四楓院夜一に転生したけど、生まれた世界が違うんじゃが⁉︎ 作:のうち
サスケが目を覚ますと其処は自宅の布団の上だった。
「俺は……ハァ……ハァ……何が。そうか、俺は……」
サスケは気絶する前の出来事を思い出していた。
『サスケ君は必ず私を求める……力を求めてね。』
中忍試験にて遭遇した伝説の三忍の一人、大蛇丸が言った言葉が頭から離れない。
木ノ葉崩しでの砂の我愛羅との戦いの折に守鶴を目覚めさせたナルトが呼び出した巨大な口寄せの蝦蟇を変化させ、守鶴を倒してしまったのだ。
何でだ。何故、ドベのアイツが此処まで強くなる……俺はどうしてこんなに弱い……
『今の儘では憎っくき兄を殺す所か、其の兄に辿り着く前に別の奴に殺されて終わりだ。』
其して、家に現れたマダラを名乗る仮面の男の言葉がサスケの心の内に更なる力への渇望を齎した。
サスケは幾度と無く、里を抜けようと画策するが何故か何時もよりもサスケに向けられる視線が多く有る様に感じ、周りを振り返ると其の視線は無くなっていたが暫くすると再び、複数の視線がサスケに向けられた。
(何だ、俺を見張る奴は居ないのに……付けられている感じも無い。)
其れはサスケが外への門へ近付くと更に其の視線は多くなり、外への門を潜ろうと敷居を跨いだ瞬間、サスケの意識はまた暗闇の底へ落ちて行く。
其して再び、サスケは自宅の布団の上で目を覚ました。
「此処は……」
其の様子を黒猫がサスケ家の窓から見ていた。
其れから何度もサスケは里の外へ行こうとしたが其の度に意識を失い、自宅の布団で目を覚ましていた。
ナルトが里の外で自来也と共に特別任務に出ている間もカカシやサクラと共に簡単な里内で済ませられるDランク任務を続けている。
カカシも前の様な高ランク任務に着く事は出来ないのかと聞いても良かったが波の国での任務や木ノ葉崩しの一件自体が例外中の例外だと自分でも分かっている為、自分から聞くのも気が引けたし、其れを聞く奴は今現在里には居ない。
其んな日々を続け乍ら一週間程経過した日の夜、今日も又里の外に出ようとした所で意識は途切れ、気付けば又自分の見知った家の天井。
「又か。何なんだ、一体……」
「随分と参っている様だな……砂利。」
「お前は!?」
気付けば又何時ぞやの仮面の男が居た。
「里を抜けようとする度に彼の化け猫に止められ、悲しきかな、自分に力が無ければ自分の希望すら通す事が出来無い。強い力は更に強い力に押し潰される。此の一週間で学んだんじゃないか?」
「お前には関係無い。」
「然うか?折角お前を里の外に出して遣ろうと思ったのにな。」
「!?何だと……」
「如何する?今、彼の化け猫の分体を消した。時間は無いぞ?奴は直ぐ様、遣って来「サスケ!?」ほら来た。」
「貴様……何者じゃ?」
「俺か?俺は何者でも無いさ。力を望むコイツを、希望のモノを与えて呉れる奴の所へ連れて行く。」
「させると思うてか。暁……御主等はサスケを如何する心算じゃ?」
「今は如何もしないが正しい。さあ、サスケ、選ぶのはお前だ。俺と来るか、其れ共一生此の里で燻るだけか?」
「俺は……」サスケは咄嗟に仮面の男、自称マダラの方へと向かう。
「連れて行かせると思うか?忍法・六杖光牢!!」
其の仮面の男を捕縛しようとするが其の忍術は男の体を擦り抜けた。
「何じゃと……!?」
と驚き乍らも連れて行かせる前にサスケを捕縛してしまおうと動くがサスケを中心に渦が巻き、姿が消えた。
其して彼の仮面の男も消えていた。
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マジでどうしようノリで描いてたらオビト三忍クラスをだし抜いちゃったよ。
確かに初見で神威を見破るのは難しいと思いますが、実際にみなさんの想定している夜一との乖離が更に深まってしまうというの怖いですが、今回の結果となりましたのでとりあえずはサスケは里抜け(誘拐)となりましたのでよろしくお願いします。
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