俺ラディッツは弟を絶対に守り抜く   作:ドゥナシオン

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悟空とブルマのドラゴンボール探し!・・・・兄は心配です②

エイジ749 地球の北側

 

季節は今は九月である。

 

世間は夏が盛りを過ぎてそろそろ秋になるところもある季節である。

 

海にいた水着のピチピチギャル達が、今年の秋のトレンドはなんであるかとファッション雑誌片手に街で遊んでいる頃・・・・北の谷で超季節外れの雪崩に遭っている者達がいた・・・

 

水色の髪の女の子をしっかりと横抱きにして抱えた少年が、雪崩から逃げきろうと猛スピードで走っている。

 

「きゃぁぁぁぁぁ!!!雪に追いつかれちゃう!!!」

「姉ちゃんおらにしっかり捕まってろ!!目の前の林に逃げ込む!!!」

「悟空!!あとちょっとで!!」

「怖かったら目ぇつぶってろ!!絶対に大丈夫だ!!!!」

 

北の谷にドラゴンレーダーに反応あり

 

祖父悟飯の見送りを受けた二人は、食料に余裕があるうちに遠くからドラゴンボール探しに行こうと決めて、北の都の横にある、万年雪がある山の中腹にやって来た。

 

万年雪があるのは頂上であり、中腹はまだまだ風が気持ちいいくらいの気温であった。

 

「はぁ・・・空気が美味しい!ここでお昼ご飯食べてから、あの崖にある鳥の巣を一つずつ覗いていくわよ。」

「姉ちゃん・・・・おらが行くから上で待ってろよ?」

「えぇ!折角絶景の中でロッククライミング出来るのに?」

「駄目だぞ?じいちゃんから安全第一だって言われておらと姉ちゃんの三人で指切りしたろう?」

「う・・・・分かったわよ。ロッククライミングはお兄ちゃんがいる時またここに来ましょう。悟空は真面目ね~。」

「おら姉ちゃんが怪我すんの嫌だぞ。」

 

折角なのでバイクで登山道を半分上った後は、歩いて一時間かけて山を登り、目当ての崖の上まで来たブルマは、自分で鳥の巣を一つ一つ探索すると言って悟空を驚かせたのだ。

 

レーダーの反応のあるところを見れば、垂直の崖に鳥の巣が沢山あり、あの巣の中か崖の隙間にあるようで、ロッククライミングをして見たかったブルマはいい機会だと喜んだのを悟空は真っ当に待ったをかけた。

 

理由は全部ブルマに言った通り。

 

じいちゃんとの安全第一の約束と、ブルマ姉ちゃんが怪我するかもしれないのが嫌だからだ。

 

優しい悟空の気持ちが嬉しいブルマはありがとうと悟空の頭を優しく撫でるのを、悟空は嬉しそうにしながらお昼ご飯の支度をする。

 

ブルマがカプセルに入れていた大量の今日の分のお昼のおにぎりを出している間に、悟空は保温ポットに入れいるお茶を二つのカップに注ぎ、ブルマが座る所に上着を置いて準備を全て整える。

 

悟空は今も悟飯と同じ服を小型化したものを着ており、上着を脱げば袖なし肌着だが気にもせず、姉ちゃんここだよとブルマを座らせる。

 

そんな優しい弟に、ブルマはしみじみと思う

 

この子もなんだかんだとお兄ちゃんに似てきている

 

紳士的な行いを始めたのは兄・ラディッツであった。

 

初めて悟空とラディッツに出会って暫くして、兄になってくれたラディッツと悟空と自分の三人だけで西の都から少し離れた湖に遊びに行った時、敷物を忘れたラディッツが、自分の上着を広げて自分と悟空を座らせてくれた。

 

「兄ちゃんはいいのか?」

「お兄ちゃんの上着汚れちゃうわよ!」

 

自分は少し湿った草の上なのにと二人で自分達も大丈夫だと言ったのを、兄ちゃんは大丈夫だと優しい笑みで頭を撫でて座ってていいのだと言ってくれた。

 

其の時と同じように、悟空が自然と上着を脱いで座らせてくれるのを、ブルマはありがとうとお礼を言ってそっと座る。

 

