ONE PIECE 〜夢幻の炎〜   作:ワンピース 夢幻の炎

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継ぐ者がいる

数年前に遡る

 

それは頂上決戦と呼ばれる戦いにおいて、白ひげが残した最後の言葉

 

海軍や黒ひげ海賊団により銃弾や斬撃を身体に受け、死ぬ寸前に世界に放った言葉

 

「お前じゃねえんだ………」

 

「ハァ…ハァ…」

 

身体中に傷を受けながらも、"黒ひげ"ティーチに向かって否定の言葉をかける

 

『!!』

 

『…まだ、生きてんのかよ!!!』

 

生きているのが不思議なくらいの傷を負いながらも、立ち続ける"白ひげ"に恐怖を覚えるティーチは額に冷や汗をかきながら目を向ける

 

「ロジャーが待ってる男は…少なくともティーチ、お前じゃねぇ…」

 

「ロジャーの意思を継ぐ者達がいる様に…」

 

「ハァ…ハァ…」

 

息を切らせながらも自らの生命をかけて守った息子達と、"黒ひげ"と言う最悪の海賊を残してしまったこと

ライバルであり、友とも呼べる存在であった男を想いながら言葉を続ける

 

「いずれエースの意思を継ぐ者も現れる…“血縁”を断てど、あいつらの炎が消える事はねぇ…」

 

「ーそうやって遠い昔から脈々と受け継がれてきた……!!!」

 

「そして未来…いつの日かその数百年分の“歴史”を全て背負って、この世界に戦いを挑む者が現れる……!!!」

 

言葉を強くし、海軍元帥であるセンゴクに対して言葉を投げる

 

「センゴク…、お前達『世界政府』は…、いつか来る…その世界中を巻き込む程の“巨大な戦い”を恐れている!!!」

 

「興味はねぇが…、あの宝を誰かが見つけた時……、世界はひっくり変えるのさ…!!!」

 

「誰かが見つけ出す」

 

「その日は、必ず来る…」

 

最後の言葉に全ての力を込める

 

「“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は、実在する!!!」

 

そう言葉を残して、大海賊四皇の1人

"白ひげ"エドワード・ニューゲートはこの世を去った

 

その後、立ったまま絶命した

 

"白ひげ"の死

このニュースは瞬く間に世界に届き

1つの時代の終わりと共に、新たなる脅威"黒ひげ"の存在を知らしめた

 

この時の言葉は、誰に投げかけた言葉か…

最後の言葉"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"は実在すると言う言葉

そのインパクトの大きな言葉に隠された"D"の名を持つ者達に送った"白ひげ"の言葉

"D"の名前は血脈ではなく、意思によって受け継がれる

"D"の意思とは

その意味を知る者は、あと何人いるのか…

遠い昔にゴール・D・ロジャーとの酒の席で聞いた"D"の意思

その意思が求める者は"黒ひげ"ではない事を伝えたかったのか…

世界中で観ている幾多の"D"の名を持つ者達への言葉か…

それは"白ひげ"にしかわからない

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