四楓院夜一に転生したけど、生まれた世界が違うんじゃが⁉︎ 作:のうち
「うちはマダラだと?……うちは一族である俺の前で良く、そんな名前を出せたもんだ。」
「フン……砂利が良く喋る。写輪眼を碌に扱えもしないお前が……良く言ったものだ。今の儘では憎っくき兄を殺す所か、其の兄に辿り着く前に別の奴に殺されて終わりだ。」
とサスケの前に居る仮面の男は然う返す。
「此んな風にな・・・・」と仮面の男は何時の間にかサスケの後ろに居り、サスケの首元にクナイを当てていた。
「まあ……良いだろう。お前に其の気が無いなら別に良いさ。俺としても貴重な写輪眼を大蛇丸に呉れて遣るのは忍びない。だが覚えておく事だ、お前は何れ力を渇望する様になる。良く覚えておけ、若し力を手に入れたくばお前は自分の手で友を殺さねばならんと云う事を……」
然う言うと仮面の男は黒い渦と共に其の場から消えた。
其してサスケも其れと同時に目の前が真っ暗になった。
次にサスケが目を覚ますと其処は自宅の布団の上だった。
(どうなっている。一体何が……)
だが……一向に其れは分からなかった。
一方其の頃。夜一は火影室で最近、里の周辺を音隠れの忍び共が彷徨いている姿が多々見られる様になった事に就いて頭を悩ませていた。其の何度かは木ノ葉崩しの際に四紫炎陣を張っていた奴等の姿も在る。実際何度かは夜一が対応した事も有った。
「扨、報告を聞こうかの、シュンスイ。」
シュンスイは新たに御意見番と成った奈良シカクの兄でダンゾウ亡き後の暗部の育成を任せている人物だ。彼は現在、里周辺の警備に当たっている暗達部の報告を上げに来たのだ。
「いやぁ……参ったね、どうも。彷徨いている音の忍は大蛇丸さんの部下だけあって結構な遣り手でさ、上忍でも追い払うのが厄介なのが出て来る時が有るんだよ。」
「うむ、儂が出て来ると奴等は決まって撤退するからの。いや、儂相手に逃げ切るって一体どんな手を使ってるんじゃ?」
「んー……普通に考えれば何か分身系の術なんだろうけど、影分身を他里の忍びが使うとは思えないしね。だけど分身と見抜けないなんて事は無いと思うんだけどね。」
音隠れの忍びに対する話し合いは夜迄続く。
「夜一様……」
「如何した砕蜂?」「何やら、うちはサスケの様子が可笑しいのです。」
「……可笑しいとは?」
「里の外へ出る門の方へ歩いて行くのが確認されました。」
「ちょっとちょっと、それはマズいんじゃないの?五代目、その近くに飛雷神のマーキングは?」
「勿論有るぞ。其れじゃあ行って来ようかの。」
と儂はサスケが居ると思われる地点へと向かったのじゃった。
「此んな夜更けに如何したんじゃ、サスケ?」
「五代目……」
「此んな時間に下忍の御主が任務と云う事はあるまい。何か用が有るなら儂が付いて行ってやろう。」
「お前には関係無い。俺は里の外に用が有るだけだ。」
「誰かに会いにでも行くのかの?扨は彼女か?相手はサクラかの?」
「関係無いと言っているだろう!サッサと其処を退け!!」
「然うか、残念じゃ。」
サスケの背後に周り、手刀で気絶させてから儂はサスケを背負って、火影屋敷へ又飛ぶのじゃった。
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