四楓院夜一に転生したけど、生まれた世界が違うんじゃが⁉︎ 作:のうち
サスケは仮面の男に大蛇丸が潜伏する、と或る屋敷に連れて来られた。
だが、連れて来られて何れくらい経ったのか。仮面の男に連れて来られてから暫くは意識が無かった。
其して目を覚ますと目の前には中忍試験の際に居た大蛇丸の部下のカブトと見慣れない二人の男が居た。
「やあサスケ君、目が覚めたみたいだね?」
「テメェはカブト……と云う事は……」
「アイツから聞いてないのかい?そうだよ、此処が大蛇丸様の数ある拠点の1つさ。其して今此処に居る御方……緑の髪の方が大蛇丸様だよ。余りピンと来ないかな?あの木ノ葉崩しの一件で大蛇丸様の身体は限界が来ていてね。乗り換え時だったのさ。」
「身体を乗り換える……?」
「そう。そう言う類いの禁術なのさ。君も僕も其処に居る君麿呂もその為に存在していると言っても過言では無いんだ。だが、君麿呂の身体は弱っている。もうそんなに生きられない。だからこそ、君を連れて来たのさ。」
「然う云う事よ、サスケ君。本当は貴方の身体を貰おうと思ったのだけど、如何にも時間が無くてね。コレをすると少なく共、数年は此の身体で過ごさないと行けないのよ……まあ、
其れ以降は如何なるかは分からないけどね。まあ、サスケ君には御望み通りの力を与えて上げるわよ。其れに自ら奴の誘いに乗ったのなら少なからず木ノ葉隠れの里は強者の集まる場所なれど、甘い考えの奴等が多い。其んな微温湯に居ては
サスケ君の復讐は果たせないと思ったのでしょう?」
……確かにサスケは一族が殺された時の事を思い出していた。
イタチは自分を殺したくば、自分と同じ領域、即ち万華鏡車輪眼を開眼せよと言う。
万華鏡写輪眼の開眼の条件は最も親しき友を殺す事……
サスケの頭に浮かんだ最も親しき友……其れはナルトであった。同じ班になり、共に切磋琢磨し、御互いを磨き合った。
砂の我愛羅との戦いの時、奴が口寄せで巨大な蝦蟇を呼び出した時、アカデミーの時、常に成績トップであった自分が、ドベから数えた方が早いナルトに大きく先を越され、強い劣等感を抱いた。
其して、其んな事を考えているとサスケの身体に変化が起こる。身体から初めて呪印の力を発現させた時以上の力が湧いて来るのを感じた。
「これは……」
「それこそが呪印の状態2の姿さ。サスケ君の呪印の封印を解くのに大分時間が掛かってしまってね。君の行方を誤魔化す為に君の呪印に付いていた追跡用の術式を外す必要が有ったから、少し君を起こすのに時間が掛かったんだ。それを外して更に封印が強固になったもんだから、時間稼ぎに君の追跡用の術式を移植したダミーを入れた座棺を持たせた音の四人衆に木ノ葉の里の周りを彷徨かせている。今頃、君の捜索隊と四人衆が戦っているかもね。」
「まあ、取り敢えずは其処の君麿呂に呪印の力の使い方を習うと良いわ。状態2の制御にはコツが要るのよ。先達から先ずは力の使い方を習いなさい。」
其してサスケと君麿呂は訓練場にやって来た。
「さあ、僕に残された時間は少ない。全力で掛かって来い。然うで無くては僕に一発だろうと入れる事は出来無いだろう。」
君麿呂が呪印を解放し、状態2になる。
「さあ……来ると良い。」
サスケは呪印状態2になった事により溢れ出る力を感じ、気分は高揚していた。
今の自分は誰よりも強い。此んな奴、直ぐに殺せる。其んな事を思い、サスケは君麿呂に立ち向かって行った。
其して一発の蹴りで地面に転がされていた。
「ハァ……此れで分かっただろう?同じ状態2だろうと僕の地の呪印と対になる天の呪印を持っていようと、此れだけの差が有る。大蛇丸様の下へ力を求めて遣って来たと云うのなら、もう少し、強くあって欲しいものだ。」
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