俺は逃げるぞッツ!!!ドクタァァァアッツ!!!   作:Orpheus@失踪主

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とりあえずテスト期間なので初投稿です。
(誤字報告、高評価、感想ありがとうございます…ランキングの方でも何故か入っててビビってます…)


スカジから逃げたい

 

やぁアポカリプスだ…ようやく謹慎期間が終わりを迎えた。

正直びっくりなのだが…謹慎期間中ほかのオペレーターが心配して部屋にやってきた奴らが沢山居た。

ほとんどは俺の事について少し同情してくれて、色んな物を持ってきてくれたヤツらや、シルバーアッシュさんなんかは少し高そうなワインとか渡しに来てくれたのだ。

 

……俺泣きそう。少しでも心配して来てくれたのね……まぁ、それもあるけどCEO(アーミヤ)が来た事が1番びっくりしたかな。直々に謝ってきたのでこちらも非があったとしてその話は終わったが辞職の話は無効化された。終身雇用契約した覚えねぇんだけど()

 

だから私は逃げる事を決意したのだ。かの邪知暴虐のロドスから逃げ出す事を…まぁだが…まだ焦らなくてもいい。

少しづつ準備を重ねていけばいい……それと「森」を開く手段は最後に取って起きたい。1度開くと……本当に俺が…いや。それはまた考える事にするか…。

そう思い部屋にある台所に立ち、ケルシー先生からもらったコーヒーを入れて飲んでみる…舌触りは中々に良い。そこまで濃く無く良い香りが鼻に付く…。うん、美味しい………

 

コンコンッ

 

ん?

 

「入るわよ」

 

ノックの音が聞こえ、その美声に少し背筋が凍る。

白銀の長い髪に真紅の瞳をし、テンガロンハットを被った「少女」がそのまま入ってきた……

 

「スカジそのまま入ってくるな。返答してないだろ…」

 

どこかしっとりした感じがするそのオペレーターは、「スカジ」。俺の最大の壁にして【俺】の過去を知る少ない人物の一人。

まぁ俺からしたら「少女」にしか過ぎないが…あの怪物を倒す前まで可愛らしく、とても優しかった少女は今や何処か冷たい仮面を被ってゴリr…今とても寒気がしたので訂正しよう。力が半端ない少女になっていた…

 

「そう?私と貴方の仲だから良いかと思ってたのだけど…。ダメだったかしら……」

 

首をこてんと傾げ、不可思議そうに覗いてくる。

だから俺は彼女の事を「少女」と言う。何処かまだ甘い所がある…それだからこそ、逃げれない要因にもなってた。

 

コーヒーを口に着け、飲み込む。

 

「はぁ…まぁいい。そのバックは何時もの所に置いとけ。それと、何飲む?コーヒーか?それとも俺の気分か?」

 

少し湿ったソードバックを何時もの場所に置くように指示すると、被ったテンガロンハットをどうせ来ると思いスカジ専用に用意していた服掛けに掛けて、椅子に座り込む。

 

「そうね……じゃあ気分で」

 

「分かった、そうだな…今日は「ケイマーダ」でも入れてみるか」

 

ケイマーダ、発祥は何処か知らないが葡萄(ぶどう)蒸留酒(グラッパ)を素焼きの大きな器に砂糖とレモンの皮、コーヒー豆なんかを入れ呪文(コンフーロ)を唱えながら作る。別名「魔法の飲み物」と呼ばれるお酒だ。

燃やして作る為、お酒に入ったアルコールはほとんど飛んでいき甘い。

 

「「ケイマーダ」…?」

 

「そう、昔昔に旅人に教えてもらった不思議な飲み物さ。」

 

テラコッタ製の釜に今さっき言った素材をぶち込み、別で蒸留酒を温めていく。ワインと蒸留酒は違いはその絞りカスを蒸留させて作り上げるお酒だ…アルコール度数も高く、この様な飲み物にする時にはちょうどいい…だけども呪文が長ぇ…なので【森】の呪文を唱える事にする。ちょっとした<おまじない>をね。

 

