俺の息子に手を出してただで済むと思うなよ!!!!!
十数分前まで穏やかに話をしていた人物とは思えない程の-ラディッツさん-の変貌に、追いついた悟飯は瞠目する。
自分と似たような人だと感じた・・・・本当は穏やかで強くなる事よりもやりたい事のある・・・もしかしたら自分以上に戦いが-苦手-な人だとさえ悟飯は-錯覚-する程に、穏やかで優しい笑みを浮かべていた男は戦士であり・・・・それも自分など足元に及ばない強い意志を持った漢であったのだと・・・・
今世界の界王様からの知らせを受け、内容に激高し飛び出したラディッツに追いついた面々は
「兄ちゃん!!!!」
「下がって兄さん!無茶しないでください!!!」
「ヤムチャ!今から兄者の技を真似て-あの緑の化け物-に風切羽もどきを撃つからお前の狼走りで兄者を!!!」
「承知!!!!」
-ラディッツの弟達-は、相手を見るからに圧倒している-白銀-の姿になっているラディッツの身を案じ焦っているのを、異次元の悟空達には訳が分からない・・・・そして、自分達が倒したはずのものがこの場にいる事も・・・・そもそもが、どうして自分達が此処に来たのかすらわからない中で、不可思議な事だらけで・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラディッツが-自分の経歴の一端-をかいつまんで説明した後、少しの間沈黙に包まれた空間は
コポコポコポ
音がして、気が付けば吹いたり驚きで立ち上がった振動で溢してしまった飲み物が、床にこぼし机の上に吹いてしまった痕跡は無くなり、-飲み物が注がれる音-がするまで何をされていたのか分からなかった悟飯はゾッとした!
気配がない・・・・・
自分達は成る程、異次元という他所の世界に来て弱体化はしたようだが、気が完全になくなったわけで感じ取れなかったわけでもない・・・・・なのに・・・・かつて自分を身勝手で残酷な理由で攫った男と同じ名前の人の、気が感じられない。
気配を殺している訳でもなく、普通に動いているのであれば生じる微弱な気すらない
かつて自分達は気配を完全に経つことが出来ると考え、それを手段として数多の危機から命を永らえてきたが
それは自分達の気の感知能力が低いだけの話なのではないだろうかと、近頃の悟飯は考える時がある。
野生の虫だとて、捕食者に狙われないように気が付かれないようにしているが-自分-には分かりそして何度も珍しい虫を見つけた。
だが、観察していくうちに鳥や虫を食べる小動物達には見つけられないところから、生命は-限りなくゼロ-にして動くか、一切動かない事で気配を断つか、-上位者の強さ-故に感知できないかのいずれかではないかと推測をしているうちに、悟飯の考えを決定づける人物たちが現れた。
破壊神と天使
界王神や大界王神以上の力を有し、気が全く感じられなかった人達・・・・父達の気すらも感じ取れるようになっていた悟飯の世界がひっくり返りそうな上位-本物の神-の気は神かそれに類する者でなければ感知できないとか・・・・超サイヤ人ゴッドにまでなった父とベジータには分かるらしい世界の様だが、この異次元の世界の人達は動けばほんのわずかな気配が感じられ、そこまで強い人はこの世界の破壊神様と天使だけだと悟飯が安堵していただけに
「少し温いのをゆっくり飲むと落ち着く。」
