バカとテストと召喚獣〜バカ達の物語〜   作:ティラミス

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第2話です!
今回から愛姫さんも前書きと後書きのコーナーに参加してもらいます!

「よろしくね〜!それで、前回は私たちの紹介だったわけだけど腕輪はどうなってるの?」

それは前回悠真さんにも伝えてるのですがその時が来たらお伝えします。ちゃんと腕輪の能力は決めていますのでご安心ください

「まぁそんな感じだ。それでは第2話どうぞ」


第2問「バカと下克上と作戦会議」

 

 

いつものメンバーがFクラスで共に過ごせると少し安心した時、教室のドアが開く

 

「それでは皆さん、席に着いてください。えー…今日からこのFクラスの担任になりました、福原です」

 

福原先生が担任か。福原先生は物腰が柔らかくて生徒から愛されてる先生の1人だ

 

「それでは備品の確認をします。ちゃぶ台と座布団。不備などがあれば申し出てください」

 

福原先生の言葉に明久が手を上げる

 

「先生。僕の座布団の綿がほとんどないです」

 

「我慢してください」

 

…ん?

続いて雄二が手を上げる

 

「先生。窓ガラスからすきま風が吹いてきます」

 

「我慢してください」

 

…んん?

ひとまず俺も意見があるから手を上げる

 

「先生。俺のちゃぶ台の足が1箇所折れてます」

 

「ボンドを支給するので直してください」

 

「「「無理だっつーの!!」」」

 

俺、明久、雄二が声を揃えて言った。

こんなの学校じゃねえだろ!!

 

「そう言われてもFクラスはこの施設なので我慢してください。それでは皆さん自己紹介をして自習していてください。私はボンドとセロハンテープの申請をしてきます。」

 

そう言うと福原先生は教室から出ていった

 

時は少し進みクラス内で自己紹介をしていく

 

「わしは木下秀吉。演劇部に所属しておる。言っておくがわしは男じゃ」

 

「「「「チクショォォ!!そんなのってねぇよぉぉ!」」」」

 

クラスの大半の男子が泣いて喚いていた。コイツら女性に飢えすぎていないか?

 

「…土屋康太」

 

おい待て康太。早口で名前言って終わったぞ

 

「えーと…嵯木坂愛姫です。皆、あんまり他人に迷惑かけたらダメだからね!分かった!?」

 

「「「サー!イエッサー!!!!」」」

 

あまりの統率具合に愛姫が少し引いてる

さっきの土下座といいコイツらプライドないんじゃないか?

 

「吉井明久です。気軽にダーリンって呼んでね☆」

 

「「「「ダァァーーリィィン!!!」」」」

 

「明久何言ってんだお前!」

 

流石に俺でも引くぞ!?なんだよダーリンって!お前そういう趣味あったんか!!?

 

っとと、次は俺か。

ガララっ

 

俺が自己紹介しようとしたら教室のドアが開いた。そこにはピンク髪の女子生徒がいた。確かあの子って…振り分け試験の時に途中退席した姫路さんか?

 

「すみません、遅れちゃいました」

 

あぁそうか。途中退席するとFクラス確定だもんな。俺もそうだし

 

「あの、私の席ってどこでしょうか…?」

 

「特に決まってないから空いてるとこに座っていいみたいだぞ」

 

「わ、分かりました。それじゃぁ…吉井君の隣に「「「「「殺せぇぇぇぇ!!!!!」」」」」ふぇ!?」

 

「殺気!!?」

 

奴らが殺気立った瞬間明久はちゃぶ台を縦に向ける。その瞬間数本のカッターがちゃぶ台に突き刺さる!

コイツら見境無さすぎるだろ!!ただ隣の席に座るだけじゃねえかよ!

 

「危ない危ない。女の子に当たったらどうするのさ」

 

ここまで来て他人の心配する明久が凄いよ。普通なら自分の心配するだろ常識的に考えて

 

そのまま何事も無かったかのように自己紹介は進んで行った。そして最後に雄二の番だが、雄二は教卓の前に立った

 

「このクラスの代表の坂本だ。代表でも坂本でも好きに呼べ。そしてお前らに一つ聞きたいことがあるんだが」

 

「「「「「???」」」」」

 

全員が首を傾げる中雄二はハッキリと言った

 

「俺たちFクラスはボロボロのちゃぶ台と綿がない座布団だ。しかしAクラス…1番上のクラスはシステムデスクとリクライニングシートだという話があるが…この待遇の差に文句は無いか?」