別に温めていた蒸留酒を鎌に入れ、ランタンの灯火を分け与えてもらって火をつけると青く揺らめく炎が立ち上った。

 

「Ole kiltti, ole kiltti... Siunaa tuota tyttöä.」

 

少しづつ掻き混ぜて、専用のスプーンで上から垂らしもう一度掻き混ぜる。

燃えて広がるその液体は何処か神秘的だった。

 

ある程度たったらスプーンで液体をすくい上げ、小さなカップに入れて、それを持ってスカジの元に持って行く。

 

「はい、おまたせ」

 

いつの間にか龍門で買ったビーズクッションに何故かあるシャチのぬいぐるみを持って座っているスカジに一杯渡す。炎に包まれていたその一杯は暖かく俺も一口飲んでみる。

うん…甘いな。ドロッとしたような甘さじゃなく透き通る様な程よい甘さだ。

 

「…美味しい」

 

「それは何よりだ…で、どうした。何か用事があって来たんだろ?」

 

スカジはそれを聞くと何処からか書類の様な何かを俺に渡してくる。

これはロドスのロゴが入ってるな。中身は…なに?調査だ?

外に…出れる…ってコトォ!?YATTA☆YATTA☆これはいいチャンスだ、これなら逃げれr

 

「貴方が外に出れるからドクターからの【依頼】を持ってきたの。ドクターも私が居るから安心だって言ってたから問題はないわ」

 

その言葉を聞き俺のテンションは爆下がりした。

 

「…そうか、因みにだがどんな調査だ?」

 

だが場所によれば、心が平穏になr「エーギルの」はいアウトオオオオオオ!!もうあそこはSAN値が逝かれるので無理でエエエッス!!「文献についての調査よ」セーェェェッッフ。本当にセぇエエエッフ。

まじでエーギルなんか行ってみろ。(精神的に)飛ぶぞ。

俺覚えてるからな…ドクターがあのプレデター*1に恐れて俺を強制的に労働させまくった事を。害悪は殺す…ボブは怒った。

しかも海だから酔うのよ…【森】出身のリーベリ(?)舐めんなコウノトリじゃねんだぞワレェ…

 

「場所はクルビア」

 

スカジが俺の傍に近づいて、今持ってる書類の中で青く色付けされた紙を指さした。

 

…クルビア。か、いや。当たりじゃねぇか?

この世界にとって平和で不思議な街とも言っても過言じゃなく、原石病(オリパシー)を患う人達は差別の対象として見なされるがこの街は違う。その意識が薄れてるのだ…それはちゃんと知識がある者たちが作り上げた「理想」に少し近い街でもあった。

 

「クルビアか…あそこは確か「科学」関連に対する所とか多かったな」

 

トリマウンツ、ライン生命の本社がある場所で昔は中々にグレーな商業が発達していたが今や科学の最先端を走るような場所でもあった。

 

「ええ、アソコなら色んな情報が回ってるだろうし…」

 

手元にある書類を捲りながら、目的である「エーギルについての文献の調査、及び、可能であれば文献の入手」と書かれた内容をスラスラと読んでいくが…

 

ん?

 

「…なぁ…スカジ」

 

「何かしら」

 

「ここに「オペレーターアポカリプスはこの任務について強制参加する事。そして、溜まった3年分の有給消化と題し、その内の1週間程の観光を許可する。」って書かれてるんだが…その下に「なお、観光時には他オペレーター同伴で行かなければ成らない。またプライベートな事以外は無視する事は許されない」って書いてあるんだけど……スカジお前まさか 」

 

おのれロドスめ…この会社はどうして俺を逃がさんとするのだッ!!まるで1歩1歩と堀を埋められてる感じがする。

 

だけど、それは良い。なんか逃げれる口実になるオペレーターを使って一緒に逃げれる様になれば何とかなる。

だが、このスカジとか言う湿ったシャチめ…俺を逃がさんとハイライトの消えた真紅の目でこちらをドロっとした様なそんな感情をぶつけてきてる気がするんだが……。

 

「……ふふ、ええ。貴方と何処かへ行ってないと思って…ねぇ?良いわよね?約束したもの…「私を見捨てない」って」

 

ヒェッ……今この場で宣言しよう。「予想」が「現実」になった事を。昔可愛かったあのスカジを返してくれよ…許さんぞドクター…ッ!!

