明久と輝夜が勉強をしているうちに夜が更けてしまい2人が寝たのは約3時間だけだった。
輝夜「クソッ・・・ねみぃ・・・」
明久「ふわぁ・・・そうだね・・・輝夜」
優子「眠いなら無理しないで保健室でも寝てていいわよ?」
利光「そうだね。勉強し過ぎてほぼ寝てないせいで負けたら意味がないからね」
という利光と優子の説得により明久と優子は教室の準備室のような場所で寝ることになった。
明久・輝夜「zzZ・・・」
明久たちが寝たことを確認した優子たちは話し始めた。
優子「私たちのためにこんなに頑張ってくれたのね・・・」
翔子「・・・明久も輝夜も少し頑張り過ぎだと思う」
愛子「そうだね~。康太君も来てくれたし僕もうれしかったけど、アッキーと輝夜君は頑張りすぎな気がするよ・・・」
利光「自分たちがすべてを受け止めて僕たちには被害ができるだけこないようにしてるような気がするね」
優子たちは明久と輝夜の頑張りに焦燥感のようなものを感じているようだった。
それが当たってるかどうかは明久と輝夜にしかわからないことだが。
そして準決勝の時間の10分前になりAクラス全員に行けと言われた優子が明久たちを起こしに行った。
優子「明久君、輝夜君、そろそろ準決勝の時間よ。起きて?」
輝夜「・・・zzZ・・・・・・んあ?優子か、わざわざ起こしに来てもらって悪いな」
優子「いいわよ、それより明久君がなかなか起きないんだけど・・・」
輝夜「ハア・・・まったくアキは、仕方ねぇな」
輝夜はそういうと優子に聞こえないくらいの声で明久の耳元で何かを囁いた。
輝夜「・・・キ、・・・しの優・・・が・・・」
明久「わああああああ!!」
優子「・・・?輝夜君、明久君に何言ったの?反応がおかしいような気がするんだけど・・・」
優子は輝夜が何を言ったのかが気になったようだったが明久が優子に「なんでもないよ」と言い、輝夜が「気にしなくてもそのうちわかるさ」と言ったので優子はそのことを考えないことにした。
・・・ただし少し不機嫌そうな表情をしていることから自分だけ仲間外れにされているみたいなのが嫌なのだろう。
優子「・・・まあいいけど移動のことを考えるとそろそろ会場に行った方がいいわよ」
明久「ほんとだ!もうこんな時間なんだ!ありがとうね、優子さん!!あ、今回の大会で優勝したら言いたいことがあるから僕たちが優勝したら放課後屋上に来てもらってもいい?」
優子「え、ええ。いいわよ、大会・・・頑張ってね?」
輝夜「わかってるさ・・・・・・それにアキにそろそろ告白させたいしな(ボソッ)」
明久「応援ありがとう、絶対に優勝してくるよ」
それだけいうと明久たちは試合会場に向かった。
そして試合会場についた明久たちはその前にいた教師に話しかけられた。
教師A「ああ、吉井兄弟、時間ギリギリだから出る準備を早くしてくれ」
明久「わかりました」
輝夜「了解」
それだけ言って明久は気合を入れるために輝夜は試合中に怒りで自分を見失わないために自分の頬を張った。
輝夜「・・・ッシ!じゃあ今回もさくっと勝つぞ!アキ」
明久「そうだね、輝夜・・・僕がこの試合中に何を言われても怒らないでね?」
輝夜「っ!わかったよ。だが、俺は俺の決めたルールで動くからな」
明久「・・・まあいいよ。じゃあ行こうか!」
輝夜「おう!」
そして試合会場に出た吉井兄弟を待っていたのは毒兎と塗り壁だった。
そしてその二人はわけのわからないことをのたまっている。
毒「明久君!カンニングをしてAクラスに入ったお仕置きをします!覚悟してください!!」
壁「そうよアキ!ついでにその隣のやつもぶったおしてやるんだから!!」
前回の試召戦争の時にぼろ負けしたのを覚えていないのか、それとも自分たちが負けるわけないと本気で思っているのかわからないが、多分両方だろうと(一部を除いた)その会場にいた者たちは思った。
ちなみに会場にいた者たちは召喚獣バトル(試召戦争の)解説されていたがそのことなど聞かずに毒と壁の台詞を聞いていた。毒と壁の声が大きく、解説の使っているマイクからも聞こえていたのだ。
化学教師「それでははじめてください」
『試験召喚獣召喚サモン!!』
化学
Aクラス
吉井輝夜 姫路瑞樹
968点 382点
VS
吉井明久 島田美波
376点 89点
点数が表示され、壁以外の点数を見た客(文月学園の生徒及び教師以外)は感嘆の声を漏らした。ただし、一部の者はカンニングしてまでこんな点を取りたいのか?と思っていたが・・・。