聞きたい事は全て答えるから慌てなくていいと、いつの間にか零れたお茶で濡れていた筈のテーブルと床を綺麗にし、悟飯の目の前の空になっていた茶器に新しいお茶を淹れ、それぞれの飲んでいた飲み物を新しく用意してくれて一人一人に渡してくれていた男の顔は・・・・・あまりにも穏やかで・・・
「お前がラディッツの筈が無い・・・・」
近頃はほんの少しだけ穏やかになった筈のベジータが、眉間に皺を寄せ不快そうな顔をして吐き捨てるように言い放つのを、周りの男達の気配が一瞬にして殺気立つ。
先程のこの世界のブルマと思しき女はこの世界のチチ達と共に他の家で待つ事になった・・・・あれがこの世界のブルマ?泣き虫で弱々しく、俺のブルマの芯の強さでも分けてやりたいくらいだと・・・・-本当の彼女-の強さを知らずに無自覚に一人で惚気ているベジータの思い兎も角として、ラディッツと名乗った男を兄だと言っていた悟空達の気配が瞬時に沸くのを
「そうか・・・・-そちらのラディッツ-はいい奴ではないようだな・・・」
お前達も話が見えていないのに怒るんじゃないと、弟達を宥めている姿からは本物の優しさに見えて、悟飯は自分の覚えている限りの-遠い記憶-の頃からの話をポツポツと話し始めた。
覚えているのは筋斗雲に乗ってどこかの、今なら武天老師様のカメハウスと分かる場所に行った事、そこにいきなり父の兄だという男が現れ・・・・そして・・・・地獄のような日々とあり得ない冒険の日々の幕開が開いた。
生涯誇れる師匠・ピッコロと師弟関係が結べたこと、遠くの宇宙にまで友・デンデや他の優しい人達に出会えて嬉しくとも・・・・・大半は地獄の様な過酷な日々で・・・・ともすればそれを引き起こす理由になった父やベジータをかつての敵達と同様に罵倒する幼い自分を時折夢に見る・・・・何度殺されかけ死にかけ痛い思いを無数にして、大切な人達の死を見てきた事か・・・・ドラゴンボールさへなければ父の兄だという男が死んで終わりになったかもしれないが、ドラゴンボールが無ければあの時点で父は死んだままで・・・・遡ればボールが無ければ自分が産まれる世界ではなかったかもしれない・・・・・そんな滅茶苦茶で怖ろしくて・・・・・それでも愛して大事で大切な人達が沢山いる世界の-ラディッツ-に、時折追いかけられる夢さえ見ているというのに
ここに辿り着くまでの幼少期からの自分が体験した事を簡素に話した事で追体験を図らずもしてしまい、心の底に固く封印していたドス黒い思いの思念が溢れてしまった悟飯の頭に、暖かくて大きくて柔らかな手がそっと乗っかり
驚いて頭を上げらば、酷く悲しそうな顔をしたラディッツという男の顔とぶつかった・・・・どうして・・・・
「な・・・・んで?」
理不尽が始まったきっかけと同じ名前をもった者が
「どうして・・・・」
どうしてラディッツの名前をもつこの人が痛ましげな顔をしている!!!
どうしてこんなに穏やかな気配が漂う世界の中にいる!!!
自分が小さい頃から大好きだった世界は!こんな風に優しい世界で出来ていて・・・それを壊した奴の名前で・・・・留めて底に落とそうとしたドス黒い思念が表に溢れ出し
「なんで!!なんで貴方みたいな人が-ラディッツ-何ですか!!???どうして僕の世界の貴方は!!貴方は本当に酷い奴で!!!お父さんを虐めて!死なせて!!!僕達が酷い目に遭うきっかけを作ったラディッツは・・・・・・貴方は・・・・・・・あ・・なたは・・・・悪くないのに・・・・・すみません・・・・・」
