サンジとスモーカー
『ホワイト・ブロー』
スモーカーは少し離れた位置から、"悪魔の実"の能力で右手を煙にしパンチを放つ
スモーカーの突撃に気がついたサンジが覇気を
お互いの攻撃が弾かれ、少し距離をあける
サンジは、ネクタイを締め直し
スモーカーは
「ソイツは"能力者"に使うものだろう?」
『ぶん殴るのに"能力者"にも使えるってだけで"能力者"意外に使わねえって訳じゃねぇ』
両手で十手を構え走り出す
大きく振りかぶり上段から一気に十手を振り下ろす
対してサンジはハイキックで止める
すぐさまスモーカーは十手を引き、
サンジは身を
今度はサンジが、
その蹴り足を十手の持ち手と先を持ち受け止める
少し宙に浮いたスモーカーはクルリと周り地面に降り、十手を片手持ちに変え突進して、突きの連撃を放った
サンジは突進してきたスモーカーの動きに合わせバックステップをしながら攻撃をいなす
いくつかは身体を
どんどん突きのスピードが上がり一撃がサンジの横腹を突いた
「くっ」
しかし、スピード重視の攻撃だった為ダメージ自体はそこまでではなく
サンジの体制を崩す程度で、すぐにサンジは体制を立て直す
その一瞬の
現れたスモーカーは思い切り十手を振り抜き渾身の横薙ぎがサンジの左肩にヒットする
スモーカーの一撃は2人を囲み壁となっていた海兵達を巻き込みサンジを吹き飛ばした
吹き飛ばされたサンジの様子を確認する為にスモーカーは近づいていく
囲っていた海兵達は割れるようにスモーカーに道を作る
「痛っ
肩をやったか?」
思ったほど痛みはなく左肩を確認の為
堂々と近づくスモーカーを
スモーカーが間合いに入ったところでサンジが攻撃する
ジャンプし空中でクルクルと身体を前回転させ
「
スモーカーは腕に覇気を
サンジは着地と同時に身体を
「
スモーカーは十手を地面に突き立てて盾にして防ぐ
十手を突き立てたまま今度はスモーカーがアッパー気味に拳を放つ
『ホワイト・ブロー!』
サンジは身体を引き攻撃を
そのまま攻撃に移る
「
スモーカーは両手をクロスしてサンジの攻撃を受け止めたが、今度はスモーカーが吹き飛ぶ
スモーカーは少し浮き後ろに飛ばされたが、両足で砂煙を上げながら踏みとどまった
「ちょっと、いいか?」
『あぁ?』
不意にサンジが提案する
それに対し、スモーカーは何かと思いながら返事を返す
それを肯定と受け止め、サンジは上着のポケットからタバコを取り出し1本口に
「お前を見てるとタバコが欲しくなる…」
そう言ってタバコに火を点けた
時間稼ぎかと思いながらも、スモーカーも自分の葉巻に火を点けて大きく吸った
それにより、2人の戦いは一時的に休戦となった
『おい、黒足』
「あ?」
今度は、葉巻を2回ほど吸ったスモーカーから不意に声がかかる
その声に応えサンジはタバコを口から外しフーと煙を吐き、スモーカーに目を向ける
『お前には、借りがある…
パンクハザードでは、ウチのバカ共が世話になったようだな
そのタバコ1本はその分だ…』
「タバコ1本ね…
随分と安いもんだな?
お前の部下達の借りってのは」
『戦場でタバコ1本吸う"時間"だ…』
サンジの言葉を否定したスモーカーの言葉
たしぎを含めた何人もの部下達があの時生きて帰って来れたのは認めたくはないが"麦わらの一味"のおかげ
戦場においてタバコ1本吸う程の時間があれば命を奪うことが出来る
海兵と海賊では、堂々と礼を表す訳にもいかない、スモーカーなりの部下達の命への借りの返し方だった
「本当は?」
『俺も吸いたかっただけだ』
2人は互いに相手に向かってタバコと葉巻を投げ捨てて走り出し
戦いを続けた