『"麦わらの一味"だ‼︎』
『あ、あれは?
この2年の間で"ゴッドウソップ"と入れ替わり"一味"を抜けたと思われていた"ソゲキング"もいるぞ!
奴の狙撃に注意しろー』
海兵達はいきなり現れ、ルフィを掻っ攫っていった"麦わらの一味"を見て、驚きを口にする
『やっぱり現れたねぇ〜
それにしても、牢に入れておいたのにどうやって出て来たんだろうねぇ〜?』
黄猿も状況を確認しながら呟く
『スリープ中将!』
ムートはすぐにスリープの元に駆けつける
『zzz〜、zzz〜』
スリープはそれなりの高さから落ちたにも関わらず、ほとんど傷もなく気持ちよさそうに寝ていた
ムートは必死でスリープを揺すり、起こした
その隙に、"麦わらの一味"はリームを連れ出すチームと船を取り戻すチームに別れる
ナミと、フランキーと、チョッパーは、ルフィを連れて船を目指す為、スモーカーの部隊の後ろから脱出をしようと走り出す
ゾロ、サンジ、ウソップ、ブルック、ロビン、コビーはリームを連れ出す為にその場に残る
『逃がさないよぉ〜』
脱出しようとしたナミ達に向かって、黄猿は大きく飛び上がり、両手を交差する
『
ナミ達の行手を遮る様に、光の玉が降り注ぐ
思わず3人は立ち止まる
『剃!』
立ち止まったところにデラが現れ、ルフィを担いでいたチョッパーを蹴り飛ばす
「うわぁっ!」
吹き飛ばされたチョッパーはルフィを落としてしまう
「ナミさん!ルフィは置いて行け!
ナミさん達は船を‼︎
ロビンちゃん、ルフィを頼む」
「わかったわ!」
サンジの声を聞いて、ナミとフランキーは走りだし、ロビンは手を生やしルフィを引き寄せた
『逃がさないって言ったよねぇ〜
八尺瓊勾玉《やさかにのまがたま》!』
今度は道を塞ぐのではなく、直接ナミ達に攻撃が向いていた
「ヤバイっ!」
ウソップがそう叫んだ瞬間
「火拳ー‼︎」
大きな炎が飛んできて、黄猿の攻撃をかき消した
『これは〜…』
「炎が…」
ナミが呟き、全員が攻撃が飛んできた方向を見る
そこには、サボの姿が
「おいっ!ルフィは無事か⁉︎」
サボは現れるなり、ロビンに運ばれ転がっているルフィの無事を確認する
「まだ、寝てるみたいだけど無事だっ!」
サンジの答えにサボは安心する
(間に合った…
いや、まだだ!)
『やっぱり来たねぇ〜』
黄猿は攻撃を阻まれはしたが驚く事なく身体を光に変えてサボに近づき光の速度で蹴りを放つ
その攻撃に
しかし、完全に勢いを止められず少し吹き飛ばされ土埃を上げた
「今よ」
「おぅよ!」
黄猿がサボに気を取られた隙をついて、ナミとフランキーが走りだす
その姿を見逃さなかったのは反対側で部隊を広げていたモモンガ中将、自分の部隊に指示を出し追撃の部隊と、サニー号へ向かう部隊に分け自らもサニー号へと向かった
「たしぎ!
あの、変な仮面…
コビーだ」
スモーカーも状況の把握をして、ソゲキングをコビーだとたしぎに伝え、近づく様に指示を出した
「俺達も行くぞ」
咥えていた葉巻を投げ捨て、下半身を煙に変えスモーカーも参戦する
「さぁ、さっきのお返しだ」
ゾロはまだ起きないスリープを抱えているムートに斬りかかる
サンジはスモーカーの姿を見つけそちらを止めに向かう
「アイツは?
たしぎちゃんの…
しかたねぇ、俺が止める!」
ウソップは相変わらず遠くから狙撃をしているが、ソレが海兵達の足止めになり少ない戦力での戦いを可能としていた
「援護は任せろぉ!」
「ヨホホホホー
ブルックはウソップの攻撃を逃れて、近づいてくる海兵達を切ってゾロ達の邪魔にならない様に援護をしていた
デラが引き寄せているルフィに攻撃を仕掛けようとするがロビンがその攻撃を防ぐ
ロビンはルフィを自分達の背後に置くと
両手をクロスさせ攻撃に転じる
「寝ている人を狙うなんて酷い事するわね
あなたの相手は私かしら?」
ロビンは手を生やし攻撃するが、デラはヒラリヒラリと躱す
「そりゃ、確実なトコロから行くのは定石よン」
たしぎは周りに気づかれない様にコビーに近づく
「コビー大佐、少しあちらへお願いします…」
「剃っ!」
たしぎとコビーは剃で見つかりづらい通路に移動する
周りの様子を伺い、コビーはすぐに仮面を外した
「どうされたんですか?たしぎさん…」
コビーの問いにたしぎはすぐに答える
「時間が無いので、単刀直入に…
スリープ中将が捕縛にこだわる理由を」
そう言ってたしぎは話を始めた