理不尽な怒りをまき散らしながらも、悟飯は自分の考えの矛盾に気が付いて行く
ラディッツが地球にこずともレッドリボン軍を父に壊滅させられたドクターゲロが作った-セル-が、十数年後に誰にも気が付かれる事無く襲来し、ただ地球の中だけで修行していた父は倒されていただろし、宇宙からの襲来した強敵たちの細胞を取り込まなかったセルをよしんば撃退していても、それでも-魔人ブウ-が地球に眠っていた事実が消える訳ではないので矢張りそこで詰んでいる・・・・・
ラディッツという卑劣な奴は確かに許せないままだが、あいつがいなければ宇宙に行く事は無くそうならば父は超化も瞬間移動もフュージョンを知る事もなく、成す術もなく悪のままの魔人ブウに地球丸ごと滅ぼされていたのだろうと己で結論が出てしまい、八つ当たりで激高した己が恥ずかしい・・・・
強敵がいなくとも父には心臓病もあったなと浮かんだ時にはいやになった。
自分は呪われているかの様だと、両手で顔を覆い深く項垂れるほどに
その様子に、周囲はまた沈黙に包まれる。
普段、孫悟飯という男は怒る事がない
優しい気性も相まって、大半は相手が怒っているのを宥めている姿が多く、戦いを厭いがちでトレーニングをさぼって超化の一段階まで力を落とす程、武とは無縁になりたがっている弟子の八つ当たりとも言うべき激高にピッコロは悟飯の言葉と想いの数々に打ちのめされるように驚き反応できず、悟空とブルマもそして武天老師とクリリンもまた同様で止めることが出来ず、言いたい事は全部言わせてみようという方針のベジータが放置するのを、ラディッツの弟達も黙って見守る。
自分達が出ずとも、兄は相手が何を言っても動じることなくぶつけられ全ての感情を優しい笑みで呑み込んでいく。
きっと・・・・・この子供の世界は-本来の自分達も辿るべき道-から来てしまった子だとラディッツは知ったから。
話しを聞けば目の前の-フリーザさん-はサイヤ人の大半を滅ぼし・・・・そして自分と同じ名前をした者は武官として成長した果てに-古いサイヤ人-のままに育ち死んだのだと・・・その被害を、その後の過酷な世界の中を幼少期の稚い日々を捨てさせられた子を産み出してしまった世界で・・・・・自分が言える事は何もなく、ただ黙って受け止めるのを、悟飯はその沈黙こそが痛くて、だが何故か何も言われない事の方がほっとしてボロボロと涙が出て・・・・・悟飯が話を始めそして落ち着くまでの間に、高かった日は夕暮れの前まで時が流れ、空が茜色に近づき、話の続きは夕飯を食べた後にでもどうだろうと、少しおどけた様子で言いかけるラディッツであった。
ここに来るまで地球存亡の戦いをしてすっかり疲弊したのであれば、夕食だけ食べさせて寝かせてから話は起きてすっきりとした頭でした方が良いのではないかとラディッツは算段をしていた。
自分は過去-二度-しか故郷の滅亡と存亡の危機には遭った事は無く、幾度も遭ってしまい疲れた子供はお腹いっぱい食べさせて暖かい布団で寝かせて・・・・・甘やかしたい病が起きたのだ・・・・・・だって可愛い子なんだもん・・・・自分で悪い事分ったらきちんと謝れるいい子なんだもん・・・・弟達同様に可愛い子はおじさんすっかりと・・・絆されかけたその時
大変な事が起きたぞお前達!!!!!
・・・・・・自分の危機をフリーザ様達に教えてくださって以来、やり取りをする事の無くなったという界王様とやらの声が孫家に響き渡った。
北の界王はもう焦りに焦っている!