優しい気づかいにきちんと報いる為に

 

 

沢山握り飯を食べた悟空は、上着についた傘を払い落として着た後にむんと体に力を入れてロープを腰のあたりにしっかりと巻き付け、崖のすぐそばにある木に結び付け何度か扱いて強度を確かめる。

 

「うん!大丈夫そうだ!!姉ちゃん行って来るな!!」

「気を付けてね悟空、鳥につつかれたら戻ってらっしゃい。」

「へへ、そんくらい何ともねぇから大丈夫だよ。」

 

おらステンレスより硬いからと笑い、行ってきますとのほほん顔で悟空は降りていき、鳥たちに謝りながら巣の中を探させてもらう。

 

白い鳥たちの巣は存外底ば窪まってて深く、何十年と巣を強化して使っているのか古い木の枝の上から新しい木の枝が重なっている。

 

悟空は巣を壊さないように、そっと中を覗き込む。

 

無論怒った鳥に顔や鼻をつつかれるが、悟空からしたらくすぐったく感じるだけでへっちゃらである。

 

「悟空!レーダーによると、もう少し右側にあるみたい!!!」

「右?えっと・・・おらから見た右か?」

「そう!その辺!!!何かある?」

「えっと・・・あぁ!!ひびの隙間に何か光ってるのがある!!!」

「きっとそれよ!届きそう?」

「うん・・・おらの腕だと届きそうにねぇぞ・・・」

「そしたら一度戻ってきて!」

「分かった!!」

 

崖を五百メートルほど降りた悟空は、ロープを掴んで崖のくぼみや岩の出っ張りを使って跳びはね、悟空はあっという間に元居たところに戻り、ブルマに預けていた如意棒を受け取り再度チャレンジに行った。

 

「これはな、伸びろと言った分だけ伸びる不思議な棒じゃ。」

 

その昔お師匠様から貰ったものだと、出掛ける時に渡されたのだ。

 

危なくなったらこれを使う事、使い道は様々にあるので二人で相談して使うといいと。

 

ブルマは悟空の手が届かないのであれば如意棒を伸ばして取れないか試してみてというのを、、悟空も賛成して

 

「えっと・・・ちょっと伸びろ如意棒。」

 

悟空は歩いている最中に如意棒の性能を試してもいた。

 

力強く言えば天高く昇り、小声で言えば自分の身長を倍にしたほどに伸びた。

 

ここならこれくらいかと試せばスルスルと伸び、コツンとボールに如意棒が当たったので、悟空は棒をボールの下に当たるようにゆっくりと調節をしながらほんの少しだけ伸ばし、ここだと思ったところで棒を戻せば、ボールが転がり悟空が出した左手の掌の上にポンと乗った。

 

上手くいったぞと悟空がブルマにボール採れたと報告しようと上を向けば

 

「きゃぁぁぁぁぁ!!!」

「!!!姉ちゃん!!!!!」

「悟空!!!」

 

 

大きな、それこそ時折見かけるプテラノドン(ラディッツ命名)がブルマを巨大な足で掴もうと急降下をし、突然自分を覆った影に異変を察知したブルマは上を見て悲鳴を上げた。

 

まさか巨大鳥が飛来してこようとは思わず、危機を察して逃げようとしたブルマは、獲物を掴まえる事に長けた巨鳥から逃げられずに捕まれ空高く飛んでいった!!

 

「姉ちゃん!!!!伸びろ如意棒!!!」

 

崖を跳んで上るのももどかしいと、悟空はとったボールを懐にねじ込み、ロープを噛みちぎりながら如意棒を崖の隙間に突き刺して伸ばして崖の上に戻り、頂上に向かって飛んでいく鳥を走って追いかけた。

 

今如意棒で上に行っても鳥には届かず、如意棒を投げて鳥に当てれば捕まったブルマが危ない!!

