正直これは推しにとって失礼なのではないかと思ったので、そういう反応が出たら消すかもしれない作品。それでもよければご覧ください。
1話 それは暁のように
きっかけが何だったのか、と言われると困るものがある。
何しろ気付いた時には虜になっていたのだから。
人は人生の中で「こうなりたい」「こう在りたい」と感じるし、その為に頑張る人も居る。だが、それが長く続くことはないのだ。皆、夢から覚めるように現実を見ては、ソレから離れていくし、また別の「好き」を見つけては、それを繰り返す。
別段それを悪いことだと思ったことはない。
だから、きっと私がおかしいのだと思う。けど、それでも……。
この『好き』は変えられない。
気付くと暗い場所にいました。明かりは一切なく、自分の身体すら見えないような、正に黒一色。というか身体も全く動かないです、うん。
何ですかこれは。捕まっているんでしょうか。えーっと、この前まで確か……あ、そうだ。あの時信号をよく見ていなかった子どもを助けるために、子どもを庇って車に轢かれたんだっけ。死ぬってあんな感じなのかなって思いましたよほんとに。
……ちょっと待って、じゃあここはどこだ?私はもしや、死後の世界に行ってしまったというのか?この真っ暗な場所が、あの世——なんて事はありませんでした。何せ感覚はあるし、何か冷たいというか、温い湯の中にずっと潜っているような感覚はあります。どこか心地よさはあるけど、いい加減起きなきゃなりません。人は巣立ちしてこそ一人前になるのです。だから、目を覚ますのです私。
そうして動かない瞼をゆっくりでも無理矢理開けると……。
「……」
緑色の液体の中に居ました。
成る程、液体の中にいる感触はこれのせいか。液体越しから、円柱のようにガラスが張ってあるのが見え、足先から髪の先まで、液体に浸って、まるで浮遊してるような感覚。導き出される答えは、この液体は培養液で、私はここに放り込まれているということか。ふむふむ。
……何でやねん。
何でこんなところに居るんだ私は。え、私あの後の記憶無いんだけど。というかガラス越しに見えるアイツらは何だ!ハゲにジジイに黒ずくめの奴ら!不審者しか居ねえじゃねえか!怖い!助けてヒーロー!
と、内心慌てていると、何から声が聞こえてくる。禿げた小太りのおっさんが、何処か痩けたじじいと会話している。
ガラス越しかつ培養液越しなのでよく聞き取れないが、なんか真剣な話をしているっぽい。あ、何か痩けたじじいがこっち見た。こっち見んな。
と、そうこうしているうちに痩けたじじいが視線を外し、去っていく。
そして禿げた小太りのおっさんがこちらへ近寄り、気持ちの悪い笑みを浮かべながら、何か話していた。近寄ったのもあるのか、多少は聞き取れた。
「——ようやくだ。ようやく完成するぞ。ディアボロスの雫を埋め込んだホムンクルスが……!ふふ、ふはははは……!!」
……はい?ホムンクルス?私普通の人間ですけど。そんなどっかの時間停止使ったりする魔法少女みたいな名前の人造人間じゃないです。何だこの気持ち悪いハゲおやじは。髪の毛と一緒に脳みそも落ちたのか?
何て思いながら周りを見ると、たまたまそこに鏡の破片が落ちていた。小さいが、自分の顔くらいは見えるだろう大きさの破片が、ちょうどこちらにも見えるくらいに向いていた。そこに映っていたのは、ロングヘアーな青色の髪に、碧眼で、幼さがまだまだ残っているような少女の顔。……そう、完全に何処かで見たことのある顔である。何とも、受け答えが『accept』と言いそうなあの可愛らしく、私が心から愛したあの——
「アスタルテ……」
何か無意識に呟いていたけど、正しくそれである。そう、かの有名な小説、「ストライク・ザ・ブラッド」のサブヒロインこと、ホムンクルスの『アスタルテ』である。
……え、ウソでしょ……。まさか、あまりの推しへの愛故に推しになっちゃったとか?マジで?
何かガラスの向こう側で禿げたじじいたちが慌ただしくしてるけど、こっちはそれどころじゃないんだが?私どうなって——あ、ダメだ……何か異様に眠くなってきた……。くそ、覚えていろよ禿げジジイ……。起きたら……その頭皮剥いて……。と言ったところで私の意識は途切れた。
そして、次に起きたのは、それから3日後のことであった。
頑張れオリ主!まだまだ始まったばかりだ!
アスタルテ以外にストブラのキャラを出すべきか否か
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出せ
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出さないで
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古城くんを出せ
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姫柊雪菜を出せ
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なつきちゃんを出せ