人になりたかった魔族 作:フリーレンにハマった人
アンケートで一番多かった
フリーレンとシュネーが共に旅を続けたifから書かせていただきます。
私生活が忙しすぎるため、短めの序章となっております。
ひと段落ついてゆっくりと書けるようになったら続きを書きます。
ヒンメルの死から二十一年。
フェルンがフリーレンから魔術を教わり始めて一年目の頃、
修行を終えて森からフリーレンとハイターの待つ家に帰ろうとしたその時、フェルンの横の茂みがガサガサと音を立てる。
警戒しつつその茂みをフェルンが見つめていると、ボロボロのローブの人物が茂みから姿を現した。
「そこのお嬢さん、フリーレンの行方……それか、僧侶ハイターの家のどちらかの位置を知らないかい?逸れてしまってね」
その声は中性的だったが、陽の光に照らされた顔は女らしく見えた。
その二人の名を知っているのならきっと味方なのだろうと思ったフェルンは
「どちらも同じ場所です。案内します」
と言ってローブの女を家に案内した。
フリーレンとハイターの二人に出会った女は二人に片手を振る。
フリーレンは特に感じることもなさげに
「あ、追いついたんだね。シュネー」
と彼女の名を呼んだ。すると、シュネーはその雰囲気に怒気を滲ませながらフードを外す。その頭には片方が折れた不揃いの角が生えていた。
「あの森でハイターの家を二手に分かれて探すと言ったのはキミだろう!なんで置いていくかなぁ!」
その直後、フリーレンは明らかにやらかしたという顔をした。
「いや、方向音痴だったの忘れてて……ごめん」
「二度目はないよ」
ムスッとしたシュネーに目を逸らすフリーレン。
どことなく気まずいその場にハイターがやってくる。
「おや、フリーレンに討伐されたわけではなかったんですね?シュネー。」
「そんなわけないだろう?まだ死ぬには早すぎる。」
「そうですか。」
ハイターがやってきたことでいくらか空気が和らいだそのタイミングを狙ってフェルンは
「そろそろ食事にしませんか?」
と切り出した。するとシュネーは家の窓から空を見上げ、日が落ち始めていることを認めると
「もうそんな時間か、ならボクとフリーレンの分の食材はせめてしっかりと狩ってこなければね。そういうのは得意なんだ。」
と、少し寂しそうでいて懐かしむような瞳で言った。
そこからしばらく経ってフェルンが野菜を切り終わった頃、シュネーが獣一頭を引きずって帰ってきた。
そこからフェルンに必要な肉の部位を聞いて切り出すまではまるで慣れた職人のような手捌きだった。
「すごいですね。何処かの職人だったんですか?」
「……職人だったわけじゃないよ。ただ、少し必要だったからできるようになったんだよ。楽しかったけれど」
その伏せられた目から、フェルンは幼いながらも何か聞いてはいけなかったのだろうと察した。
「すいません」
「謝らないで。君は悪くはないよ」
シュネーはにこやかな笑みで答え、フェルンの頭をポンポンと撫でた。
その日の食事はシュネーの狩りの甲斐もあって少しだけ豪華だった。
読了ありがとうございます!
少し急足で書いたこともあって変な文だったらすいません。
前書きにも書いた通り、少しの間忙しいですが暇ができたら必ず
続きを書きます。よろしくお願いします。
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