お気に入り887件ありがとうございます。ここまで楽しんでいただけるとは思ってもみませんでした。感謝の極みでございます。
今回はタイトル通りの回です。
…今回の話で、オクタヴィアに対するイメージが少し変わるやもしれません。
あの後、着替えてヌヴィレットと事後処理をし、事情聴取や書類諸々を終わらせた後、やっと歌劇場から外に出ることができた。夜風がひゅう、と吹き抜けると同時に、僕はくしゃみをしてしまう。濡れた服を長く着すぎたからか、身体が冷えているようだ。悪寒もするし、これは風邪を貰ったかもしれない。
…ハア、リネくんたちに
「お、おい!いきなりどうしたんだよ!しっかりしろ!」
泉の方で誰かが騒いでいるのが聞こえた。何かと思えば、そこには地面に倒れている旅人を、そのお供?ペット?のパイモンさんがゆさゆさと擦っているところだった。どうやら旅人は気を失ってしまっているようだ。
「大丈夫ですか?」
「あっ、お前は…オクタヴィア!」
「はい。オクタヴィアですけど…どうされました?」
パイモンさんは一瞬躊躇ってから、僕に事情を説明してくれる。旅人が「ルキナの泉から誰かの名前を呼ぶ声が聞こえた」と言い、自分にも少しだけ聞き取れた途端に旅人が倒れて気を失ってしまったそうだ。
「ふむ…少し失礼」
旅人を揺り動かすパイモンさんにのいてもらい、旅人の首筋に手を触れる。そして瞼を指で開いて眼球を見れば、小刻みにぴくぴくと動き、時折くるんと回ったりしている。
「脈はあります。目の動きからするに、単純に気を失っているわけではない…夢を見ているのかも」
「じゃあただ寝てるだけ、ってことなのか?」
「ただとは言えませんが…とにかく命に別状はないと思われます」
「ほっ、よかったぞ…。その、助けてくれてありがとな、オクタヴィア。最初はちょっと怖かったけど、お前っていいやつなのかも…」
パイモンさんはふわふわと揺れ動きながらお礼をくれた。
「いえいえ、私は通りがかっただけですから。では、私はこれ…で…」
返事を返し、僕はまた帰路につこうとして…道の反対側から、大量の警備マシナリーが歩いてくるのを見つける。あんなにいるとは珍し…あれ?
「な、なんだよあれ…フォンテーヌ邸ではあれは普通なのか?」
「いえ。あれほどの武装を積んだマシナリーを大量動員するには、よほどのことがない限りは申請が出せませんし…なにより私と執律庭の責任者の調印が必要なはずです」
「じゃ、じゃああれってなんなんだよ!こっちに歩いてくるぞ!」
パイモンさんは怯えた様子で指を差し、また旅人を揺り動かし始める。ああ、頭痛も酷くなってきて、熱も出てきたかもしれない。早く家に帰りたいのに…面倒だ、本当に。
「おそらく、例の薬を売っている組織の差金でしょう…。真実に迫った貴方達を消したいんでしょうね」
「ええっ!?ど、どうしよう…オイラ戦えないぞ…!!」
「そこは安心して…私がなんとかしましょう。貴方達は物陰に隠れるかして、助けを呼びに行きなさい」
「ひ、1人でやる気か!?お前じゃ無理なんじゃないか?!」
パイモンさんの叫びに言葉を返すことなく、僕は背中から触腕を生やす…なんだか、いつもより
…そういえば、着替えた時に触腕の装甲も外したんだった。つまり、僕は今パイモンさんに生の触腕を見せてしまっていることになる。
「…このことは、ナイショですよ?」
「お、おう…!」
人差し指を唇に当てパイモンさんに口止めをすると、彼女はなぜか敬礼をしてから旅人をゆっくり陰に引きずっていく。さて、頭も痛いしさっさと帰って寝たいから…
「早めに終わらせてしまいましょう」
一気に元素力を解放し、触腕を伸ばす。ごうごうと青い炎が吹き出し夜闇を照らす。僕は触腕のうち二本を前に構え、残りの触腕と脚で地面を蹴り…突貫。
