ウソップの背中の傷を治療するチョッパーを守る様にブルックは戦っていた
目にも止まらぬ斬撃で海兵達を斬り、凍らせ、眠らせる
周りを見渡し、自分達の状況を確認して呟く
「コレはマズイですね…」
ゾロ、サンジ、ロビンはそれぞれ大物を相手にしている為離れる事ができない。
ウソップは背中に大きな傷を受け、チョッパーはそれを治療している
ナミとフランキーは、船を取りに行っている為、ここでの戦力には数えられない
コビーはリームを迎えに行っているし、サボに至っては黄猿が相手
ルフィは未だに寝ている
目の前にいる海兵達の相手が出来るのが自分しかいない
しかも、ルフィ、ウソップ、チョッパーを
防戦一方である
「なんとかしなければ…」
大勢の敵を相手に幹部達を相手取る
この状況が魚人島の戦いと重なった
あの時はルフィの"覇王色の覇気"で敵を半分まで減らす事が出来た
やはり、ルフィを起こすべきと答えに行き着く
「そうかっ!
ルフィさん!起きてください!
ご飯の時間ですよ‼︎」
ブルックの「ご飯」の声に反応しルフィが起きる
「メシ〜〜〜〜〜‼︎」
目を覚ましたルフィに、ブルックは顔を向けずに声をかける
「良かった!ルフィさん
今、結構ピンチです
何とかしてください!」
キョロキョロと見回し、周りを確認するが
首を
「ここ何処だ?
何でこんなに海軍が?」
そんなルフィにブルックは剣を振りながらザックリと説明する
「ルフィさん、私達捕まってしまったんですよ
それをゾロさん達が助けに来てくれて、リームさんも連れ出すと言う計画です」
ルフィはそうかと言い、スタスタと海兵達に向かって歩き出す
しかし…
「ん?
あれ?」
ルフィは何か違和感を覚え、何かを確かめる様なそぶりをし始めた
「ルフィさん、どうしたんですか?」
ブルックが
「"覇気"が…
"覇王色の覇気"が使え無ぇ…」
衝撃の言葉にブルックだけでなく、近くで聞こえていたチョッパーとロビンも驚く
「「「え?」」」
遠くから笑い声が聞こえる
『は〜はっはっはっは!』
ルフィ達は声の方を見る
笑っていたのはスリープだった
『どうしたぁ?"麦わら"?
何かあったか?』
明らかに何かを分かっているスリープはニヤニヤといやらしく笑う
「お前!何かしたのか⁉︎」
ルフィがスリープを
『したら、なんだっつーんだ?』
スリープは舌を出しながらルフィを挑発する
スリープの挑発を魔に受けてルフィはスリープに向かって走り出す
「ギア
ルフィはギア
スリープは"悪魔の実"の能力を発動し、大きな
「ゴムゴムのぉ
ルフィはスリープが射程距離内に入るとパンチを放つ
しかし、スリープはいとも容易くパンチを受け止める、ルフィの拳を弾く
『スパスパ!』
今度はスリープが足を刃に変化させ滑る様にルフィに近づく
更に腕を刃に変えて振り抜く様にルフィの腹部を狙う
間一髪で飛び上がりルフィは攻撃を
「危ねぇ…
今のは…"悪魔の実"?
見た目は"ハトのヤツ"みたいなのに…」
ルフィは
『忘れちまったかぁ?
じゃあ、コイツもビビっちまうかぁ?』
スリープは腰の袋から球を1つ取り出し飲み込み、拳を構える
『火拳〜!』
打ち出された拳から炎が放たれ、"一味"は驚く
ルフィも驚き避けるのが少し遅れてしまい
少し肩を痛める
「今のは…?」
その様子を見ていたエースはより驚く
「メラメラの…炎?」
スリープは両手を広げながら自慢げに説明する
『これが俺の能力だ!
俺の能力で、例えどんな"悪魔の実"の
そいえば、お前に見せるのは2度目だが、1度目は夢の中だったもんなぁ?
革命軍参謀…』
そう言ってサボに視線を向ける
『お前ぇとやるのも面白そうだけどよ、お前ぇの相手はボルサリーノのアニキだからよぉ』
サボと視線を交わし、もう一度ルフィに視線を向ける
『さぁて"麦わらぁ"
かかって来いやぁ‼︎』