エイジ750 地球のどっか
「おりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」
「待て待て悟空!!!」
「待たねぇぞクリリン!!!」
・・・・あるところに、仲のいい兄弟弟子がおったそうな、同日に仲良く同じ師匠に弟子入りを頼み、二人で力を合わせて弟子入り課題をこなして共に亀仙流の弟子になり、仲良く天下一武道会に出場してその四日後に、これまた仲良く修行の旅に共に出たそうな。
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「えっと、前回ドラゴンボール探しで使ったホイポイカプセルの家と、二人分の通信機器と、銀行のカードと現金五十万ゼニー入りのお財布と・・・・着替えは一年後に帰ってくる約束だから半年後に下着を買い足せばいいな。」
「悟雲兄さん・・・その・・・やっぱりお金貰いすぎでは・・」
「そうだぞ兄ちゃん!おら達だって日雇い土方で・・・」
「二人共!」
「「う・・・」」
「はぁ・・・いいか、二人が武天老師様の修行時代に土方で働けたのは、偏に修行の名目もありなによりも武天老師様のお口添えがあったればこそやらせてもらえたんだぞ。」
然るに保護者も見当たらない子供二人を雇うところなぞ、あったとしても碌なところではないというラディッツの言葉に、修行の旅の路銀は自分達で稼ぐとカッコいい事を言って見たかった子供二人をシュンとさせる。
そんな二人をブルマが笑って執成す。
「お兄ちゃん、二人も男の子の意地を見せたいのよ。自分達だけで出来るって。」
「ブルマ・・・そもそも十三歳の子供二人が一年も修行に出すだけでも譲歩なんだぞ?」
「あら?お兄ちゃんは十二歳で家を出たんでしょう?」
「俺は・・・・兎も角社会勉強もかねてだが一年の約束を忘れるなよ二人共?」
「はい!!」
「うん!おらたちちゃんと約束守るぞ!!」
自分は六歳の頃から宇宙規模のやばいところで働いていたのを超絶棚に上げて、兄弟に過保護ラディッツとしては十三歳の悟空とクリリン二人だけの修行旅には反対したい所ではあるが、クリリンがいれば道中悪い奴等に騙される事は無いだろうと見込み、荒事になれば悟空は判断が早いので其れでお互いを補う・・・筈だと考える事にしたのだ・・・超心配・・・俺も一年休暇取って付いて行きたい・・・
そんな野望を胸にたぎらせているやばい兄ちゃんは置いといて
「悟空!ドラゴンレーダーの二つ目できたから上げるわね。
使い方分る?」
「サンキュー姉ちゃん!!へへ・・・えっと九月以降になったらボールは石から戻って探せるんだよね。」
ブルマの二人というか悟空への旅の餞別はドラゴンレーダー二号機であるのを、悟空は喜びクリリンは其れが例のボール探す奴かと興味津々に覗き込み
「何だ悟空、お前はまたドラゴンボールを探すのか?」
「悟空さ何かお願い事があるんけ?」
「・・・あれに願わんでも俺に頼め。」
「うん?探すけど別におら願いなんてねぇぞ?」
悟空の修行目的は強くなること以上に、自分の足で広い世界を駆けまわり、目で見て感じて触って世界の凄さを知りたい。
きっとそれは、今以上に自分を大きくしてくれる気がするという悟空と、ぼくも自分の目で沢山の事を見たいというクリリンの言葉に、師匠の亀仙人が許可をし保護者一同でお見送りをしている。
ちなみに亀仙人は一年後に会おうと見送りはしないという。
いちいち修行の旅を見送って弟子が甘くならないようにとか・・・ちょっぴり素直でないお師匠様は鶴・亀両方なのかもしれない。
それは兎も角として、悟空の旅の目的は修行だけではなく四星球探しでもある。
あれをじいちゃんが見つけて姉ちゃんが調べ、そのおかげで旅に出てヤムチャ・プーアル・ウーロンに出会えて仲間になり、チチと結婚する事になり亀仙人も見つけたので弟子入りしたらクリリンという兄弟が増えたという嬉しいことだらけを、出会わせてくれた四星球をお守りの様に孫家に安置したいのだ。
「へへ・・・そんな凄いボールなら是非安置しておかないとな・・」
「んだな、そのボールのお陰でおら悟空さのお嫁さんになれる訳だしな。」
