ONE PIECE 〜夢幻の炎〜   作:ワンピース 夢幻の炎

30 / 43
共闘

スリープの1対1(タイマン)の声に反応してスリープとルフィの前にいた海兵達が割れて邪魔するものがいなくなった

 

『さぁ、リングは出来たぜ?』

 

海兵達に囲まれたリングにルフィは迷う事なく歩いていく

 

『そいやぁよぉ…』

 

スリープが思い出したかの様に呟いたと思ったら"剃"で姿を消した

スリープはリームに向かって走っていたコビーの行方を塞ぐ様に現れる

 

『勝手にウチのメンバー引き抜くんじゃぁねぇ……ヨ‼︎』

 

思い切り振り抜かれた拳がコビーを襲う

コビーは"見聞色の覇気"でスリープの接近に気が付き咄嗟(とっさ)に身体を引きダメージを減らしたが大きく吹き飛ばされた

吹き飛ばされた先はルフィの立っていた場所

 

「お前は…」

 

「ルフィさん…」

 

急にルフィを前にしてコビーは固まる

 

(しまったぁ…

ルフィさんにバレる…)

 

「そげキング!

久しぶりだなぁ

また、助けに来てくれたのか?」

 

ルフィはそげキングが助けに来たと勘違いをして、大喜びする

ルフィの勘違いに気が付いたコビーはそげキングになりきる

 

「う、うむ

私も手を貸そう、ルフィくん」

 

コビーはルフィと肩を並べ拳を構える

そんな2人の姿を見てスリープは笑う

 

1対1(タイマン)()ったけどなぁ…

まぁ、こっちは2対1でも良いぜぇ?』

 

そう言ったスリープは2人に向かって走り出す

 

「行くぞ!そげキング!」

「はいっ‼︎」

 

ルフィとコビーも走り出す

まだ距離があるうちにルフィは手を伸ばし攻撃をする

 

「ゴムゴムの(ピストル)!」

 

スリープは頭を少し動かし拳を(かわ)

間髪(かんぱつ)入れずにコビーがスリープの腹部にパンチを繰り出す

しかし、その拳は右手で難なく止められる

そのまま拳を握られ、コビーは力任せに投げられる

飛ばされた先にいたルフィが受け止め声をかける

 

「そげキング大丈夫か?」

 

「問題ありません!」

 

すぐにスリープの追撃が2人を襲う

 

『オラオラオラオラオラオラオラオラぁ』

 

スリープのパンチのラッシュ攻撃を2人で何とか防ぎ隙をついて攻撃を当てる

 

『2人でその程度か?

そんなんじゃあ、すぐに終わっちまうぞ!』

 

スリープの拳を(かわ)しコビーは少し距離をあける

さっきまでは2人ともスリープの正面にいたが、今度は左右で挟む形で攻撃する

それでもスリープを押し切れない

 

(2人がかりで押し切れないなんて…)

 

「そげキング!」

 

ルフィの声を合図に2人とも一瞬姿を消す

2人同時にスリープの正面に姿を現す

 

「ゴムゴムのぉJet銃(ジェットピストル)‼︎」

(げん)(こつ)っ‼︎」

 

2人の拳が同時にスリープのお腹に突き刺さる

流石のスリープも2人の全力の拳は耐えきれず吹き飛ばされた

 

『ぐっ』

 

吹き飛んだスリープに空中で追いつき更にルフィの拳がスリープを捉える

打ち下ろされたスリープを地上で待ち受けるのはコビーの鋭い蹴り

スリープはガードも出来ずに直撃をくらいに更に吹き飛ばされる

吹き飛ばされたスリープだが体制を立て直し滑りながらもなんとか耐える

口から出ていた血を腕でぬぐい

ぺっと地面に血の混じった(つば)を吐き捨てる

 

『や、やるじゃねぇか…

2体1でいいなんて言っといて、格好がつかねぇな

仕方ねぇ』

 

またも1つ玉を飲み込む

その後、ルフィ達の攻撃を受け止めながら地面に触れていく

スリープがバックステップで少し距離を取り、伸ばした右手を上に向ける

すると瓦礫(がれき)が浮かび上がる

それを操る様に手を動かす

操られた瓦礫(がれき)はルフィ達を襲う

 

「コレはまるで"金獅子"の?」

 

コビーは能力の特徴から、"金獅子のシキ"を思い浮かべた

 

『正解だ』

 

そう言うとスリープは瓦礫(がれき)を集めいくつかの獅子の頭を作り出す

本物の"金獅子"が作る土や砂で作った獅子の頭に比べ、ゴツゴツした不恰好な獅子の頭だが

その獅子の頭が2人を攻撃をする

 

獅子脅(ししおど)し‼︎』

 

「うわっ‼︎

危ねぇ!クマが襲ってくる!」

 

「獅子ですよ!」

『獅子だろ!』

 

瓦礫(がれき)で作られた獅子は2人をめがけて暴れながら襲う

襲われながらも、(かわ、)したり攻撃したりするが、獅子の頭の瓦礫(がれき)は壊れても小さくなった破片が壊した部分を埋めてしまい、際限なく2人を襲う

前後左右上下とあらゆる角度からの攻撃を受け2人とも追い詰められる

獅子の頭に囲まれ、逃げ場もない

スリープは開いていた手を握る

すると周りを囲っていた獅子の頭が一斉に2人に襲いかかる

流石に2人とも攻撃を(かわ)せず、その場に倒れる

獅子の頭は動かなくなり崩れて、瓦礫(がれき)に戻ると2人を埋める

 

『ここまで使わされるたぁな…』

 

戻ろうとするスリープだったが、瓦礫(がれき)を吹き飛ばしてルフィが駆け出す

 

『しつけぇ…ヨっ!』

 

真っ直ぐに向かってくるルフィに思い切り拳を振り抜く

ルフィの拳もスリープの顔面を捉えるが、吹き飛んだのはルフィ

またも瓦礫(がれき)の山に突っ込み埋もれる

瓦礫(がれき)をどかしながらコビーは立ち上がりルフィに手を貸して立ち上がらせる

 

「大丈夫ですか?

ルフィさん」

 

「あ、あぁ…」

 

(かなりのダメージを受けている

スリープ中将はやはり強い

それにしてもルフィさんも何か…?)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。