筋などないと思っていたものは。たった一人だった。それが生死を分けるとも知らず。
ユージは価値を確信していた。アインスになど勝ち筋はないと。まあ仕方がないないだろう。弾には当たるわけもなく。近距離の肉弾戦は雑魚。負ける要素がなかった。。そう、
今のままなら。
「さっきお主は我をガキと言ったな?でも、戦闘経験はお主の方がガキだったようじゃなw」
「強がりをいうn、、ッ!」
やはり避けるのじゃ。さすがルシフ。でも。
どんッと鈍い発砲音が響く。これまでも何度も聞いた音。何も変わらなかった。
「だから、当たらないんだっt、、ウッ、、、なんで?」
避けられるはずの弾丸はどうしてか彼の足にありえない大きさの風穴を開けていた。
「魔力が弾になるのはな。最初効率が悪いと思ったんじゃ、、でものぉ。こうやっていろいろと弄った弾を撃てる魔力の弾の方がいいと思ってるのじゃ。wwwどうじゃ?その足じゃ満足に動けまい。」
「いやまだd、、、、ア"ア"ア"ア"ア"。」
まだ動けそうだったのでついでにもう片足も貫いて置いたのじゃ。がとてもうるさいのじゃ。
「アドレナリンでも切れたのじゃ?うるさいぞ。何、まだ死んでおらぬのじゃ、、、まだ戦おうぞ。」
「ふぅうううふぅううう」
「ぷっw滑稽なのじゃ、魔力でふよふよ浮いてるのじゃ、、、、天下のルシフがここまで生き恥を晒すとは面白いのじゃ。」
それから蹂躙が始まった。まだ年端もいかない少女が宙に浮く男をサンドバックにしていく。。
先程より確実にキレキレな動きで。
いいのじゃ、、気持ちいいのじゃ、段々とボスの使っていた打撃を掴めてきたのじゃ。
せーの、そいッ!!!!なのじゃ!
空間が大きく揺れ男は捻った蛇口のように勢いよく血を吐き出す。
アインスがユージをサンドバックにしている頃。他の場所でもルシフとの戦いは開戦されていった。
アインスちゃんの戦闘描写はちょっと加虐すぎたかもしれません。不快にさせたらすみません。