バカとテストと召喚獣〜バカ達の物語〜   作:ティラミス

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皆さん初めまして!もしくはお久しぶりです!これからのんびり投稿をしていくティラミスというものです!

「この作品の主人公の葉山悠真だ。よろしくな」

葉山さん!よろしくお願いします!

「なぁ主。原作では吉井が主人公だよな?俺でいいのか?」

大丈夫ですよ。原作と進行することはあまり変わりませんが吉井さんとは別視点での物語ですから

「なるほどな。そういうことならいい。それでは皆さんこれからよろしく頼む」

よろしくお願いします!それでは早速1話…いえ、0話からいきましょう!


第0問 「バカとケンカと友情」

 

 

 

 

三日月中学校。俺―葉山悠真―はそこにいる学生なのだが喧嘩をする日々を送っていた。今日も他校から殴り込みに来た不良共を懲らしめて町の外れにある家に帰る所。

家の近くに河川敷があり、そこで流れる水を眺めてる

 

「…面白くねぇなぁ。どいつもこいつも弱すぎる」

 

俺のところに来るやつらは皆弱く、退屈するばかりだった。「三日月中の武神」と呼ばれるようになってから強いやつが来たためしがなかった。

溜息をつきながら歩いていると、目の前に俺と同じ学ランを着た男が1人道を塞ぐように立っていた。

確かあいつは学校で1番馬鹿だと言われてた吉井とかいう奴だったと思う

 

「…葉山君、でいいよね?」

 

「…吉井だったか?何の用だ?」

 

「葉山君は何でいつも喧嘩をしているの?」

 

実に痛い所を的確に突いてきやがったな。というかコイツ俺が喧嘩してるの分かってて聞いてるな

 

「喧嘩することに理由がいるか?」

 

「何にでも行動には理由があると思うんだ。逆に考えれば喧嘩しなくていい理由が出来れば葉山君は喧嘩しなくて済むじゃないか」

 

「喧嘩しなくて済む理由だ?お前に言われる筋合いはねえよ。俺みたいなのと関わるとろくな事が無い。さっさとお前も帰「帰らないよ」…あ?」

 

そう言った吉井は荷物を地面に下ろすとしっかりと俺を見た。そしてそのまま拳を構える

 

「…なんのつもりだ?」

 

「君が喧嘩しなくて済む様に、僕が君を止める」

 

「…お前が俺に勝てると思ってんのか?」

 

少々イラついた俺は答えるように荷物を起き、拳を構える

 

「お前…ヒーローぶってるのか?そういうの俺は…嫌いなんだよ!!」

 

俺はそのまま吉井に向かって拳を振り下ろす

 

「っぐ…!」

 

だが吉井が避けることは無かった。的確に奴の右頬にヒットした感覚はあったのにだ。アイツは避ける仕草すらしなかった

 

「っいてて…いいパンチだね」

 

「吉井…なんで避けねえんだ!怖くねえのか?」

 

「そんなの怖いに決まってるさ。だけど君の拳を受け止めないと申し訳ないから…ねっ!!」

 

吉井はそう言うと俺に拳を振り下ろした。

痛みはあるがそれ以上に…コイツの拳には気持ちが乗ってるような気がした。

今まで感じたことの無い気持ちだ。いつもなら何も考えずに殴られ、そのまま殴り返したりしているが…

 

「いっ…てぇな。吉井。なんでお前は俺に関わろうとする?」

 

「決まってるさ。君と友達になりたいからだ」

 

「俺と…友達?」

 

「そう。友達といれば喧嘩をすることは無くなる。僕はそう思ったんだ。だから君と友達になる…絶対にね」

 

吉井の目を見れば分かる。こいつは本気で俺と友達になろうとしてる。目の奥に真っ赤に燃える炎があるように、諦めることはないと感じ取れた

 

…こいつは面白いな

 

「…やめだやめ。喧嘩する気が無くなった」

 

俺は構えを解き、吉井の前まで歩く。そして吉井に向かって手を差し伸べる

 

「俺と友達になるんだろ?後悔しても知らねえぞ…明久」

 

吉井は多少驚いた様だがすぐに笑い、こちらの手を握り返してきた

 

「後悔なんてしないよ…悠真」

 

 

 

 

 

「よお明久。そいつが例の不良さんかい?」

 

明久と帰り道を歩いてると後ろから声をかけられた。振り向くと背が高い学生が1人立っていた。ツンツンした赤髪をしてる…確かあいつは…

 

「坂本…だったな。不良ってのは俺の事か」

 

「そりゃあな。明久はバカだから不良にはなれねえし。安心しろ、喧嘩をしたい訳じゃない。明久の友達にそんな事しないしな」

 

「ねえバカ?さらっと僕のことバカって言ったね?」

 

「ああ。バカだからな」

 

「「バカはお前だこの野郎!!!」」

 

…コイツら仲良いな。坂本も悪いやつじゃないだろうが…確かこいつも喧嘩とかしてるんじゃなかったか?確か…「悪鬼羅刹」とか言われてた気がする

 

「…まぁいい。明久。お前、進学はどうすんだ?もうそろそろ決めなきゃいけなかったろ?」

 

「あぁそれね。僕は文月学園に行こうと思うよ。家から近いしね」

 

「ほう?実は俺も文月学園に行こうと思っててな」

 

文月学園…たしか最近出来たと言われてた進学校だな。何やら特殊なシステムがあるらしい

 

「悠真はどうするの?」

 

「俺?俺は決めてねえよ」

 

「なら僕らと一緒に文月学園に行かない?」

 

「そりゃいい。折角友達になったんだ。俺もそこに行こう…面白そうだしな」

 

「うし決まり!それなら俺も友達だ。よろしくな葉山」

 

坂本が俺に握手を求めてきた

俺はそれに返事をするように握手を交わす

 

「悠真でいいぜ…雄二」

 

これが俺たち3人の出会いであり、これからの馬鹿みたいな物語の始まりである

 

 

 




ここまで読んで頂きありがとうございます!

「なるほどな。0話なのは文月学園に入学する前だからか」

はい!吉井君や坂本君と出会う頃のことを書きたかったので

「ていうことは次から文月学園か」

そうですね。まぁ一年の時のことはここでは書かずに2年になった時の振り分け試験位から書き始めますが

「随分と飛ぶな。1年飛ばしだ」

まぁ原作もそんな感じだったと思いますから。それでは皆さんまた次回もよろしくお願いします!
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