 


 

遠い昔の事。貴方はある日落ちて来た。

海の底へ失落する様に堕ちてきた貴方を小さな私は助けた。

その時の事をずっと覚えてる。

 

昔、鳥達の話をしてくれた。私に色んな世界を教えてくれた。

その世界がどれほど広く、私の心に影響を与えたのか貴方は知らない。だけど、私は貴方の【逸話】をずっと信じてる。

 

「えぇ、貴方は私の【 】だから。」

 

貴方は昔、こう言った。「俺ができる事をなんでもすると」。だから私は貴方を逃がさない。ずっと。ずっと。私を守ってくれると約束したのだから。

 

暗い海の底で、全ての羽を落としても。貴方は助けてくれた。

底で一人ぼっちになっても必ず助けてくれる悲劇の英雄。

だから…貴方の隣はだけでいい。守られるのも。助けられるのも。きっと貴方はどんな人にも手を差し出す。だけど、隣は私の場所なの。

 

 

 

 

 

海の底に堕ちた1人の青年は1人の少女と出会い、命を助けてもらった。それがきっと彼女を依存させた一つの理由にしかならない。【醜い姿(カイブツ)】を身に宿した少女は、【鳥】に扮した青年に惹かれたのだ。ただ、その真実が彼と共に鳥かごに入る理由にしか成らない…だって彼女は彼と同じく「頂点」なのだから。

 

 

 

 

 

 

*1
鳥みたいな顔している殺すべき害悪




【アークナイツ風主人公紹介②】
・素質
【闇の黄昏を纏いし者】
〇秒ごとに〇%自身を回復、対象の特殊能力を2秒間無効化する。
【黄昏の番人】
攻撃範囲内のHPが最大値の80%以上の敵全員に反重力状態を付与する

・スキル
スキル1【終末の点呼】
【攻撃範囲】
□□□
□■□
□□□
[自動回復][手動発動]
範囲内に入った敵に対し「暗闇」を与え、自身のブロック数を2にする。自身の攻撃力+〇%
(「暗闇」は与えた敵に対し、足止め+永続ダメージを与える)

スキル2【終焉の裁判者】
【攻撃範囲】
▓▓□▓▓
▓□□□▓
□□■□□
▓□□□▓
▓▓□▓▓
[自動回復][手動発動]
攻撃範囲に入った敵に対し「暗闇」を与え、攻撃力+〇%、攻撃速度+〇。効果終了後<身代り>と入れ替わる。

スキル3【予言の《救世主(カイブツ)》】
【攻撃範囲】
画面全体
[自動回復][手動発動]
通常時は攻撃せずブロック数が0になる。効果発動時、ブロック数が4になり画面全体に〇%の術ダメージ、範囲内に居る敵に「暗闇」を付与し、自身と攻撃範囲内の味方に以下の効果を付与。効果終了時まで攻撃力+○%、効果終了後<身代り>と入れ替わる。

・モジュール
【愉快な鳥達のギフト】
(絵としたら、包帯の巻かれた大剣にかかっている黒い包帯の巻かれたコート、足元には灯火が消えないランタンが置いてある。)

[ステータス]
HP+〇、攻撃力+〇
撃破された時撤退せず、最大HPが-40%された状態でHPを全回復し、攻撃速度+〇(1回の配置につき1回のみ発動)

【基本情報】

むかしむかし木々のたくさん生えた温かい森にとある森に1人の青年と、3匹の鳥が居ました。
その鳥達には名前はありませんがその3羽は「大鳥」「小鳥」「高鳥」と言われていました。
青年の周りにはそんな鳥達と森に住む動物達が仲良く暮らしていました。
鳥達はこのまま森ががずっと居心地のよい場所であり続けてほしいと思っていました。そうしたら、森の外からやってきた生き物たちとも楽しく暮らすことができるはずだと。
この青年の様に楽しく暮らせると。