 

「「「「大ありじゃぁぁぁ!!!!」」」」

 

クラスの男子ほとんどが叫んだ。

 

ここで文月学園の教室設備について説明しよう。まずAクラス〜Fクラスまでの6クラスがあり、それぞれのクラスに合った教室設備になる。Aクラスに近づくほど豪華に。Fクラスに近づくほどクオリティは下がっていく。振り分け試験ではFクラスになるまいと皆は頑張るわけだ

 

「そうだろう?俺もこの待遇には不満がある。だからこそ俺たちはその設備を欲している。違うか?」

 

「「「そうだそうだ!!」」」

 

「よし!お前らの気持ちは分かった!ならばやろうじゃねぇか!!「試験召喚戦争」を!!」

 

試験召喚戦争は簡単に言うと陣取り合戦の事だ。各クラスで最高点数の生徒を「クラス代表」とし、その代表を討ち取れば勝利。勝利すれば一つだけ敗北クラスにお願いを出来る(設備の交換等色々ある)

 

「俺たちはFクラス!最低クラスだ!つまりそれは失うものが無いということ!俺たちは勝ち取れる物が1番多いんだ!」

 

「「「おおぉぉーーっ!!!」」」

 

「俺たちに必要なものはちゃぶ台などでは無い!!」

 

「「「システムデスクだっ!!!」」」

 

「なら野郎ども武器(ペン)を取れ!!敵の首を取れ!!」

 

「「「うおぉぉーーっっ!!!」」」

 

流石雄二だ。みんなを乗せるのがとても上手い。

流石のFクラスの奴らもやる気が出たみたいだ

 

「まずは一つ上のEクラスを討ち取って勢いをつける。悠真!Eクラスに宣戦布告をしてきてくれ。明日の午後1時でな」

 

「りょーかい…行ってくるよ」

 

俺は立ち上がり、Eクラスに向かった

そして隣のEクラスに着き、ドアを開く

 

「おじゃましまーす。Eクラスの代表さんいます?」

 

「私が代表だけれど」

 

そういったのは茶髪のショートヘアーをウェーブみたいにしてる女子生徒だった

 

「あぁ良かった。Fクラスからお前達に宣戦布告だ。俺たちFクラスはEクラスに対して試験召喚戦争を申し込む。明日の午後一時だ」

 

その言葉を聞いたEクラスの生徒達はざわざわし始めた。そりゃそうだろう。新学期早々下位クラスから宣戦布告を受けたんだから

 

「ふぅん…何のつもりかしら?」

 

「別に?理由なら明日の戦争で勝ったら聞けばいい」

 

「まぁいいわ。明日の一時ね。分かったわ」

 

どうやら受けてくれるらしい。まぁFクラスに負けるはずがないという自信があっての事だろうな。だけどこの人たちは気付いていない。FクラスにはAクラス並の頭脳が7人いるということに……

 

そして俺はFクラスに戻った

 

「戻ったぞ雄二」

 

「お。どうだった?」

 

「受けてくれるとさ。多分余裕なんだろうな」

 

「まぁだろうな。俺らはFクラス。相手はEクラスだ。だが俺たちは勝つ。そうだろう?」

 

俺は拳を突き出しながら「当たり前だ」と言った。

雄二もニヤリと笑って拳を突き出してきた

 

「よしお前ら!今日は授業もないから好きにしてていいぞ」

 

雄二のその言葉でクラスの奴らは雑談したりゲームをしたり包丁を研いだりし始めた(なんかおかしいんだけれど?)

 

「よし。明久と悠真、それと秀吉とムッツリーニは作戦会議するから集まれ」

 

雄二に呼ばれたメンバーは雄二の席の周りに座った。

なんか愛姫も座ってるけど

 

「私もいい?」

 

「構わん。っとそうだ。作戦の為に聞きたいんだが、嵯木坂の得意科目はなんだ?」

 

「得意科目…うーん…これといって得意なのないのよね…あ、でも大体300点は取れると思うわ」

 

「なるほど。これは嬉しい情報だ」

 

平均して高得点が取れる人材はかなり重宝するだろうしな。まぁ俺も苦手なのは音楽だけだし、音楽はあまり教科とは言えんと思う

それにここにいるヤツら俺含む6人はFクラスの成績ではないからかなり強いと思う。むしろこの6人だけで試召戦争勝てるんじゃないかと思える

 

