軍の広場では、各隊が配置につき
いつ、"麦わらの一味"や"革命軍"が現れてもいいようにそれぞれが武器を構え警戒をしていた
ゾロ達も、処刑を止めるために打ち合わせをしてそれぞれ配置につき、合図を待った
「スモーカーさん、本当にいいんですね?」
たしぎはスモーカーに確認する
ソレは、直接ではないにしろ"麦わら"の処刑阻止を手助けしてしまう事
そして、コビーの裏切り行為を黙認している事についてである
「………」
スモーカーはたしぎの問いに答えず、葉巻を加えて処刑台をにらみ続ける
その姿を見てたしぎはそれ以上何も言わず、自分の部下達に気をゆるめないように指示を出した
(コビー…
俺はお前の正義を止めるつもりはねぇ
が、その後は………)
刻一刻と近づく処刑の時間に緊張が高まる
『そろそろだな…
おっしゃぁ‼︎
"麦わら"を連れて来いやぁ‼︎』
スリープの指示を受け2人の海兵が気絶したままのルフィを肩に抱えて処刑台まで連れて来た
腕には、海楼石の錠をされており
ソレを確認した"麦わらの一味"は武器を持つ手に力が入った
ルフィは2人の海兵に支えられながら、膝をつく形で処刑台の上に座らされた
『さぁ、気合い入れて行こうぜっ‼︎』
スリープの声にスリープの部隊は声を上げる
スモーカー、モモンガもスリープに一度目を向け、その後周囲の警戒に気を張る
黄猿は台の後ろで椅子に座っていたが、立ち上がりふ〜と一息ついた
スリープは時計を確認して処刑台の上にゆっくりと登っていく
そして、ルフィの横に立ち
両手を大きく広げてアピールをしながら処刑開始の声を上げた
『んじゃあ…
"麦わら"の処刑始めっぞ!ゴラァ‼︎』
その声に、モモンガ中将の部隊と、スモーカーの部隊は静かに緊張を高めるが、スリープの部隊だけは自分たちを鼓舞するように大きく声を上げた
"麦わらの一味"のメンツは更に緊張していた
タイミングはここしかない
ルフィが連れ出されて来た今だけ
広場を見通せる場所で待機をしていたウソップからチョッパーに合図が送られる
その合図をみたチョッパーはランブルボールを口に入れる
「
突如、広場に巨大な怪物が現れ海兵達は目を奪われる
「今だっ!
必殺!爆睡星‼︎」
ウソップが処刑台の上の3人を眠らせる
すぐさま他の一味も広場へ突入する
ロビン、フランキー、ナミ、ブルックがゾロとサンジの為の道を作り出す
「
海兵達の首にロビンの腕が咲き、首を絞めて一気に倒す
「フランキー!フレッシュファイヤー‼︎
&
フランキーが口から火を吹き、更に肩から出てきた大砲で海兵達を撃ち抜く
「
ナミが
「
ブルックは鋭い突きを放ち海兵達を吹き飛ばす
海兵の集団に道ができ、ゾロとサンジが走り出す
「
ゾロは斬撃を飛ばし、更に自分の前の海兵達を吹き飛ばし処刑台までの道を作り出す
「
サンジの足が赤く燃え上がる
「
1人の海兵を蹴り飛ばし、処刑台までの道を作り出し駆け抜ける
ゾロとサンジが処刑台の足場の手前の2本のみを破壊する
「ルフィさん!」
バランスを崩した処刑台は前方へ倒れていく
倒れていく中で、コビー扮するソゲキングがルフィをキャッチする
「ロビンさん、右側の海兵の懐を!」
ブルックがロビンに指示を出す
ロビンは処刑台とと共に倒れてきた海兵に腕を生やし懐を漁りカギを取り出した
事前にブルックが幽体離脱で誰がルフィの鍵を持っているか確認してあった
その鍵をコビーに投げ、ルフィの錠を外した
隙をつき、ルフィを奪還した一味
ゾロやサンジもすぐにルフィの元に戻り無事を確認する
ようやく混乱が落ち着き始めた海兵達は、"麦わらの一味"の姿を捉える
全員が海軍の軍服を着て、その上将校しか着ることを許されないはずの"正義"の2文字を入れたコートがなびく
ゾロがコビーに準備させたモノだった
「ウチの船長は返してもらうぜ?」
肩に剣を担ぎ、ゾロは海兵達に不適な笑いを向ける
「レディを泣かせる様な奴らにはお仕置きが必要だな…」
サンジは脚をトントンさせ、タバコに火をつけながら海兵を睨みつける
「全く、"お金"にもならないけど…」
ナミはため息をつきながらタクトを構える
「世の中には、ついていい"ウソ"とついちゃいけねぇ"嘘"ってのがあるって事を教えてやらねぇとな」
未だ、広場を見渡せる場所から誰にも気づかれない様にウソップがキメる
「仕方ないわよね
頼まれちゃったし…」
ロビンも腕を交差してすぐに攻撃できる体勢をとる
「んーーーー
スーーーパーーーっ‼︎」
フランキーは腕を伸ばし決めポーズ
「ルフィは大丈夫だ
でも、まだ眠っている」
チョッパーはコビーからルフィを受け取り、ルフィの無事をみんなに伝え担ぎ上げる
「ヨホホホホー
"約束"も果たさなければ…」
ブルックは仕込み杖をクルクル回す
「あなた達の"正義"は間違っている‼︎
誰かを不幸にしてまで貫く"正義"なんて僕は…
認めないっ‼︎」
コビーはそう言って拳を構えた
ブルックの言う約束、リームの奪還に向けて全員が動き出す