ラディッツがクウラに攫われ、あわやそのせいで宇宙大戦争勃発になりかけたのを阻止しようという時以上に・・・・・何故なら・・・
「ビルス様!!西銀河の方面が、正体不明の惑星から続々と-クウラ-に似た銀色の生命体が出てきて星々を荒らし回っているのを西の界王が見つけて!其の上地球と密接につながっている-地獄-が、今までいもしなかったあり得ない程の強さを有した死人が出現して滅茶苦茶にしていると閻魔大魔王から救難念話を受け取ったのです!!!」
「ハァ!!??・・・・・そしたら、北銀河のこの星以外にも異次元から来たってやつがいて暴れまわってるってこと?・・・・・・自分達の世界でもない癖に暴れるなんて身の程知らずどもが!!」
宇宙の奴は破壊してくるから、こいつ等に地獄の様子を伝えてよという破壊神様のお言葉に、界王は安堵しつつ
「それが・・・・先程から儂も異次元の孫悟空達の様子を見て弱体化をしているので新たに出現した者達も碌な力を振えず終わるかと思っていたのですが・・・頭に輪のある亡者たちは滅茶苦茶強いのです・・・・」
孫悟飯という青年の話では、向こうの破壊神様に迫れるほどの力を持つ者達が父の孫悟空とベジータとフリーザ達で、そのフリーザと破壊神たちですら弱体化の影響を受けているというのに、亡者の敵は弱くないという・・・・
「・・・・・不味い・・・・ビルス様・・・・この世界の陰陽の理が宇宙全体で崩れているかもしれません・・・」
「・・・・どういう事?」
星の破滅と誕生は表裏一体
破壊と滅亡の陰と、誕生の陽は均衡である事こそが大事だというのにと、ラディッツの言葉に物凄く不快感を覚えたビルスは、ラディッツがテラの陽の気が弱まって感じた事を聞いてさらに不快となった。
それは、戦いと死という大量の陰の気を異次元の奴等もろともにこの世界に流し込み、生者は弱体化しても亡者は流れ込んできた陰の気で弱体化どころか力が増しているのではないかと説を披露されたとき、異次元の悟空達を破壊してやりたくなるほどに・・・・
自分の世界ではない者にしてやる情けなぞなく、そもそもが厄介事を起こされる前に異次元の者達なんて破壊した方が手っ取り早いだろうとすら考えていただけに、自分の世界の存続すらも危うくしているならもういいよねこいつ等破壊してもとになるほどに。
それは気まぐれでありかつ己の中のルールで定めた宇宙の均衡を保たせる為に動いてきた破壊神・ビルスとしておかしくないと、主人の考えを察知したウィスはとめようとはしなかった。
実際、自分達と似た存在であろうともこの宇宙こそが大事なのだから、あちらのビルス様達にも消えてもらのも手だと。
しかし
「西の宇宙に言ってくるから、お前達は全員で地獄で暴れている奴等が地上に出てきたら全力で止めてよね。」
そうでないと困る、地球が無事でなければブルマが作ってくれるプリンアラモードが食べられないだろうとぼやきながら、気にくわないもの達の破壊よりも宇宙と地球を守る方に重きを置いたビルスは、天使をお供にして行ってしまい周りはどうしたものかと顔を見合わせる中
「あぁ・・・お前達・・・その・・・・今回の地獄の騒動は実はの・・・」
死んで数万年ないし何億年もの間にあの世で修行している者達が向かって対処しているから、地獄は何とかなりそうだという言葉に、
「そっか!パイクーハン達はこの世界にもいんのか!!!!」
懐かしそうに叫ぶ異次元の悟空に、何か知っているのかとラディッツが問いかければ
「なんじゃと!!!?????」
またもや界王の慌てふためいた声がして・・・・悟空が言いかけたパイクーハンが負け、一部の亡者達が五行山のあの世とこの世の境を目指しているという!!
地上に出て暴れる為に
其の報せを受けたとラディッツは一呼吸し己を落ち着け
「そちらの破壊神様にお願いがございます。」
残った破壊神様に、ラディッツは丁寧に頭を下げ頼みごとをしたいという言葉に、弱体化した自分に何の用と、少し不貞腐れながらも応えた破壊神様に、この場に残ってそちらの世界のフリーザさんが悪さをしないように見張っていてほしい旨を伝えた後
「カカロット!五行山に一足先に行く!!!」
道すがら世界に異変が起きていないか探るから、お前達は周りを気にせず五行山に来いという指示を出しながら扉に向かい、弟達が止める間もなく飛んで行ってしまった!!
