ONE PIECE 〜夢幻の炎〜   作:ワンピース 夢幻の炎

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オ・ン・ブルァァァァァァァッ‼︎

「スモーカーさん!

お待たせしました」

 

たしぎはスモーカーの横に現れ剣を構える

 

「たしぎちゃん…

相変わらず、お美しい!」

 

サンジは現れたたしぎに目をハートにした

 

「で、何だ?」

 

スモーカーは、たしぎがわざわざここまで来たのは、何かあっての事と感じ尋ねる

 

「スモーカーさん、一旦"麦わら"達を見逃してはいただけないでしょうか?」

 

たしぎの発言にスモーカーは眉をひそめる

 

「何?」

 

たしぎはスモーカーの圧に負けずに力強い目を向ける

 

「私は、あの子を助けたい!

例え海賊の手を借りたとしても」

 

たしぎの言葉を聞き、スモーカーは十手を軽く振り背中にしまう

その動作を見てたしぎは笑みを浮かべる

スモーカーは何も言わずにその場を去った

 

「黒足、あの子を頼みます」

 

海賊の手を借りてでも助けたいと言うたしぎの思い

その思いを託されたサンジはいつものようなふざけた姿は見せない

 

「レディを助けるのは当たり前さ…」

 

サンジは、そう言葉を残し仲間の元へ向かう

 

 

 

『ムダムダよぉん』

 

ロビンの腕をことごとく避け続けるデラと、デラの攻撃や、周りの海兵達をウソップとチョッパーとコビーに近づかせまいと剣を振るうブルック

4人の元に戻ったサンジの姿を見てロビンは笑みをこぼす

 

「ようやく、騎士(ナイト)のお出ましね」

 

「お待たせ、ロビンちゃん」

 

小さいながらも全身に傷を負ったロビンの姿を見てサンジは怒りを燃やす

 

「いくら、綺麗なお姉様でも

ロビンちゃんを傷つけた罪は重い…」

 

『あら、イケメンじゃないのぉ

海賊じゃなければ、お誘いしてたのにぃ』

 

デラの言葉を間に受けサンジは目をハートにする

 

「ぜひ〜」

 

デラはまるで舞台のヒロインの様に大袈裟な手振りをしながらサンジをおちょくる

 

『でも、私達は海賊と海兵…

2人を分ける障害は大きすぎるのよん

だから…死んで!』

 

デラは話をしながら"乱脚"を繰り出す

サンジは飛んできた"乱脚"を軽く足で掻き消す

 

「紳士としてレディを傷つけるわけにはいかねぇ

寸止めしてやるから、ギブアップしてくれ…」

 

サンジの言葉にデラは少し頬を染める

しかし、すぐにいつもの態度に戻る

 

『寸止めなんて言ってるけど、あなたに私を(とら)えられるのかしら?』

 

捕まるわけはないとたかを括り、笑うデラは"剃"を使い姿を消す

 

千紫万紅(ミル・フルール) 花畑(カンポ・デ・フローレス)

 

しかし、ロビンか腕を幾千と咲かせデラの足を掴み動きを止める

 

『な、何?

こんなにたくさんの腕⁉︎』

 

「サンジ、後はよろしく」

 

動きを止められたデラに向けて

サンジは連続の蹴りを全て寸止めで放つ

 

『結局、ダメージがなければ大した事ないわよぉ』

 

「くそっ

女じゃ無けりゃ…」

 

蹴れない事を悔やむサンジに後ろからチョッパーが一言

 

「クンクン

おい、サンジ…

あいつ男だぞ?」

 

衝撃の一言にサンジは硬直する

 

「な…なん……だと?」

 

チョッパーの言葉を受けてデラは開き直る様に言葉を返す

 

『やぁねぇ〜

オトコなんて言わないでよぉ〜

私のココロは

オ・ン・ブルァァァァァァァッ‼︎』

 

胸肉(ポワトリーヌ)…」

 

デラの言葉を(さえぎ)りサンジの後ろ蹴りがデラを蹴り飛ばす

捕まえていたロビンは勢いが強すぎて手を離した

 

「そう言う事なら遠慮はしねぇ」

 

サンジは吹き飛ばされたデラに追いつき更に追い討ちをかける

 

腹肉(フランシェ)

 

追撃の腹部への一撃でデラは更に加速して吹き飛ばされる

 

背肉(コートレット)

 

加速して吹き飛んだデラに追いつき今度は背中を蹴る、吹き飛ばされた勢いと、蹴りの衝撃が相殺(そうさい)しフワリと空中に浮かぶ

サンジは蹴った勢いそのままに両手を地面に着いて、両脚で勢いよく蹴り上げる

 

木屑型斬(ブクティエール)

 

サンジはクルクルと回転しながらデラに向かってジャンプする

 

悪魔風脚(ディアブルジャンブ)

荒砕(コンカッセ)‼︎」

 

青く燃える踵が振り下ろされる

しかし、振り下ろされた踵はデラには当たらず、そのまま地面に落とされ大きな跡を作った

そして、タバコに火をつける

 

「お前の心意気に免じて、止めは勘弁してやる」

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