そこへ戻ってきたのはジンベエ
倒れたルフィの前に立ち、スリープを睨みつけ圧をかける
「悪いが、これ以上やらせる訳にはいかん!
ルフィ君は、ワシが船長として認めた男じゃからな」
スリープに攻撃を仕掛けようと構えを取ったジンベエの肩に手が置かれた
振り向くとそこには立ち上がったルフィ
「ジンベエ、ここはいいから…
友達を…、リームを助けに行ってくれ」
「なぜ、あの少女の名を?」
ジンベエは疑問を持つ
広場に来るまでにナミから今回の話を聞いていたが、そうするとルフィがリームの事を知るはずがない
いや、夢で出会っている可能性はあるがそれでもそこまではっきりと覚えているものなのか
「友達に頼まれたんだ…
だから、頼む」
先程よりも、より強い目をしたルフィを見たジンベエは笑みを浮かべる
「わかった
あの子は任せろ」
ジンベエはリームの元へ走り出す
それをスリープは立ち塞がり
次の瞬間、ルフィの拳がスリープを吹き飛ばした
「お前の相手は俺だ」
吹き飛ばされたスリープは壁に打ち付けられ膝を着くがすぐに立ち上がる
その隙にジンベエは走り去る
その後ろ姿をルフィ越しに見ていたスリープは怒りをあらわにする
『何度も何度も邪魔しやがってよぉ
いい加減トサカに来たぜ⁉︎
俺達海軍に
スリープは腰の袋から乱暴に"夢球"を取り出し口に入れ飲み込んだ
元々大きくなっていたスリープの身体が更に膨れ上がり3メートル程にまで大きくなった
「ウ"ォォォォォォォォォォン‼︎」
両手を広げ、周りを揺らすほどの大きな
あまりの声の大きさに、周りの海兵達は耳を塞いだ
身体は大きくなったが、
対するルフィもギア
目にも映らぬ速さで動き、衝突しあう2人
時折、衝突の瞬間2人の姿が見えるが、すぐに姿がなくなり、離れたところで衝突する
衝突をしながら、スリープが声を上げる
『
なぜ、そこまで邪魔をする⁉︎』
「友達だからだ!」
『はっ!
そんな事で命を掛けてんのかよ!』
スリープの言葉が発せられた瞬間、スリープは何とも言えない圧力を感じる
まるで"覇王色の覇気"の様な圧力を
「当たり前だ…
友達だから…
仲間だから…
命をかけるんだ‼︎」
「ギア
ゴムゴムのぉぉぉぉぉ
巨大なルフィの腕がスリープ目掛けて放たれる
対するスリープも拳を繰り出す
体が大きくなっているため、ルフィの拳に負けず劣らずの大きな拳
互いにぶつかり合い大きく退く
『夢を奪われて、ここまでやるとはな!』
「俺には仲間がいる‼︎
だから、お前らなんかに負けられない!」