四楓院夜一に転生したけど、生まれた世界が違うんじゃが⁉︎ 作:のうち
ナルトが自来也を連れて遣って来おった。
「何だ、姉ちゃんか。此の坊主の変化に姉ちゃんが居たから、薄々嫌な予感はしとったがの。」
「夜ばあちゃん、連れて来たってばよ。」
「良し、自来也。儂は今、此の子に口寄せの術を教えておる。口寄せの派手さも御主の格好同様に派手だし、男の趣味は少々儂には理解出来ん所が有るでの。ブン太辺りとは言わんが、ガマケンさん辺りでも呼んで見せて遣って呉れんかと思っての。」
「何じゃ、其のくらいなら……まあ……」
「良し、見とれよ?」
亥→戌→酉→申→未
「口寄せの術!」と自来也はガマケンさんでも無ければブン太でも無い大きな蝦蟇を呼び出した。
「まあ、此の通りじゃ。」
「すげぇぇぇ、すげぇってばよ!!あのさ、あのさ。俺も蝦蟇を口寄せ出来る様になるかな?」
「んっ?御主、姉ちゃんの弟子じゃなかったのかの?口寄せも猫の口寄せ動物と契約しとると聞いとるが?」
「うむ、まあナルトが良いなら良いのではないか?遣りたいなら遣らせてみれば良い。」
「まあ良いじゃろ。」と自来也は大きな巻物を取り出して……
其処にナルト自身の血で名前を書かせる。
「まあ、取り敢えずナルト。口寄せは強力な奴を呼ぼうとすればする程、チャクラを多く消費する。必然と御主も会った事の有る獣兵衛なんかも其れに当たる。まあ、自来也の呼び出すブン太なんかと比べると少ないがな。」
「姉ちゃんの獣兵衛が反則級なんじゃ。彼のサイズでブン太と遣り合えるんじゃからな。」
「扨とナルト。一通り見せた所で此奴を改めて紹介しとくぞ。儂の弟分の自来也。木ノ葉の狂気や木ノ葉の伝説の三忍っちゅう二つ名を持っておる忍者じゃ。」
「木ノ葉隠れの瞬神が良く言うの……」
「其れにの。ナルト、此奴はな。御主の親父の師匠でもある。」
「えぇぇっ!エロ仙人ってば、父ちゃんの師匠なのかよ!?すげぇ。なあさ、なあさ。父ちゃんの使ってた術とか知ってる?」
「お前の父ちゃん?」
然う云えば自来也にはナルトに九尾とクシナやミナトの事を話したのを言って無かったのう。
「自来也、もう分かっとると思うが、此奴はクシナとミナトの息子じゃ。其してつい最近、此奴に詳しい事を話した。ヒルゼン殿がの。」
「然うか……ナルトは全部知っとるんじゃな……良し、ナルト。お前にはミナトが使っておった取って置きを教えて遣るぞ?
だが然し、先ずは今の目先の課題。口寄せの術を完全に使い熟せる様になる事じゃ。」
「うむ、然う云う訳じゃ。と云う事で自来也。ナルトの修行を見て遣って呉れ。儂は此れから里の巡回警備の会議に出なくては行かんからの。」
「おお、分かった。」
「其れとナルト。此奴は偶に女に目を向く時が有るが、其の時は御主御得意の御色気の術でも使って其の気にさせて遣れ。御主の御色気の術は此奴のストライクゾーンにピッタリ入っとるからな。」
とナルトに告げ、儂は其の場を後にするのじゃった。
其の後儂は、警備の会議に出席した。其処で特別上忍の月光ハヤテが重傷で病院に入院しており、怪我の具合から最早忍者は続けられないだろうと云う話を聞いた。更に意識も回復しておらず、詳しい情報も手に入れられなかったがの。
もっと早く儂の猫の分体が間に合っておれば……暗部の卯月も月光の敵討ちに燃えておる。
儂は更に猫分身を増やし、巡回時間や場所を増やす事にした。
じゃが、可笑しい。儂が此んなにも目を光らせておるのに、丸で世界が儂を遠ざけるかの様に儂の居ない所で事件が起きる。何なんじゃ、一体……
と儂は猫へと変化し、里の巡回も兼ねて自来也とナルトの居る修練場へと戻って来たのじゃが、其処に二人は居らず、儂は片っ端から飛雷神の術で飛び廻り、漸く滝の流れる川の上流近くに有るマーキングに飛ぶと、如何やらナルトが口寄せを試している所じゃった。現れたのはオタマジャクシじゃったがの。
やれやれ、とことん迄にセンスが無いのう。如何したものかとナルトが行った口寄せで呼ばれたオタマジャクシを見て、儂は心の中で盛大な、其れはもう大きな溜め息が出たのじゃ。
最初に呼ばれたのが子猫とかでは無くて、オタマジャクシなのは死ぬ程気に入らんがなっ!!
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