四楓院夜一に転生したけど、生まれた世界が違うんじゃが⁉︎ 作:のうち
サスケが連れ去られたのと時を同じくして自来也達が里へと帰還した。
「夜ばあちゃん、サスケが連れ去られたってのは本当かってばよ!」
「うむ、済まんな。止める事が出来んかったな。サスケが消えたのとの同時に里外に又音隠れの忍び共が集まって来おったらしい。よって今、上忍連中に声を掛けて外の音忍共を捕縛してサスケの居場所を吐かせるべく、向かわせておる。カカシやガイ達も向かわせておるから捕まらん事は無いじゃろう。」
其れからカカシを始め、木ノ葉の上忍達は音の忍び共の捕縛に成功し、現在はイビキ達、暗部の拷問・尋問部隊に尋問させておる。
「取り敢えずはサスケの呪印に施してある封印に場所を知らせる匂いを発する、所謂マーカーみたいな役割の術式を練り込んどるから追跡は出来る。直に奴等の狙いも分かる事じゃろう、其してじゃ。カカシの第七班(カカシ班)、アスマの第十班(アスマ班)、ガイの第三班(ガイ班)には今よりサスケの救出任務に当たって貰おうと考えとる。自来也、御主も一応付いて行け。カカシやアスマ、ガイが付いておれば大丈夫じゃとは思うが腕を使えんとは言え、彼の大蛇丸じゃからな。念の為じゃ。」
「分かった。今回、サスケを攫った奴の事もあるしの。」
「済まんが頼む。」
「では、シカク、シュンスイ達を呼んで来い。班編成の指揮系統を考えねばな。」「分かりました、五代目様。」
上層部による会議の結果、取り敢えずはサスケの穴埋めに砕蜂を第七班に急遽編入した。
自来也を最高指揮官に任命、其して下忍達の指揮は中忍試験にて、唯一人中忍に成ったシカマルが執ると云う事で纏まった。
其して翌日、あ・んの門(阿吽の門)の前。
「砕蜂姉ちゃんだってばよ。」
「ナルト、誰この人?」
「砕蜂姉ちゃんだってばよ。夜ばあちゃんの弟の孫でちっちゃい頃は良く遊んで貰ってたんだってばよ。」
「ナルト、今回は私が臨時で第七班の班員として入る事になった。」
「本当か、砕蜂姉ちゃん。砕蜂姉ちゃんが居れば百人力だってばよ。」
「お前……ハァ……良いか、幾ら私が居ると言っても
昔みたいに全部守って遣れる訳じゃないんだからな?」
「分かってるってばよ。でもさ、でもさ。俺だって昔の弱い俺じゃないってばよ。今度は俺が、姉ちゃんとばあちゃんを守ってやるってばよ!」
「ナルト……」其の言葉に感動した砕蜂はナルトを自然と抱きしめていた。
「姉ちゃん……苦しいってばよ。」
「はいはい、姉弟でイチャイチャするのはそれくらいにね。どうやら他の班も来たみたいだよ?」
「待たせたな、カカシ。」
「ハァ……面倒くせぇー、何で俺が……」
「シカマル、アンタ、これは(私の)サスケ君を連れ戻す為の大事な任務なのよ?」
「ハハハッ!さあ行こうか。」
アスマ班に引き続き、ガイ班も集合場所に到着した事により、3班合同でのサスケ奪還任務に出発した。
自来也達は木の上を飛び乍らサスケに付いているマーカーの匂いを覚えた、カカシの忍犬パックンが未だ匂いが遠く離れていない事をカカシ達に伝え、目的地に向けて移動して行くのだった。
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