その一部の者である、壁と毒は明久たちに召喚獣を仕向けるとともにまたわけのわからないことを言い出した。
毒「明久君!!カンニングしてまでそんな点を取りたいんですか!?」
壁「そっちの男も同じよ!!あんたたち!カンニングしてそんな点とって嬉しいの!?」
と、ここまで有害物質が何かを言った後で解説席にいた鉄人と、実況として呼ばれていた男が(一部の)観客の誤解を解くために説明を始めた。
しかし、実況の男は勘違いしている側の男なのだが・・・。
実況「解説の西村先生、彼女たちが言っていることは本当ですか?」
鉄人「いいえ、吉井兄弟はカンニングなどしておりません。カンニング防止のために監視カメラがテストを受けている教室に完備されています。さらに監督教員が4人います、その中でカンニングなどの不正行為を行うのは不可能です」
実況「そうなんですか。それではあの二人は実力であの点を取ったんですね?」
鉄人「そうなります。そもそもカンニングができたとしても問題文を読んでカンニングシートを見る、もしくは隣で同じテストを受けている者の回答を盗み見るなんてことをしていれば時間がなくなり、点数はむしろ下がってしまいます」
実況「なるほど・・・解説の西村先生、ありがとうございました」
鉄人の解説を聞いていた観客たちはすげえ!!まじかよ!?俺も努力したらあれくらいの点取れるかな?お前じゃ無理だろwwwという風な雑談?や驚愕をあらわにしていた。
輝夜「てめえら・・・言いたいことはそれだけか?」
と、キレてはいるが冷静な(正確には1週回って冷静になっている)ため静かな口調で聞いていた。
明久「言いたいことはそれだけかな?それなら早く試合を始めようか?」
と、明久は輝夜のことを馬鹿にされて怒っているが輝夜よりは冷静でいる。もしもの時は明久が輝夜を止めなければいけないから明久はまだ冷静でいられる。
そして全員が明久の言葉を合図に召喚獣を動かし始めた。
毒「行きます!」
壁「いくわよ!」
と言い、毒と壁は自分の召喚獣を馬鹿正直に突っ込ませた。
毒と壁が突っ込ませた理由は自分たちが負けるわけがない!と根拠もなく思っているのと、どういう攻撃を仕掛けてくるかを見て判断するためだ。
輝夜「アキ、この試合は俺一人でやるがいいか?」
明久「・・・はぁ。わかったよ、でもやりすぎないでよ?」
と言い、明久が召喚獣を下げたため観客がざわめき、実況が鉄人に理由を聞いていた。
実況「おっと!試合開始早々吉井明久選手は召喚獣を後ろに下げました!西村先生、これにはどのような意図があるのでしょうか?」
鉄人「たぶん輝夜は腕輪を使うつもりなのでしょう。その能力で巻き込んで戦死させないようにために明久を下げたのでしょう」
実況「なるほど・・・腕輪というのは3回戦で木下優子選手が使ったようなものですか?」
ババア「それについては私に説明させてもらうさね。召喚獣の腕輪は単教科で400点、総合科目で4000点以上を取った生徒の召喚獣だけが使えるようになる、その召喚獣固有の能力さね」
実況「ということは召喚獣の数だけ腕輪の能力が違うということですか?」
ババア「そうさね、サポート系の腕輪もあれば攻撃や召喚獣の身体能力の強化なんかもあるさね」
実況「おおっと!西村先生が言った通りに吉井輝夜選手が腕輪を使うようだ!!」
輝夜は明久を下げさせた後ある程度の時間は攻撃せずに毒と壁の攻撃を回避していた。
毒「早く当たってください!」
壁「避けるしかできないのかしら?攻撃すらできない雑魚はさっさと死になさい!」
しかし飽きたのか毒と壁の言葉に付き合っていられないと思ったのか、輝夜は腕輪を使って一気に終わらせようとしている。
輝夜「腕輪発動!幸せな銃殺魔ハッピートリガー!!」
毒・壁「なっ!?」
輝夜の召喚獣の服装と、持っている銃が変わった。
服装は緋弾のアリアの遠山キンジの武偵服に、持っている銃はコルトパイソンに変化した。
輝夜「
輝夜がそういった瞬間、輝夜の召喚獣の点数が減り、毒と壁の召喚獣の点数は0になっていた。
実況「は、早い!早すぎるうううう!!!何が起こったか、全くわかりませんでした!」
鉄人「あれは輝夜の得意技必殺技、
実況「そうですか、解説ありがとうございました。実況は私、櫂谷実、解説は」
鉄人「西村宗一でした、それでは決勝をお楽しみに」
鉄人の言葉で準決勝は締めくくられた。
中途半端なうえに無理やりな終わり方で申し訳ありません