ONE PIECE 〜夢幻の炎〜   作:ワンピース 夢幻の炎

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起きろ

 

 

「「「zzz、zzz、 zzz」」」

 

「全く、よくこんな状況で寝ていられるわね…」

 

向かいの牢で眠る骸骨(がいこつ)とトナカイとコックとマリモと長鼻とロボを見て、ナミは呆れてため息をつく

 

ブッ‼︎

 

「うっ‼︎臭ぇ‼︎」

 

雑に放り込まれた為、重なり寝ていたチョッパーはブルックのオナラが顔面を直撃し、あまりの臭さに目が覚め、その直後あまりの臭さに気絶した。

 

「アホかぁぁぁぁぁっ‼︎」

 

その姿を見たナミは思わずキレツッコミを牢の柵にしてしまい、右手を痛める

その姿を見て、ロビンはクスリと笑う

 

「もぅ、捕まっておいて私が言うのも何だけど、何か手はあるのよね?ロビン」

 

ナミの問いにもちろんと答え、コビー達が来るのを待つ

 

しばらくすると足音が聞こえた

2人の海兵が牢まで来てロビンだけを連れて行く

ロビンは海楼石の手錠を付けられたまま連れて行かれてしまった

 

「で、ウソップどうやって出るの?」

 

周りを警戒しながら、人の気配がないのを確認し寝ているはずのウソップに尋ねる

 

「なんで分かったんだ?

俺が寝てねぇって」

 

寝たフリを見破られ驚きながら質問を返す

 

「アンタが捕まって大人しく牢で寝るなんて有り得ないでしょ

ゾロはともかく

って言うか、ゾロはそんな怪我しててよく寝られるわね」

 

「全くだぜ…

コイツ、胸の辺りに結構な傷があって血も相当出てたんだよ

チョッパーがいなかったから応急処置しかしてなかったし…

そう言えば、ゾロの傷…

クロコダイルみたいな、砂の能力で付けられたって言ってたんだが」

 

「砂?」

 

スナスナの実、元七武海のクロコダイルが使う能力

しかし、クロコダイルはまだ生きている

その能力は他の誰かが使えるはずがない

 

「リームが言うにはそれもスリープの能力って事らしいんだけどよ…」

 

ナミはウソップの言葉の中の聞いた事の無い名前に気が付き、本来の脱出の手筈と事の詳細の確認に話を戻した

 

「じゃあ、コビー達が手伝ってくれるの?

で、ルフィを助けて脱出…

私はフランキーとロビンと一緒に船を取り返すと

船の場所とかは?」

 

「それは…」

 

話をしようとした瞬間、ウソップは人の気配を感じ咄嗟(とっさ)に黙り寝たフリに戻った

 

現れたのはゾロの刀を1本だけ持ってきたヘルメッポ

こっそり刀を牢の中に入れ何も喋らずに去って行った

 

「今のって…」

 

ヘルメッポが出て行くとしばらくしてロビンが戻ってきた

戻ってきたロビンは、ナミと同じ牢に戻され海兵達は出て行った

 

「ナミ、私の服探ってくれないかしら?」

 

ナミも海楼石では無いが手錠をされた状態であった為モゾモゾと動き何とか立ち上がる

そしてロビンの服を探るとカギの束が落ちた

その鍵の束を拾い1つずつロビンの手錠に合わせていった

 

ガチャン

 

いくつか試した鍵が当たりロビンの手錠が外れる

 

「外れた!

ロビン、私のも外して!」

 

手錠を早く外したくて焦るナミに対してロビンは急いでいるならと呟き男達がいる牢に手を生やす

 

六輪咲き(セイスフルール)スラップ‼︎」

 

それぞれの頬を叩く

 

「「‼︎」」

 

いきなり叩かれたチョッパー達は目を覚ます

しかし、サンジとゾロだけは起きなかった

肝心のゾロが起きなかったので、ロビンは一言呟く

 

「美女の剣豪が来たわ…」

 

「「何っ⁉︎」」

 

2人は起きた

 

「ちなみに、俺は起きていたんだがな…」

 

叩かれた頬をさすりながらウソップは一言呟いた

ウソップ、叩かれ損

 

その後、普通の手錠はゾロの刀で全員の手錠を外した

海楼石の手錠は鍵を探して外し、全員で脱出の手筈を共有した

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