呪術?呪霊?何それしらない 作:何も知らない人
感想はログインしなくても書けるようにしてるんで気軽に書いてくだせぇ。
と言うことで毎日腹筋や腕立て伏せ、ランニングなど思い付く限りのトレーニングをして、たんぱく質を中心にバランスの良い食生活を心がけた。
けれどそれだけで埋まるような差ではないことは重々承知している。だから呪術について知ろうと思った。
その事を夜蛾先生に相談すると呪術に関する資料をコピーしてくれることになった。
後日資料を受け取って放課後に寮の部屋のなかで俺も呪術使えないかなと考えながら読んだがうん、無理そうだ。
そもそもとして呪術師と非術師では脳の構造から違うらしい。つまり使うんだったら脳をいじる必要があると...無理無理、死ぬて。
でもまぁ収穫が無かったわけじゃない、どうやら呪具なるものが存在しているそうで。
身体能力に直結してるわけじゃないがとりあえず俺も呪術師?としてやれそうって事が分かっただけマシだ。
まぁ普通に就職しても良いけど多分こういうのって漏らしたら殺されそう(小並感)その点俺は割と口が軽いのでぽろっと言っちゃいそうなんで呪術師以外はキツそう。
とまぁそんな感じで資料を読んでいき呪術についての知識を頭に叩き込んでいった。
そして筋肉が付き、ムッキムキになってきたころ...
「入学当初は私の事ゴリラって言ってたのに今や君の方がゴリラだね」
「これでもまだ互角なのおかしくない?」
「なんてったって私は最強の片割れだからね」
なんか傑君と悟君がいつの間にかめっちゃ仲良くなってた。俺が筋トレに熱中してる間に何があったし。
「二人で最強ねぇ...二人はプ●キュアじゃん」
「なんだい?君、その年で女児向けアニメ見てるのかい?」
うわぁ...と引いてくる傑君。
「いや、二人組で思いついたから言っただけだからね!内容はよく知らないからね!?」
「うん、わかってるよ、うん」
「それ分かってない奴ぅ!」
うんうんと適当に返事を返してくる傑君に必死で弁明するが全く相手にしてくれない。
「悟君もなんか言ってぇ!」
「あぁ?あ~...まぁ、趣味は人それぞれだから」
「違うって言ってんでしょうが!!!」
わーギャーと騒いでいると夜蛾センがガラガラと音を立てて教室に入ってきた。
「全員そろっているな。今日は特別授業だ」
「「「「特別授業~?」」」」
「あぁ、今日はお前達に任務をして貰う。と言っても4級程度のものだがな」
「えー4級かよ~」
「まぁまぁ悟、私たちがいくら強くても初任務。安全だと分かりきってる状態で経験を積んだ方がいいだろう?」
それに...とこっちを向いてくる傑君...なんだよ、俺が悪いってか!
「せんせー。任務の概要は?」
「廃病院内に居ついてる複数の呪霊を祓うと言うものだ。あらかじめ準1級の術師が調査に入り、4級程度の案件としたものだから特別な危険はないと思うが念のため俺も同伴する」
「それ以上の情報はないんですかー」
「あるが...任務の体験だからな。それを調べるのも任務の一部だ」
ケチ。と悟君が言って質問タイム終了。そのまま流れで現場へと赴いた。行く途中夜蛾センから呪霊に触れるようになる手袋の呪具とナイフみたいな呪具を貰った。
「お~雰囲気あるねぇ」
「それじゃ、早速入ろうか」
「誰が一番多く呪霊祓えるか勝負する?」
「緊張感無いね。あんたら」
そんな会話をしながら廃病院に入った瞬間、
「は?」
入るまでは普通の廃病院の受付だったはず。にもかかわらず今はどう見てもコロッセオの中、それも戦うところだ。辺りを見回してもみんなの姿は見えない。
(えっ、どーしよ。俺死ぬ?)
ただ誰もいないわけではなく、目の前には会社員の装いをした青年が居てコロッセオの特等席みたいなところにはなんとも偉そうに鎮座してる呪霊がいた。
(出るならあの呪霊を祓うのが一番手っ取り早いけどあいつがどれくらい強いかもわからんからちょっと危険、コロッセオなら選手の出入口があるはず...そこからなら出れるかな?)
そう考えていると突然脳内に情報が送られてきた。
るーるせつめい
かたないとでられないよ
でたらぜんぶもとどおり
たいまん?でやるんだよ
にげたらしぬよ
おなじくらいのつよさどうしだからがんばってね
まじか...クソだな。人間同士を戦わせて楽しんでんの?悪趣味なことこの上ないね!時間稼いで悟君達に見つけてもらおうと思ったけど彼の風貌からして出入口複数ある気がする。見つけてもらうのはむずそう。
「じゃあはじめ」
呪霊が何か言ったと思ったら何処からかドォォォォンという重苦しい銅鑼の音がした。多分試合開始のゴングっぽい。
「・・・はぁ、やろうか」
少し考えてから構えを取る。何を勘違いしたのか青年は怯えている。
「あぁ、違う違う俺と
脚に力を込めて呪霊の傍まで跳び上がる
お前だよぉ!!!!」
そのまま力いっぱい呪霊をぶん殴った。