"麦わらのルフィ"の処刑の準備が進んで行く
それを止める為に"麦わらの一味"はコビー達が用意した海軍の制服に身を包み軍の中を走る
牢から脱獄した一味は、まず没収されていた武器をスモーカーの部屋で回収し
ルフィを処刑から助け出す為に処刑の場へと急いだ
今回の処刑は、"火拳のエース"の時ほど戦力は大きくなく、黄猿を筆頭に中将がスリープ、モモンガ、スモーカーの3人とその部下達で守られている
ガープとセンゴクにはこの件は伝えられていない、先の戦争の時のガープの行動を危惧して、サカズキにより2人には情報が回らない様にされていた
一方、処刑の情報を入手した革命軍だが、サボ達以外は動く事は無かった
ドラゴンはコアラから連絡を受けたが、サボの行動を止める事は出来ない
しかし、革命軍としてもやらなければいけない事があるため増援はしなかった
「たった3人で海軍本部なんて無茶だよ」
海軍本部に向かう船の中でコアラがサボに愚痴をこぼす
「もう…
あの時みたいに後悔したく無い…
エースの時は後悔してもしきれないほどだった
エースのいない今、ルフィの事は俺が…
とにかく急いでくれハック」
サボに急かされハックは船を進める
海軍本部は処刑の準備が出来、各隊が守備につく
処刑台を中心に、本部の建物側に黄猿とスリープの部隊
向かって左側をスモーカーの部隊
右側をモモンガの部隊の形
処刑の執行はスリープの兵が行い
その2人は処刑台の上で槍を構えて待つ
『ボルサリーノセンパイ、準備は
スリープの言葉にボルサリーノが少し考え答える
『いつまで待とうかねぇ〜?
時間が来たらやっちゃっていいのかねぇ〜?』
『は?』
『だって、考えてもみなよ〜
今回の目的は革命軍を誘き出す事だろ〜?
だとしたら、奴らが来るまでは動けないんじゃあないかい〜?』
黄猿の言う事はもっともだ
今回の処刑の目的は革命軍を誘き出す事
しかしガープ達には情報が漏れない様に大っぴらには情報を流していない為、革命軍に情報が行かない可能性もある
『じゃあ、このまま待ちぼうけってヤツですかい?』
『そうも言っていられないからねぇ〜
中将3人も集めているんだから、そうなると時間になったらやるしか無いよねぇ〜』
スリープとしてはサカズキの目的通り革命軍に動いてもらいたい
しかし、ボルサリーノの言う通り、いつまでも大将1人と中将3人をこの場に留めておく訳にもいかない
『新しい四皇が処刑されるって言うだけでも意味はあるんじゃないかねぇ〜』
スリープはボルサリーノのもっともな言い分に、渋々了承する
『おい、お前
各隊に知らせておけ
予定通り時間になったら処刑だってな』
モモンガ隊
『了解した』
知らせを受けたモモンガは自分の隊に時間通りに進める事と処刑が終了するまで注意を怠らない様伝え
自らは、処刑の場がよく見える最前線で待機した
スモーカー隊
「スモーカーさん、"麦わら"の処刑は定刻通り行われるそうです」
たしぎからの報告を聞きスモーカーはわかったと一言呟きその後たしぎに確認する
「おい、たしぎ
スリープについては何か分かったか?」
「はい
スリープ中将の能力は
詳しい能力までは…
後は、スリープ中将が捕縛にこだわる理由が…」
スモーカーはたしぎからの報告を聞き、コビーにも伝える必要があると考え、この中でどう伝えるか考える
「たしぎ…
恐らくだが、"麦わら"の処刑にヤツの仲間が来るはずだ
その時に必ずコビーも来る
お前はコビーに今の事を伝えろ」
「わかりました」
麦わらの一味
ゾロ、ウソップ、チョッパー、ブルックはモモンガの部隊の近くで待機
ナミ、サンジ、ロビン、フランキー、コビーはスモーカーの部隊側の通路で待機
ルフィを助け出すタイミングを伺う