 

幸い鳥が飛ぶよりも、武芸は兎も角兄と走って鍛えた悟空の足の方が速かった。

 

走って走って、万年雪が残るところまで登った悟空は、鳥の下まで追いつき

 

「伸びろ如意棒!!!」

 

地面に如意棒を突き刺した悟空は真上ではなく前方斜め真に方向を定め伸ばし

 

「姉ちゃんちょっと怖えぞ!!!」

 

いやあああと、戻した如意棒で鳥の足の付け根をぶったたき、痛みに耐えかねた鳥はブルマをおとしてそのまま飛んで逃げていき

 

「悟空!!!」

「姉ちゃん!!!!」

 

悟空は落ちるブルマを横抱きにして受け止めた後、両手の上にブルマを乗せて地面にずんと降り立った。

 

「ち・・・ちべてぇぇぇぇ!!!!!」

 

落ちた衝撃のまま地面に降り立った悟空に痛みはなかった。

幸い下は雪があるのと、そこはサイヤ人の肉体強度が物を言ったが、気を体に張り巡らせることを知らない悟空は、体の半分以上が雪に埋まった時に途轍もない冷たさに驚き大きな声を出してしまった。

 

パオズ山は基本温暖で、雪も滅多に降らずに悟空が雪の冷たさを本格的に味わったのはこれが初めてであり・・・

 

「ご・・・悟空・・・・雪山でそんな凄い大きな声出したら・・」

「へ?」

 

 

ゴゴゴ・・・ゴゴゴ

 

悟空の声はそんじょそこらの声ではない・・・何なら工事現場の騒音よりも今の声のほうがでかかったと感じたブルマは嫌な予感がすると言いかけたが

 

ドヴァ!!!

 

「逃げて悟空!!!」

「なんだあれ!!!!!」

 

二人同時の悲鳴を呑み込むように雪崩が起きたのだ・・・・

 

 

▲▲▲

 

「お・・・・おら風呂入りてぇ・・・」

「悟空の方が体冷えてるから先に入って温まって・・・」

 

あの後林に逃げ込み、一本の木を蹴って倒した悟空は木の上に乗ってスノーボードの様に操り二人で難を逃れる事に成功し、雪がまた来るかもしれないので二人は急いでバイクに乗って下山して、暖かいイーストエリアまで戻っていった。

 

「・・・・パオズ山が見えてるけどいいわよね・・」

「何か戻ってきちまったけど、二つ目はこの辺りなんだよね。」

 

まさかお兄ちゃんに見つかる訳も無しにと、二人はパオズ山の頂上が少し見えるところで、二つ目は明日にしようと休む事にした。

 

ホイポイカプセルの家のお風呂は直ぐに沸き、悟空が温まっている間にブルマは悟空が見つけたドラゴンボールの星を数える。

 

「五・・・五星球(ウーシンチュウ)か。四星球(スーシンチュウ)と二星球(アルシンチュウ)で三つ目。

あと四つか・・・お兄ちゃんにばれちゃう前に集められるかな・・・・集めたいな・・」

 

今ある球を全てテーブルの上に置き、あと四つもあるのだとブルマはウトウトしながら考える。

 

夏休みは一か月ある。

しかしあまりにも長く出掛ければ、きっとお業を煮やしたお兄ちゃんが、お爺ちゃんの説得にも耳を貸さずに自分達を連れ戻しに来るのが目に浮かぶ。

 

優しいから、自分達を守ろうとしてくれるから・・・いつまでも自分を子供のように扱うお兄ちゃんが・・・・ちょっと・・・・ほんのちょぴり・・・・

 

「姉ちゃんふ・・・あらら・・」

「すぅ・・・すぅ・・・・」

「疲れちまったか・・・・髪くらい解かないと・・」

 

ドラゴンボールの前でうつぶせに寝てしまったブルマを、お風呂で温まった悟空はブルマに声をかけずにそっと髪ゴム二つをとって、寝室に向かい、ベットに降ろして靴下を脱がせて腰のポーチをとってやり、布団をかけ小さな髪ゴムをどこに置こうか思案する。

 

 

ブルマは出会った時から髪を背中の真ん中まで伸ばしている。

 

三つ編みにしたりポニーテールにしたり、誕生日に兄と共にリボンやキラキラとした髪留めを贈れば喜んでくれて、今とったゴムも其の内の一つ。

 