「ひとまず戦争開始時に戦えるのはこの中だと俺と秀吉、それとムッツリーニだ。明久と悠真、嵯木坂は点数がないから回復試験を受けてこい。明日の午後は数学だから長谷川先生を立会人にするから教科は数学だけだ。そして5分くらいしたら帰ってこい」

 

「え、5分でいいの?」

 

「明久。考えてもみろ…雄二は代表だからなるべく戦闘はしない方がいい。そして相手はEクラスだ。本気を出すまでもない。俺とお前は観察処分者…バカと思われてるしな」

 

「ちょっと待つのじゃ葉山。お主も観察処分者なのか?」

 

「あぁ。今日からな。まぁ振り分け試験の時の代償だ。退学にならなかっただけマシだ」

 

まぁ観察処分者になったとはいえ召喚獣の操作自体は余りやってない。なにせ今日なったし、召喚獣自体1年の最後ら辺に召喚したくらいだからな。

操作自体は明久が学園トップと言えるだろう。コイツは一年から観察処分者だしな

 

…待てよ?

 

「そういえば明久。お前はなんで観察処分者になったんだ?お前バカじゃないだろ」

 

「あぁ。ちょっと1年の時にトラブルがあって、観察処分者になったんだ。僕も危うく退学になる所だったけどね」

 

これは初耳だ。明久は俺たちの前ではいつも通り接していたと思うが見えないところで苦労していたのか

 

「そうだったのか…すまない明久」

 

「ちょっと悠真、謝らないでよ」

 

「いや、友人としてお前にトラブルがあったことを知らなかったんだ。助けてやれなくてすまない」

 

「いいんだよ悠真。僕はこうなったのは後悔してないから」

 

「なら…いいんだが」

 

明久がいいと言うのならこれ以上の事は詮索しないでおこう

 

「話を戻すぞ。今回の作戦の要は3人が試験を終わらせるまでの時間稼ぎだ」

 

雄二が話を切り替えるために話し始めた。

雄二の作戦を簡単にすると、秀吉、ムッツリーニは雄二の護衛、それ以外のメンバーでEクラスに圧をかけて時間を稼ぐ。その間の五分ほどで俺と明久、愛姫は数学で回復試験を受けるというもの。短期決戦にはなるが相手はEクラス。ひとつ上のクラス程度なら問題はないだろう

 

疑問があったのか愛姫が手を挙げた

 

「私達がテストを切り上げて戻ってきたらどうすれば?」

 

「そこからは単に力でねじ伏せる。横並びに3人で行けばEクラス程度ならどうとでもなる。それに向こうは作戦を立てずにゴリ押しで来るだろう」

 

「まぁ相手が相手だからな。すぐに決着はつくだろう」

 

俺の言葉に雄二が頷く

 

「俺らはどうということは無いが他のヤツらはそうじゃない。まずは勝つ事を覚えさせないとな」

 

確かにここにいる俺達6人はFクラスのメンバーよりも成績はずば抜けている。しかしここはFクラス。本来ならどのクラスと戦っても勝率が極めて低い。だからこそ勝利の味を楽しませるということか

 

「それに、俺らがこれから戦う最終的な目的はAクラスだ。Aクラスと戦うのに召喚獣の操作が上手くなかったら格好がつかないだろ?」

 

確かにそれはあるな。今のところ召喚獣の操作に慣れているのは明久だけだからな

俺も観察処分者になったとはいえ経験はない。これから増えるとは思うが慣れるに越したことはないからな

 

「まずは目先のEクラス戦。必ず勝つぞ!」

 

「「「「おー!!!」」」」




ということで今回はEクラス戦に向けての作戦会議ですね

「まぁ俺らが主戦力になるけどな」

「まぁでも私たちは召喚獣の操作に慣れてないから気を引き締めないといけないわよ」

そうですね。ですが皆さん以外にもEクラスの皆さん、ほとんどの人達が同じ条件ですからそこは大丈夫でしょう。きっと。

「まぁなんにせよ慣れるに越したことはない。俺も観察処分者だからな」

「悠真も頑張るから私も頑張っちゃうよ!」

お2人とも頑張ってくださいね。それでは今年の末から始めた当作品の次の更新はおそらく来年になると思います

「まぁこの時期は何かと忙しいから仕方ないだろ」

「じゃあ皆さん!また来年もよろしくね!!」

「「「良いお年をお過ごしください!」」」
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