青い軌跡を描き、何体かのロボを轢き倒す。ロボ達は遅れて反応すると、一斉にこちらに銃口を向けた。雷・炎・草、あらゆる元素力が光を放ちこちらに撃ち出される。
「クソ…避けるのも面倒だ!」
僕は元素の弾幕に正面から突っ込む。燃える触腕で次々と元素反応が起き、エネルギーが大気を震わせる。この行動はロボたちも流石に予測していなかったのか、何体かの反応が遅れた。僕はその隙を逃さず触腕を伸ばし、ロボを三体捕らえる。
一体は触腕をあけるためそのまま締め付け圧壊。一体は固まっているロボ達へ投げボウリングの要領で蹴散らし、一体は未だ降り注いでいる弾幕をしのぐ盾にした。
「次…っ!!!!」
盾にしたロボを持ったまま振り回し、ロボ達を薙ぎ倒していく。やがて脚だけになってしまったロボの残骸を投げ飛ばし、別のロボの頭に突き刺した。ハットトリックが決まったようだ。
「しっかし…キリがないですね!」
これだけちぎっては投げちぎっては投げを体現しているというのに、ロボの波は途切れない。一人だとそろそろ限界が近いか…と、二人を連れての逃走も視野に入れ始めたその時。
「そこのあんた!頭下げて!」
広場に響く女性の声。言う通りにしゃがむと、頭上を岩元素の散弾が通り過ぎ、前にいたロボを穴だらけにした。声の主の方へ振り返ると、そこにはパイモンと旅人を守るように立つ二人の男性と…黒と黄色の豪奢なドレスを着た、いかにもフォンテーヌ人らしい淑女が立っていた。…まあ、彼女が僕の方に構えた傘の先端からは硝煙が立ち上っているのだが。
彼女が誰なのかはすぐに見当がついた。裁判中も見かけた、快活で可愛らしい、だがきりりとした顔立ち。堂々とした佇まい…そして二人の侍従!間違いない!
「カーレスくんのとこのお嬢ちゃんじゃないですか!!」
「ッ、その呼び方やめて!」
彼女は語気を強め、もう一度“ガンブレラ”の引き金を引く。急いで上へ飛び退き、空中から触腕を伸ばして何体かを叩いて後ろに着地。彼女の横へ戻ってくる。
「近くで見るとやっぱり…大きくなりましたねえ!マルシラックさんもお久しぶりです、先程の裁判ではどうも!」
「おお、覚えていていただけましたか。それはどうも…」
「話は後にしてマルシラック!どんどん来てるよこいつら!」
懐かしい気持ちになってついはしゃいでしまい、お嬢ちゃんに嗜められる。ゾロゾロと押し寄せるロボ達は、がしゃがしゃと音を立てながら次々と武装の制限を解除していく。
「持久戦は少しきつかったのですが…貴方達も助太刀してくれるのならまだまだいけそうです!」
「それは良かった!マルシラック、シルヴァ!相棒とパイモンは頼んだわよ!」
「お任せください」「ご命令とあらば」
侍従の二人は旅人とパイモンを守るように立つ。どうやら旅人はやっと目を覚ましたようで、半開きの目で何が起きているのかを処理している最中のようだ。
「さて…じゃあまず視界を開けましょう。何処かに指令を入力してる人間がいるはずです」
「了解!じゃあ飛ばしていくわよ…っ!」
彼女…ナヴィアお嬢ちゃんは返答するや否やガンブレラをぶっ放し、そのまま大剣を引っ提げて敵に突っ込んでいく。僕もその後に続いて地面を蹴り飛び出し、ロボにあびせ蹴りを仕掛ける。威力は出ないが、蹴倒して踏み台にし跳躍。そのまま触腕を伸ばし…叩く!!!!!
何体かのロボの首がスポーンと宙を舞う。だんだん触腕の膂力が上がってきているようだ。危なげもなく着地し、数体のロボを鷲掴みにし…
「お嬢ちゃん!クレー射撃の経験はおありで!?」
「生憎無いけど…やってみせるよ!」
彼女のいる方の空中へ、炎元素を付与して投げ飛ばす!
