海軍本部通路
サニー号を取り返す為、ナミとフランキーはもらっていた地図を見ながらサニー号を目指す
「フランキー次を左に!」
「了解だぜぇ!」
十字路を曲がろうとすると、右側の道から海兵達が走ってきた
『いたぞー!』
海兵が声を上げると同時にナミの掛け声でフランキーが攻撃を仕掛ける
「フランキー!」
「任せろ‼︎
フランキー!
ロケットランチャー‼︎」
フランキーの左肩から放たれたロケットは大きな爆発を上げ、現れた数人の海兵達を巻き込んだ
「フランキー!
あんたあんなに
「しまった!
すまねぇ…」
「もう…とにかく急ぐわよ」
そう言ってナミ達は走り出した
流石に海軍本部と言うだけあって、海兵達は道を熟知している
ナミ達が行こうとしている道を先回りしてくる為、ナミ達は予定の道ではない所に来てしまった
「どうしよう?
道がわからない!」
「マジかよ⁉︎
どうすんだ?ナミ?」
もらった地図を見ながら、記憶の中でどこを曲がったかを思い出し現在の位置を探す
「全く、こんなこったろうと思ったぜ?」
現れたのはヘルメッポ
「あんたは…
ヘルメット!」
「ヘルメッポ‼︎
わざとか!」
ヘルメッポは名前をまたしても間違えられ地団駄を踏む
「お前らが今いるのはココだ
ココの階段を上に上がってこのルートで行くと船がある場所に出る」
ヘルメッポは、地図を指差し新しいルートをナミに教える
「あんた良いヤツね!
変なサングラスだけど
ありがとう!」
「う、うるせぇ!
さっさと行け!」
ヘルメッポは少し顔を赤らめながらそっぽを向いて行き先を指差す
「行こうぜナミ!」
フランキーの声に答えナミも走り出す
走りながらフランキーはナミに声をかける
「おい、ナミ…
あの、サングラスはイカしてるぜ?」
「………」
ナミは無言でスピードを上げた
一方海兵達は、ナミ達が本来のコースを外れたせいで見失っていた
『どうしますか?モモンガ中将』
モモンガは
「だいぶ遠回りさせられちゃってるみたいだけど…
とにかく急がないと!」
ナミとフランキーは逃げ回るうち時間が掛かっていることに焦っていた
海軍本部から逃げる為にも先ずは船を手に入れなければ
ナミ達が通る通路から少し離れた通路では2人の男が歩いていた
「漁師もいいけど安定してそうって事で、世界徴兵に応募しようと思ったら、まさか紙一重で募集が終わってたとはなぁ」
「全くだぜ相棒!
仕方ねぇ、村に戻って大物狙おうぜ!」
2人が会話をしながら歩いていると視線の先に
サニー号に向かうナミの姿が入る
「ん?今のは…?」
「やっぱりそうだよな?相棒」
すぐに数人の海兵が後ろから走ってきた
『いたぞ!
"麦わらの一味"だ!
応援を呼べ!』
海兵の掛け声に反応して1人の海兵が仲間を呼びに行こうと引き返そうとした
その瞬間、男の1人が腰に付けていた菜切り刀を抜いて海兵の腹部に峰打ちをして気絶させる
「紙一重……か」
海兵達はいきなり横から攻撃され動揺する
その隙をつき、もう1人の男も菜切り刀を抜く
2人は海兵達に何もさせる事なく見事な
しかし、すぐに他の海兵達が騒ぎを聞きつけ集まってきた
そして、男は剣を
「悪いな…海兵さん
アンタらに恨みはねぇ…」
その言葉にもう1人の男も続ける
「…が、あちらのお方には返しきれねぇ程のご恩がある」
「「ココから先は通さねぇ‼︎」」
2人の男は海兵達の道を
そしてチラリとナミが向かった通路に目をやりナミ達の無事を祈る
「ナミの姉貴…」
「ご武運を…」