雲一つなく陽気なある日の昼下がり、森に見慣れぬものがやってきました。
彼は旅人であり、開拓者であり、予言者でもありましたが、同時にそのどれでもないものでした。
彼は森に入りたがっていましたが、鳥たちは怪しい彼を森の中に入れませんでした。
すると怒った彼は森をさろうとします。
しかし、心優しい青年はその男の人を見てどうにか男の人を入れてあげて欲しいと鳥達に懇願しました。

その言葉を聞き、青年に促された鳥達は渋々男を森に入れました。
青年は彼に森の木の実や薬草など、色々なおもてなしを。動物達が歌い。この森にずっと住んでみたいと思ってしまうほどに心地良く、去る前に、男はお礼に青年と鳥達にとある予言をしてあげました。

『やがてこの森に悲劇が訪れるだろう。森は悪行と罪に染まり、争いが絶えぬだろう。
悲劇が終わるときは恐ろしい怪物が森に現れ、すべてを飲み込んだ時だ。
しかし、皆が団結し、この場所に平穏を求め続ければその悲劇は回避する事ができる』

その予言を聞いた鳥達はひどく頭を悩ませました。
しかし、力を合わせれば何とかできると協力していく事を心に決めたのでした。

鳥達は、考え、1つに青年にとある物を渡しました。
大鳥は自身の羽を啄み、灯火が消えることが無いランタンを。
高鳥は悪者を退治する事ができる大きな剣を。
小鳥は森のみんなと作り上げた、成長すると共に大きくなる不思議な黒く包帯に巻かれたコートを。

そして、沢山の目がある大鳥は、青年に作ったものとは別の消えないランタンを持ち監視することにしました。
大鳥の目は、遠くまで見渡すことも、他の仲間には見えないものを見ることもできたからです。そして、青年と共に監視をすることにした。朝は青年が、夜は大鳥が。
これで森の仲間たちは昼も夜も大鳥の監視を受けながら暮らすことになりました。

高鳥は森の平和のために、森に入ってくる者の罪の重さを量ることにしました。
高鳥の天秤は、どんな罪でも公正かつ正確に、その重さを量ることができたからです。
しかし、『でも、いつか天秤がどっちにも傾かなくなったらどうしよう?』そう考えた高鳥は心配になり、どうすればいいか青年に聞きました。
青年は「なら、その時は話を一緒に聞こう。そうすれば罪をちゃんと測ることができるだろ?」と答えたました。
そうして、高鳥は青年と共に罪を問うことにしました。

小鳥は自分のくちばしを使って、悪いことをした森の仲間に罰を与えることにしました。
しかし、すると、誰かが言いました。
『でも、君のくちばしは小さいから全然痛くないよ!』
それを聞いた小鳥は心配になり、青年に聞きました。どうすれば罪を与えれるのかと。
青年は答えました「くちばしじゃ無くても相手に枷を与えるのも罰になる。だから君のくちばしで相手を叩かなくても、一緒に考えて罰を与えてみよう。」青年は優しく、小鳥に色々な罰し方を教えました。

心優しい青年と共に3羽の鳥は必死に森のみんなと共に何とか不満もなく食い繋げて行き。
そうして森には均衡が訪れ、その予言は回避されたのでした…。

「それが【俺】の誰も知られない1つのお話」

【あとがき】
なんでランキング乗ってんだ…と焦りさっさと作品を作ってみました…怖ぇよ。久しぶりに乗ったな。
最初の方に書いたと思うんですが、皆さん、誤字報告、感想、高評価の方ありがとうございます。
感想の方は全部ちゃんと見させてもらってますが、あまり返答する時間が無いのでグットが1つでも着いてたら見たよー程度に思ってくれると嬉しいです。

それと、感想の方にドクター女説が浮上してましたが……勘のいい読者は嫌いだよ…と言いたい所ですが。皆さんの空想にさせてもらいます。ドクターはプレイヤーの写し身。女の人であれば男かもしれない。だから曖昧な一人称「僕」を使わせてもらってます。

これからも良ければこの小説を読んでくださると幸いです……
(これ作者のアクナイのIDです。タチャンカ最強ッ!! ID:Orpheus213#3680)
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