「は・・・・はえええ・・・・」
「ば・・・バカな・・・・今の俺の目をもってしても見えなかっただと?」
「あんな優男が・・・」
「うるせえよお前達・・・」
何時もの如く他を置き去りにするように飛んで行くラディッツの魔法の様な武空術に、異次元の悟空とフリーザと天使は、なぜラディッツが海辺からこの村に来る時に飛ぶのではなく跳ぶ方法で自分達についてくるように言って来たのかの疑問が解けた。
飛ばれては気配のないあのラディッツだと・・・・・最低な兄と同じ名前の男を追う事は不可能だったからだと騒然とするのを、ラディッツの弟達が騒ぐなと不快そうにする。
向こうのラディッツが最低な奴だからと言って、兄と混同するだけでも許しがたいのだから。
そんな男たちのピリピリとした気配は
「このお馬鹿達!!!」
バシンと、夫と悟空の背中をブルマは叩き
「私達のせいでこの世界が滅茶苦茶になってるっていうなら私達が手伝いに行かなくてどうすんのよ!!!」
私は付いて行けないけれど!あんた達は力ゼロになったわけじゃないんだからサポートでも何でもしなさいよという怒鳴り声に、いろんなことで驚いて呆然としたクリリンが苦笑し始めそして笑いだす。
自分達が迷った時は、無茶苦茶言いながらも喝を入れてくれるブルマを思い出して
「そうっすね!・・・・まだまだできる事はあるかも知れないから、そっちの悟空さん、俺達にも手伝わせてください!!」
「下品に大声出しやがって・・・だが内容は間違ってないな。」
「ブルマさん達の言う通りですね、僕達でもできる事があるかも知れませんから頑張ってみませんかピッコロさん?」
「ふん!私はいきませんよ?人助けなんて虫唾が奔る・・・」
「あぁ・・・・おめえには期待してねえけどよ・・・・確かにおら達が来たせいだってんならおら達が責任とんねえとなんねえだろ?」
それでおらが死んじまっても気にしねえぞとからりと笑う向こうの悟空に、ベジータ達は馬鹿な事をいつもの様に言っていると笑うのを、毒気を抜かれた悟空は疲れた様にため息をつき、兄の下に行くから着いてこいと、悟空は超化ニになって先に飛び立ち、クリリン達が案内をする。
色々と間に合ってくれたこの世界の悟空達が願う中
「アンニン様!!」
崩れかけていると外から見てもわかるほどのダメージを内部から受けている五行山の中に飛んだまま入ったラディッツの目に映ったのは
緑色に黒の斑点模様の硬い虫の様外甲冑におおわれた様なやつが・・・
セル!!!!
自分が見間違うはずない・・・あちこちに飛び跳ねた癖っ毛の真っ黒な長い髪に茶色のしっぽを持った・・・自分が弱いせいで寿命よりも早く喪ってしまった息子のセルに覆い被さり殴りつけているではないか!!
自分の言葉に驚いた緑野郎のことなぞ知らんとばかりに、ラディッツはジュニアと魂も同化しだはずなのに、なぜか騒動の場にいる息子を助けるべくテラから力を借りて本日二度目の白銀となり、セルの上にいて自分に驚いているやつの顎を思いっきり蹴り上げ五行山の外へと叩き出し
「セル・・・」
「ちち・・・ぎみ・・・」
頭に輪があり、かつてアンニン様から教わった亡者の様だが、ラディッツにはそんな事は些末どころかかけらもきにしていなかった。
最愛の息子の相手がさっきの奴一人かそれとも他の敵達もいたのはわからないが、ボロボロになっている姿を見せまいと立とうとするセルをラディッツは押し留め横にする。
疲れ果てた息子・セルを落ち着かせるために、後で必ず会おうと言葉をかけたラディッツは敵と思しき・・・息子襲ったんだから当然敵だと認定したラディッツがー緑野郎ーの体に膝蹴りを打ち込み、頭を上から押さえて膝を額に入れ容赦なく削っていき、追いついた弟達はその光景に歓声を上げるどころか、日に二度も白銀にならないでくださいと焦り止めようとするのを、なぜあいつらはそんなに焦っているのだと悟空達は首を傾げる。
強ければ十全に力を発揮しているかつての強敵が、この世界の兄ちゃんにぼこられているのだから良いことではないかと