「悟空・・・無理するでないぞ?」
皆が悟空の健気な言葉にほんわかしている傍らで、兄は弟の可愛さに天元突破して鼻血出しそうな程に悶絶してる・・・天使がいた・・・・アホか
まぁそれも置いとくとして・・・
「姉ちゃん!これぶっ壊れたりしねぇか?」
「乱暴に扱わなかったら大丈夫よ。」
「う・・・ん・・・おらが持ってると壊しそうだしな・・」
「悟空、これくらいのホイポイカプセルのケースに入れて持ち歩くってのでどうだ?」
「お!やっぱりクリリン頭いいな!!姉ちゃん、出来るか?」
「まっかせなさい!!」
「・・・そういえばブルマ、そもそもドラゴンレーダーはどうしてドラゴンボールを簡単に見つけられるんだ?」
確かピラフ一味のドラゴンレーダーは大型モニターで、マイたちに世間話で聞いてみれば、ボールの位置は結構範囲が広かったと聞いた気がするのだが
「ふっふ!!天才的のブルマちゃんに不可能は無いの!!ドラゴンボールを手に入れてある程度・・・そうね、私の数段下の人でもボールの特殊波形を探知するソナーを作る事できるだろうけど、小型化して尚且つ場所を狭める装置はそんじょそこらに売られてるようなパーツじゃまず無理だけど・・・・詳しい話する?」
「聞いてもさっぱり分からんが、ソナーになる部分が鍵になるのか。」
「大雑把に言うとそうね。周りの回路は其のソナーの感度を支える為の補助機械だって思ってくれればいいわ。」
「・・・・そんな凄い代物をこんな小型化したブルマ姉さん凄いですね・・」
「姉様天才だべ!!!」
「へへ!姉ちゃんは天才だぞ。」
「もう・・・よいしょしても何にも出ないわよ。
兎に角壊したら直してあげるけど、持ってきてくれないと直せないからね?」
「「は~い」」
まぁゲロおじいちゃんならこの位作れそうだけどねという一言に、あの爺さんにドラゴンボールに興味なくてよかったと、ガッツリと思うラディッツであった
だって!ボールに自分を倒せる人造人間作ってくださいって言われたら勝ちじゃん!・・・自分の頭脳でやりたいというあのじいさんの真っ直ぐさに感謝しよう、うんそうしよう
「それでは行ってきます!」
「一年間頑張って来るぞ!!」
山村の旅立ちは、誰が行こうとも村民全員でお見送りが通例になってきている。
「悟空!悪い奴に騙されないようにすんだぞ?」
「クリリン君!悟空の奴を頼んだぞ!」
「悟空はポヤポヤしてるところあるから本当に頼んだわよ?」
「はい!お任せください!」
「・・・・クリリンも皆も酷いぞ・・・おらそんなにポヤポヤしてねぇぞ?」
「・・・・・そうだな、お前はどちらかというとドストレートな愛情表現を特に女性にしすぎないかを見張ってるわ・・・」
「?」
賑やかな見送りに、悟飯とチチもブルマもラディッツも二人の無事を祈って送り出し、西に走る二人を見えなくなるまで見送った。
「先ずはじっちゃんに言われたカリン塔ってところ目指すのか?」
「いや、それだとすぐについて面白くないから、大陸の南の端までいって大回りで行ってみないか?」
「そうだな!そっちの方がいろんなもんが見れそうだ!!!」
「そしたら南西に向かって走るぞ悟空!!!」
「あ!兄ちゃんが考案して姉ちゃんが作ってくれた重い靴とリストバンド何時つける?」
「そうだな・・・・三日は普通に走って、その後リストバンド十キロと、靴は五キロのから試すか・・」
ラディッツは、修行と言えばまぁ重い物を普段身につけて負荷をかけるという戦隊ものでもなんでも、バトル物のお約束的な発想でカプセルコーポレーションに、見た目とサイズが変わらず重さだけが違うリストバンドと靴を作ってもらったのだ。
サイズはクリリンと悟空の足を休みをとったその日の朝にバッチリと取って電話で伝えて人海戦術で速攻で作ってもらった。
重さはリストバンドは一つ十キロから三十キロの物を左右で作ってもらい、重さは五キロずつ増やすので計十個ずつ、靴は五キロから三十キロを左右で十二個をそれぞれの重さでホイポイカプセルの中に納めて餞別として渡されたのだ。
背負う甲羅よりも腕や足を重くする物を身につけての修行は、自分達をどこまで強くしてくれるのか
ワクワクとした心で二人は南西に向かって走っていくのであった