俺ラディッツは弟を絶対に守り抜く   作:ドゥナシオン

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間に合った舞台裏

遡った一時間前のカプセルコーポレーション

 

「レズンとラカセイが改良してくれた探知機ができたわよ!!!」

 

爆弾探知機を作るないし改良したいから姉ちゃんついてきてくれと、悟空は半ば強制するようにブルマとついでにトニーとミゲル達もカプセルコーポレーションに飛んで来た。

 

あそこにいて万が一セルという奴に人質にでもされたらと懸念したジュニアの発案で、飛ぶ時もジュニアと天津飯と桃白白が三人を抱えて気の結界で守りながら高速でカプセルコーポレーションに戻り、それはそのまま爆弾探索チームの割り振りにもなった。

 

セルが言った事が本当であるのならば人々を守る為にもシールドは不可欠

 

悟空とジュニアが組み、桃白白とクリリンが組み、天津飯とヤムチャが組んで病院の方には餃子一人が行く事になった。

 

生体感知の届かない位置からテレキネシスを使って一気にどこかの窓から出して上空で爆発させればいいのだから

 

そしてターレスからの音通信で事情の一切を知ったダイーズ達も集まり、大好きになりつつある孫悟飯を巻き込まれた事でレズンとラカセイは鬼気迫る表情で爆弾探知機の範囲と能力を改造し、数十分もかからずに完成させた。

 

「今回俺達が介入する事でセルという奴がとち狂って爆弾爆発をさせかねない上に、爆弾の数も本当かどうかわからない。」

 

リスクを考えてすまないが手を貸せないという言葉に、悟空達は頷く

 

「兄ちゃん達を助けるのはおら達の役目だ。」

 

兄を倒しに来たというふざけた奴・・・のみならず祖父とチチ達を巻き込んだ奴をぶっ倒すのは自分達がする事だと迷わず言い切る悟空を、こうなるとカカロットはリーダー様に似ているんだよなと軍団員全員が思う。

 

サイヤ人とは好戦的な戦闘民族であり誇り高き戦士であると言うのは有名な逸話であるが、長年ターレスと共にしていてわかった事がある

 

情に対して淡白なように見えて、独占欲と縄張り意識が非常に高い

 

これはターレス一人だけの事であれば気紛れか自分達戦力を引き抜かれたら困るからという打算性だけ考えられるが、ラディッツとカカロットというサイヤ人達も自分達の縄張りを超えようとすれば、多少気を許し始めてくれた自分達であっても牙を剝いてくる傾向がちらほらある。

 

そのサイヤ人達の縄張りに土足で入り逆鱗を撫でるどころか叩きまくったセルという奴は、きっとあの三人と仲間達によって殺されるだろうという未来が、ダイーズ達の中では確定しているので譲った形であった。

 

そこからは直ぐに爆弾は発見された。

 

八卦炉温泉の源泉の場所に防水されて入っており、カプセルコーポレーションは近くの地下鉄と地下通路でつながっており人が寄り付かないが爆発されたら通路から火を噴きカプセルコーポレーションと西の都が大打撃を受ける場所に置かれていた。

 

それだけでも許しがたい上に、山村は・・・・設置されていた場所が最悪であった

 

皆が使っている公民館

 

別に孫悟飯宅でも孫家の誰かの家でもなかったのだからいいではないかと言った奴がいれば、悟空達はキレ散らかす

 

あの場所は村に人が越してきて一定数以上になるたびに増築し、今や千人以上が入れる立派な施設であり、自分達が天下一武道会などの何かしらの大舞台に立つ時や、悟空・悟雲の出演した映画を見るべぇと言う!謂わば山村の憩いの場!!

 

そこの地下に埋めたからには・・・・あいつはぶっ倒していいんだなであり遠回しに自分をぶっ倒してくださいというお誘いである!!

 

八卦炉温泉の方には天津飯達が行き、そのまま上空にぶん投げてヤムチャが爆弾を破壊しない程度の操気弾でさらに上空に打ち上げ、爆発の余波を天津飯の気で包み周囲には気取られないようにした。

 

カプセルコーポレーションの方はクリリンの小光輪で爆弾のある通路の上を切り裂いて地道に上に四角形の穴を地上まで作り、通路が出来た後は桃白白は地上に空いた穴の場所に移動して足で地面に振動を伝えて合図し、生体エネルギーを零にして爆弾を持ったクリリンは一気に全身に気を流し込んで渾身の力を込めて上空に放り上げ、地上に出た爆弾を桃白白はさらに蹴り上げそして気で包み込んで威力を漏らす事無く安全に爆発をさせた。

 

そして山村の方に行った悟空達の方はてとんでもなく力技を使った・・・山村の中で爆発させて堪るか・・・悟空達はチチ達だけではなく山村の全員を愛している。

 

何時だって自分達を温かく迎えてくれる山村

 

自分達有名人になろうとも態度を変えずに、ジュニアの生態を知ってもおかしがる事無く受け入れてくれた

 

「悟雲!柿もってけ。」

「ちゃんと食べて温かくして寝ろよ。」

「今度のお餅つきは若い奴等がしたいって言ってるから偶には楽しろや。」

「悟空ちゃん!映画で頑張るのはいいけど体壊すんでねえぞ?」

「んだんだ、チチちゃんの美味い料理たらふく食って悟天ちゃん達と一緒にぐっすりと寝るだよ。」

「こりゃジュニア!そっだら仕事仕事ばっかじゃダメじゃねえか!偶には休めや。」

「水っちゅうても井戸水と湧き水じゃ味が違うんだべ。飲み比べてみれ。」

「果物すりおろしてみたけんど試してみるか?」

 

そんな愛すべき山村の中で!爆弾なんてものを爆発させて堪るか!!

被害がどうとかではない・・・・この村で怖ろしい事なんて・・・・ターレスだけで十分だ!!

 

地下倉庫から更に穴を掘られたのか、そこから十メートル下にある爆弾を悟空が気で周りの穴を拡大しながら潜り込んで手に取り、取ったと同時に悟空は気をマックスに開放して斜め上に飛んで公民館の外の地面から飛び出し、上空に待機していたジュニアに向かって投げつけ、気で包み込んだ爆弾をジュニアが掌に溜めていた気を解放して超上空に送り込んで爆発をさせた。

 

残るは病院だが、こちらは本命ではなかったのかあっさりと見つかり直ぐに対処できたと最初に連絡を受けていた。

 

全てだと思われる爆弾処理を終えた悟空は、誰よりも速く飛んで会場に戻り、兄達の窮地に割って入ったのであった。

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