何発かの銃声が響き、岩元素の弾丸が宙を舞うロボ達を次々と貫いてゆく。結晶反応の蒼い欠片が降り注ぎ、まるで宝石の雨のようだ。
「お見事!数も減ってきています。もう一息…!」
「そうみたいね…でもこんなに警備ロボを雇うなんて…!」
「まず普通の手段じゃ無理ですよ…ねっ!」
突貫していく彼女とやり取りをしながらロボを無力化していく。肩を外し、脚をもぎ、胴体を潰して一体ずつ潰してゆく。そのうちナヴィアお嬢ちゃんは奥の方で一体のロボと切り結んで…こっちに飛んでくる!
咄嗟に触腕を伸ばし、彼女をキャッチして優しく下ろす。その間にもゾロゾロとロボが押し寄せ…また増えてる〜。
「よっ…お気をつけて。あまり前に出過ぎないように」
「…あんがと!でも、これじゃキリがないね…!」
遂には辺りが警備ロボで埋め尽くされ、完全に包囲されてしまう。背後ではやっと旅人が状況を理解したのか、咄嗟に剣を抜いていた。でもやっぱりこの量はきつい…!
「旅人さんも起きたようですし、私は応援を呼びに……?」
一度離脱して警察隊を呼ぼうかと、抜け出す隙を窺っていたその時。大群の後方から濃密な雷元素力を感じた。なんとまあナイスタイミング…!
「みなさん朗報です!常勝不敗が援軍に来ましたよ!」
「…クロリンデ!?」
ナヴィアお嬢ちゃんが驚きの声を上げた。大群の後方で剣を構えて駆け出し、駆動系を切り捨てながらこちらに移動する黒い影…我らが決闘代理人、クロリンデさんその人である。彼女はロボの斉射を弾いては切り捨て、急速に敵を片付けていく。
「負けてられません…!お嬢ちゃん援護を!」
「だからお嬢ちゃんはやめてってば!」
僕はスライディングでロボの下を潜る。頭上を岩元素の散弾が掠め、吹き飛んだロボを掴んで叩きつける。触腕を使って仰向けから宙に飛び上がり、適当なロボを巻き上げた。
「クロリンデさん!」
「了解した」
クロリンデさんに指示を飛ばし、触腕に炎を纏わせ巻き上げたロボを叩き落とす。勢いよく落下するロボに向けてクロリンデさんは引き金を引き…地面に激突する瞬間、過負荷反応で周りのロボも巻き込んで爆散。ロボの大群が一気に片付いてしまった。
触腕で受け身を取りつつ着地し、クロリンデさんと一緒にナヴィアお嬢ちゃんの方へ歩く。彼女はほっとした様子で傘をしまい…クロリンデさんを見るなり眉間に皺を寄せる。…なるほど、まだ引きずってらっしゃるか。
「なんとか凌ぎ切りましたね…操作してる奴は逃してしまったみたいです。助かりましたよクロリンデさん」
「そうか。駆けつけた甲斐があった」
クロリンデさんは軽く剣を振ってから納刀し、こちらに向き直る。
「…助けてくれたお礼を言うべきかしら?それとも…なぜいきなりここに駆けつけてこられたのか、説明してくれる?」
「私はただ…あなたが近々危険な目に遭うかもしれないと、ついてきただけだ」
「…普通はそれを“尾行”って言うんだけど?」
ナヴィアお嬢ちゃんは不機嫌な様子でクロリンデさんの行動を咎める。確かに無断で後をつけるのは褒められたことではない…が。
「…カーレスくんですか?」
「ん?…あ、ああ、カーレスさんの遺志だ。あの人を裏切ることはできない」
「あんたが…パパのことを語らないで」
彼女は冷たく言い放ってしまう。まだこの二人の確執は大きいか…この空気をなんとかせねば…!