髪ゴムをサイドテーブルに置いた悟空は、もぞもぞと動いて横を向いたブルマの背中をポンポンと優しく叩いて布団をかけ直し

 

「お休み姉ちゃん。」

 

そっとお休みの声をかけてリビングに戻る。

 

リビングと寝室は寝室と別れている程の広さがあり、お風呂とトイレは同じ場所にある。

 

リビングにつけられている台所で、自分の分ともしかしたら目を覚ますかもしれない姉の分の中華まんを用意する。

 

出掛ける三日前からせっせかと祖父と姉と自分の三人でこさえて冷凍してあるのを、食べる分だけレンジで温め、その間に簡単な塩野菜スープを作るだけ・・・中華まんは大人の拳大を十五個温め食べ終わり、歯を磨いてもブルマが起きてくる気配がないので自分もベットに潜り込む。

 

ここは自動で警備システムが働くという・・・・安全だと安心をして

 

 

▲▲▲

 

 

そして二人は翌日ほとほと困り果てた・・・

 

悟空が早朝ランニングをしている時に、亀、それも-海亀-を助けたところから端を発する。

 

弱っている様なのでブルマの待つ家に戻り、海亀に驚いたブルマは、のどが渇いたのでわかめ入りの塩水ほしいと人間の言葉をしゃべった事に二度びっくりしたが、空飛ぶ兄と、超人的な弟がいるのでこんな事もあるのかと少ない驚きでちょっと待っててバケツにわかめと塩水をもって行き、海亀が何でこんな内陸地にいるのかと尋ねてみれば

 

 

「・・・海亀が松茸狩りって何よ其れ・・・」

 

一年も迷った理由の方がブルマにとっては驚きである。というか呆れた・・・よくまぁ荒野でうろついている恐竜達や人間に食べられなかったものだと・・・

 

クイクイ

 

「ん?どうしたの悟空?」

「姉ちゃん、こいつ海に返してやろうよ・・・」

「う~ん・・・南下するように海岸に出ればいいか・・・海亀さん、ちょっと私達もご飯食べるから家の中に入ってちょうだい。」

「えぇ!連れて行ってくださるんですか?」

「急ぐ旅ではあるけれどもまだ時間に余裕があるからいいわよ。悟空も海見るの初めてだから丁度いいわ。」

「うん!おら海もみたいぞ!!お前も家の中で休んでろよ。」

「・・・・何と優しい坊ちゃんとお嬢ちゃんで・・・」

「あらら・・・泣く事ないじゃない。私達冒険の途中なの。

あっちこっち行くのが楽しいのよ!」

 

松茸狩りに出掛けたはいいが取るのに夢中になるうちに皆とはぐれてしまい、疲れ果てもう駄目かと思っていたところに優しい子供達に助けられ、感激して涙を流す海亀に、ブルマと悟空は何でもない事の様に笑って海亀を家の中に入れて朝食を摂り、悟空はいつもの服で、ブルマは白い繋ぎズボンブーツを履いて、赤いリボンで髪を結って支度を整えて家をカプセルに戻す。

 

「えっと・・・これかなぁ・・」

 

ポワン

 

取り出した乗り物は銀色の空飛ぶサイドカー付きのスクーター

 

「悟空が昨日みたいに私の後ろに乗って私に摑まって、海亀さんはサイドカーに乗ってちょうだい。」

「これはまたすごい乗り物ですね・・」

「姉ちゃん、これも昨日のバイクみたいに速いんか?

スピード凄すぎて海亀飛んでちまわねぇか?」

「ふふん!これはね、私が愛情込めた空飛ぶスクーターなのよ!サイドカーの方は空飛んだと同時に透明なドームが覆うから大丈夫!

