年末にこいつを出して年明けにイアソン先生出して、pixivでベア先初詣とオリベア初詣出すぞ~!!
アリウススクワッドと別れカタコンベを抜け出したゼロはすぐさまミレニアム自治区に存在する廃墟へと移動していた。
『があああああああ!!!!!ふざけるな!!!ふざけるな!!!俺が!!俺があいつらと同じ括りだと!!!!』
『ベアトリーチェ!!!!!貴様は!!!!貴様は!!!!!相も変わらず他者の地雷を踏みまくる!!!!!』
『昔から変わらぬその他者を見下す思考!!!己以外を尊ばぬ精神!!!!すべてを巻き込み破滅させようとする極端さ!!!!!』
今のゼロにシャーレの先生や黒服とやり取りを行っていた時のような冷静さは一切ない。怒りに身を任せ暴れまわっている姿は正しく怪物である。原因はベアトリーチェに無名の司祭に連なる者と呼ばれたことだ。ゼロは自身に関する記憶が一部消えている。だが自分が無名の司祭に連なる者であることははっきりと覚えている。自分が無名の司祭どもと同じ扱いをされるのが心の底から嫌いで暴走してしまうほどに。だからベアトリーチェにそう呼ばれた時肉体が反射で否定したのだ。しかしそんなゼロにもトリニティで感情のまま暴走するわけにはいかないという理性が残っていた。正確にはユスティナと関連する場所は感情のままに暴走してはいけないという理性である。ゼロは複数の契約をユスティナと結んでおり、その中に外敵を排除する以外で戦闘行為の一切を禁ずるという契約がある。そのため司祭への嫌がらせという名目で廃墟で暴走しているのだ
「何者だ!!!ここは立ち入りk……」
暴走に破壊される瓦礫の音を聞きつけたロボットたちが集まるが次の瞬間には皆ゼロの背中から現れた鋭利な翼によって切り刻まれて生を終えてしまった。本来ゼロの肉体にこのような翼は存在しない。これは王女を狂ったように信仰するゼロが王女のために自らの肉体を改造し生み出したものである。その翼は肉体に埋め込んだオーパーツに加え「王女を神のように信仰した」ことによって得た神秘が混ざり合い完成したもの。
数多の肉体改造、狂い果てた精神によってもうすでにゼロは痛みを感じなくなっている。翼が現れた箇所や肉体の様々な部位は改造痕が強く残っており救護騎士団や救急医学部に所属する生徒が見れば血相を変えて治療を開始するレベルだ。これ程にまで自らの肉体をないがしろにしてしまう信仰心となぜ王女をこれ程にまで信仰しているのか覚えていないをこと恐れゼロに関わった者は彼を「狂信者」と呼んだ。
ひとしきり暴れ回り落ち着きを取り戻したゼロは翼を体内に格納する。しばらく何かを思案したあと通い慣れたような場所へ向かうように移動を開始した。自らが殺したロボットの残骸を踏み潰しながら。
[対象の身元を確認します。────ノーデータ、仮称ゼロ、あらゆる資格がありません。速やかな退去を要求します]
『やはり俺に資格は与えられんか。何が足らぬ?神秘か?ヘイローか?それとも恐怖?』
システムから無慈悲な宣告を受けるも、特に落ち込んだ様子を見せることなく立ち退くゼロ。彼の脳内は自身に足りない物を考えることで埋め尽くされていた。船の捜索もある程度目途が立ち始め急いで探す必要性も下がって来たゼロはエデン条約を見届けることを決めた。はるか昔から油と水の関係であるゲヘナとトリニティが結ぶ和平条約なぞ全てが計画通りに進むわけがないのだ。何せアリウス分校という洗脳教育を施された介入者がいるのだ。そもそもアリウス分校はトリニティに迫害された歴史を持つ。植え付けられた憎悪ではあるが自分たちを迫害した連中が和平を宣言するなぞ割り込むにはもってこいのストーリーだ。それにユスティナの後身であるシスターフッドにも興味がある。ユスティナのように痴女のような恰好をいまだにしているのか、今も秘密主義の体制なのか気になることがたくさんある。
ゼロは百合園セイアのように特殊な力を有している存在でもある。もうすでに機能しなくなった能力がかつて捉えた光景が突如頭をよぎる。念のため戦闘準備をしてからトリニティへ向かうことにしたのだった。
「もうじき調印式ですね!ハスミ先輩!」
「そうですね、みなさん調印式が終わるまでより気を引き締めてください」
「「「「「はい!!」」」」」
「それでは私は巡回に行ってきます」
「ハスミ先輩かっこいいよね!!」
「そうだよね!!憧れちゃう!!」
「シャーレの先生とも仲がいいのうらやましいなぁ」
「「「ねぇ~」」」
「私たちもお願いすれば連絡先交換してもらえるかな?」
「どうだろうね」
「聞いてみないことには分かんないから今度お会いできたときに聞いてみようよ」
「キョウカちゃんはどうする?」
「えーと、私は良いかな」
「「「「そっかぁ」」」」
私清澄キョウカにはいわゆる前世の記憶というものがある。と言っても完全に覚えている訳ではなく断片的な記憶ばかりだが。にしても皆先生にお熱だなぁ、そんなにいい人だろうか?私の前世の家族は先生のような人は心の底から嫌ってそうだけど。いやまぁ前世の家族がどんな人だったか正確には覚えていないんだけど。私から見たシャーレの先生は前世の家族たちに良いように使い潰されてしまいそうな人というより印象が強すぎて魅力的に見えないのだ。