「今は喧嘩をしている場合ではありませんよお嬢ちゃん。ひとまずこの警備ロボの出所を調べるべきでは…」
「オクタヴィアさん…さっきも言ったけど、お嬢ちゃんって呼ばないでくれる?それにパパのことだってくん付けで呼んで…」
「あー、ごめんなさい、無意識でした…お年頃ですものね」
「やめてってば!」
ナヴィアさんは顔を赤らめて怒る。よし、とりあえずこれで空気は緩んだかな…。
「…二人は知り合いなのか?」
「ええ、彼女の父とは昔からの付き合いです。よくお世話になりましたよ」
クロリンデさんは意外そうに聞いてきた。そう、彼女の父カーレス、ひいては
「それで…この警備ロボはなんなの?これ、執律庭の人達にしか使えないはずよね?」
ナヴィアちゃんはまた険しい顔をする。公的機関しか扱えないロボなのだから、まずは公的機関を疑うのはごもっともだろう。僕は触腕を一本伸ばし、ロボの残骸を引き寄せる。首元を見れば…やはり。
「警備ロボの大量動員は、本来ならば大規模テロ等に対抗するための特別措置となります。そのためには執律庭責任者と私の判子が必要になるはずですが…生憎押した覚えはないんですよね」
「じゃあ一体どうやって?」
「普通の警備ロボの首元には、執律庭の管理番号が刻印されているのですが…ほらここ。本来ならここに刻まれているはずです」
残骸を持ち上げ、まっさらな首元を指差す。彼女はそこを確認して首を傾げた。
「つまり…これは執律庭のものじゃない、ってこと?」
「ええ。おそらくは違法ルートでの個人所有でしょう。…しっかし、下手人はとんでもないお金持ちな様子ですね」
「例の違法薬物を捌いていた組織だろう?…そういった商売は、悲しいことに大金が動くらしいからな」
ナヴィアさんは納得した様子で頷き、続ける。
「じゃあ、とにかく今の“棘薔薇の会”じゃ勝てない勢力ってことね…でしょ?」
「そうなってしまいます。…今回の件で、貴女は命を狙われていることが分かりました。くれぐれも気を抜かぬよう…」
「いえ、あたしは引き続き調査するつもりよ。真実を再び白日の元に晒す…これこそが、パパの
彼女は毅然とした態度で腰に手を当て、決意に満ちた表情で言い放った。…強情だ。こんなところもカーレスくんに似てるんだなあ。
「とにかく、今日のところはあんがと。でも、二人とも…今後何かあったら先にあたしに教えて。尾行されるのは好きじゃないから」
「ああ、私ももう後をつけたりはしない…では、失礼するよ」
クロリンデさんはそう言い残して、歩いてこの場を後にした。腕を組んでその背中を見つめていたナヴィアさんはこちらに目を向けた。
「…オクタヴィアさんは帰らないの?」
「帰りますよ。でも、そのまえに一つ…」
僕は懐から紙を取り出し、万年筆で一筆認めてから彼女に突き出す。疑問符を浮かべている彼女に言葉をかけることにした。
「これは執律庭の通行手形のようなものです。私のサインつきなので、とても自由に証拠品閲覧・戸籍捜査諸々ができますよ。取っておきなさい」
「…なんで、こんなものをあたしに?」
「連続少女失踪事件…そして
「それは、そうだけど…あんたにとってコレをする利点って、何かあるの?」
…彼女は僕の腹の内を探るような視線を向けてくる。僕はそんなに打算で動いてるわけではないのに…心外だ。本当に、心外だ。
「
僕はふらつく頭を支えながら、ベッドで待っているであろう主神の元へ。フォンテーヌ廷へと歩き出した…。
ーーーーー
あの人…オクタヴィアの背中を見送っていると、小さい頃の出来事を思い出す。私がまだ物事をあまり知らなかった頃、パパに聞かされた難しい話のことを。
あの日、パパとオクタヴィアは“棘薔薇の会”の本部の一室で向かい合って座り、何かの相談をしていた。やがてそれが終わると、オクタヴィアはにこやかな笑みを浮かべて私の方を見る。
「それにしても、ナヴィアお嬢ちゃんもこんなに大きくなって…今おいくつでしたっけ?」
「今年で6つになりますね」