このヘリから海亀さんが手を出したら、出てきたドームに手を切られちゃうから気を付けてちょうだい。」

「うへ!気を付けます!!」

「たまげた・・・兄ちゃんみたいに空飛ぶんか・・」

「お兄ちゃんに見せて驚かせたかったけど!初乗車よ!!試運転は一か月私自身でしたから大丈夫!!」

 

少し怯える海亀にブルマが太鼓判を押すのを、姉ちゃんが作るものなら大丈夫だと悟空も請け負い、おずおずと海亀が乗り込んだところでブルマと悟空もスクーターにまたがり

 

「「レッツゴー!!!!」」

「うひょおおおおお!!!!」

 

子供二人の元気いっぱいな声と、驚く声が空にこだましものの二十分で海に辿り着き、海亀は感激した後是非お礼がしたいらから此処で待っていてほしいと二人に行って海にダイブした。

 

「悟空、遠くに行かなければ遊んでていいからね。」

「おらもここで海亀待つ。昨日みたいに姉ちゃんが攫われるの嫌だもん。」

「・・・・・あんな怪鳥そうそういないと思いたいわね・・」

 

三十分くらい待ったか、悟空はカニや落ちている貝を見つけては楽しみ、ブルマは木陰を見つけて音楽を聴いてのんびりと過ごす。

 

昨日は大冒険をしたのだから、今日は中休みにしてもいいかなとバカンス気分で海を見ていたら・・

 

「悟空・・・・海の上をお爺ちゃんが近づいてきてる・・・」

 

サングラスをかけてアロハシャツを着て-亀の甲羅-を背負った老人が近づいてきているではないか!!

 

老人はどうやら先程の海亀に乗っており、直ぐに海岸に辿り着き

 

「ハロー!」

「お待たせしました!!」

 

ご老人と海亀に挨拶をされた二人は、とりあえず無難にこんにちわと挨拶を返した後、ブルマはちょっと待っててと二人(?)に断りを入れて悟空を抱き込み小声でどうしようと相談をし始めた。

 

出掛ける際に、二人は悟飯に安全第一の約束をした後、もしもでいいのでと頼まれごとを一つされている。

 

「あちこち行った時、もしかしたら亀の甲羅を背負ったお方に会うかもしれん。」

 

その方は自分よりもうんと年上の方であり、白くて長いひげをたくわえられてサングラスをしており、大抵亀の甲羅を背負っているという。

 

もしもそんな人を見かけたら、声をかけて名を尋ねて欲しいと言われて、二人は二つ返事で引き受けたが・・・・まさかそんな人に出掛けて次の日に会うって・・

 

しかしブルマはそんな天文学的な奇跡が早々ある事は無い筈だと、一縷の望みを捨てずに、悟空に名を聞いてもらう事にした。

 

「あの・・・」

「うん?相談とやらはもういいのか?」

「あ・・・おらその・・・孫悟飯の孫で孫悟空って・・・いいます・・」

「なに!!孫悟飯じゃと!!!・・・もしやその背に背負っている棒は儂が悟飯にあげた如意棒か?」

「あ・・・うん・・じゃなくて!はい!!」

 

慣れない敬語もどきに悟空は四苦八苦するが、子供が頑張っているのうと目の前の老人は気にせずに話を続けてくれる。

 

「ほほう!!亀を助けてくれたいい子がまさかあ奴の孫とは!!ん?そっちのお嬢ちゃんも悟飯の孫か?」

「あ、いえ、悟空と私は姉弟になってるけれども、カプセルコーポレーションの娘でブルマといいます・・・・その・・・もしかしてお爺ちゃんって・・・武天老師様かしら?」

「ほほ!悟飯から話を聞いとるのか!いかにも儂は亀仙人こと武天老師じゃ・・・奇縁じゃのう。亀を助けてくれたのがあ奴に連なるものとは。」

 

互いの素性を知り合い、再会した海亀とあ奴の事を覚えておるかと盛り上がっているのを横目に、悟空とブルマは冷や汗を流して相談を再開する。

 

もしも武天老師様にお会いしたら知らせて欲しいと悟飯に頼まれたのは別にいい・・なんなら喜んでお連れするのだが・・・その際には絶対にラディッツも一緒だと厳命されているのだ!!

 

疎遠になってしまったお師匠様に、孫二人をきちんと会わせたいからと!!

 

ドラゴンボールまだ三つしか見つかっていないのに・・・ドラゴンボール探しの旅は絶体絶命のピンチだこれは!!!!

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