「おやおやそうでしたか…時の流れとは早いものです。先代の背後から僕を見ていた男の子が、今や組織を立派に率いて…こんなにかわいらしい娘さんまで」
「ハッハッハ、やだなあオクタヴィアさん、いつの話をしてるんですか!」
「私にとっては、今でも君は“カーレスくん”ですとも」
和やかな雰囲気の中笑いあう二人に釣られて、自分も笑顔になった。パパとオクタヴィアはどうやらとても仲が良かったらしかった。しばらく談笑した後、オクタヴィアは腕時計を確認し、驚いたように席を立ち上がる。
「おっと、もうこんな時間に…私はこの後も仕事があるので、これで失礼させていただきますね」
彼はパパに向かってお辞儀をした後、私の頭を撫でてくれた。彼の手はパパともママとも違う、柔らかだけれどどこかひんやりとした、独特な心地よさだった。
ぱたり、と音を立てて扉が閉まると、パパはふう、と息をつく。どうしたのだろうとパパの方を見つめていると、目が合った。パパは少し顎に手を当てた後、向かいに座るよう促してきた。言う通りに座ると、パパは私にこんなことを話してくれた。
「ナヴィア…君はじきに私の跡を継いで、この組織のボスになるかもしれない…だから、今のうちから“彼”との付き合い方を学んでおくべきだ」
先程まではあんなに仲が良さそうだったのに、まるで彼が厄介な人物かのように語り出すパパに、私は当然疑問を口にした。すると、パパは少し笑った後こう返してくる。
「もちろん、あの人はいい人だ…この組織の創設時にも、彼は支援を惜しまなかったし、個人としてはとても気安い人だ。兄のように思ってすらいる」
パパはこの言葉の後、少し言い淀んでから続けた。
「でも、でもね…フォンテーヌでこのような組織を運営するに当たって、彼だけは…オクタヴィアだけは、絶対に敵に回してはいけないよ」
パパはテーブルの上で腕を組み、さらに続ける。
「この国の最高審判官…ヌヴィレット氏が“司法の番人”とするならば、オクタヴィアは“行政の番人”。彼は民のことを第一に考え、とても良い政治をなさるが…それを崩そうとするものには容赦をしないお人だ」
パパの言っている意味が分からなかった。いい人ならそんなに警戒しなくなっていいのに。
「…この組織も一枚岩ではない。以前、私の元から離反して新たな勢力を作り上げ、フォンテーヌの政治と癒着することで甘い汁を吸おうとする輩がいてね…そいつらはいまどうなったのか、想像がつくかな?」
パパはそう問いかけたところ、「まだナヴィアには分からないかな…」とつぶやき、こう続けた。
「そいつの組織はあっさりと瓦解した。内部から幾つもの違法行為の証拠がボロボロと執律庭に提出され、トップを張っていたそいつはメロピデ要塞にぶち込まれた…今はどうなっているかは分からないが、少なくともまだ出てきていないな」
「そいつの組織の中には、何人もオクタヴィアの息のかかった奴がいた。そいつらは政治を崩そうとした組織を破壊する為、様々な罪を暴露し…
「オクタヴィアが指先をひとつ動かしただけで、彼の見えない蛸足たちが防備を引き剥がし、暗い海へと沈めてしまう…。彼の蛸足は、このフォンテーヌ全土に伸びて…もしかすると、メロピデ要塞にも手が届いているのかもしれない」
パパはかすかに指を震わせながら、こう締め括った。
「オクタヴィアに…あの“海の怪物”が守る
【To Be Continued…】
オクタヴィア:彼の手腕はフリーナの為に。フリーナの想う“フォンテーヌ”の為に。…もう二度と、取りこぼさない為に。
クロリンデ:…ナヴィア嬢とはどのような関係なのだオクタヴィア。
ナヴィア:父との思い出により、オクタヴィアのことをとても警戒している。…父があんなに親しんでいて、かつあんなに恐れていた相手…。
パイモン:ふう、危なかった…なんか安心したらお腹が空いたぞ。なあ旅人ー、フォンテーヌってタコ料理あると思うかー?
ーーーーー
いかがでしたか?
オクタヴィア、ただのショタではない…!!
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