『く、来るな……来るなバケモノッ!!』
これが、私が父から掛けられた、最初で最後の言葉だった。
私の一族、アマゾネスには3つの呪いがある。
1つは女しか生まれない呪い。
原因は不明だが、アマゾネスには男は絶対に生まれてこない。
何時からそうなったのか、何故そうなったのか、もうそんな事なぞ誰も覚えていない程に古くからある呪いだ。もはや世の理と言っても過言ではないだろう。
この為、私達は次の世代に子孫を残す際には一族の外から男を連れてくるしかないのだ。
そこで厄介になるのが、残り2つの呪だ。
2つ目はアマゾネス一族の誰よりも強い男を婿として里の全員で囲うしきたりという名の呪い。
これは代々一族に課せられたルールで、そうしなければただでさえ女だらけというハンデを背負ったアマゾネス達は滅んでしまうだろうという考え方から成り立っている。
しかし、それを続けていったアマゾネス達は世代を追うごとに強くなり、現代でそれに該当する男など早々いないだろう。
これについてはルールを破棄すればよいのだが、昔からのしきたりはもはやアマゾネス達の中では信仰と化しており、それは難しいだろう。
そして3つ目の呪い。これが一番厄介で悲惨な呪いだ。
それは――――
どれだけ努力してもニキビ一つできない醜い顔。
どんなに弄くってもサラサラと奇妙に輝いてしまう髪。
もはや遺伝子レベルで醜くなる運命と言われてもおかしくないくらいに醜いのだ。
おまけに、過去に強い男の遺伝子を取り込み過ぎた結果、腹や腕に男の様な筋肉が付いてしまう身体になってしまっており、里の外では男と女の身体を持つ不気味なバケモノとして扱われる事も少なくはなかった。
これで完全に男の身体だったらよかったのだが、胸や尻には女の様に肉付きがいいのもその不気味さに拍車をかけていた。
ふふっ…本当、自分でも気持ちが悪いと思うよ。
この呪いのせいで、当然好き好んでアマゾネス達に関わろうとする男などいない。そんな奴は気が狂ってるとしか言いようがないだろう。
しかし、この様な呪いがあってもなお、アマゾネス達は子孫を残し続けている。
それは何故か……
アマゾネスは代々、強い子孫を残すために自分たちより強い男を見つけ出したら、一族総出で男を攫って里に監禁し、無理矢理子種を奪い取るのだ。
……とても酷な事をしている自覚はある。なら、どうすれば良かったのだ?こんな醜い私達の事を愛してくれる男など、何処にもいないというに……
元々、戦などで男を攫ってきたアマゾネス達であったが、時代は変わり大きな争いもなくなった今、アマゾネス達は男を探す手段として様々な手段を取っている。道場破り、傭兵……私が参加している異種格闘技大会も婿探しの為のものだ。
多数の種族が集まる大会ならば、アマゾネスをも唸らせる強い男が見つかると考えたからだ。 ……それと、とある事もひそかに期待していたのもあった。
数多の種族が集うのであれば、私達アマゾネスを心の底から愛してくれる男がいるのではないかと
……笑えるだろう。こんな顔面排泄物集団が男に愛されたいだなんて。
でも、それでも私達は飢えているのだ。――――純愛、というものに。
私達だって女だ。先代たちが無理矢理男を攫って凌辱の限りを尽くすのではなく、おとぎ話で出てくるような王子様と出会い、恋に落ち、そして愛し合う。そんなものに憧れているのだ。
里の近くの村に住む人間たちから魑魅魍魎のような扱いをされている私達だって、広い世界のどこかにそんな男がいると希望を持ちたいのだ。
『うわぁ…見ろよあの女、キメぇw』
『本当だ…オウェッ』
『アレ、本当に同じ生物なの?邪神とかじゃなくて?』
『マジで美観を損ねてます!!』
『街の全員であいつを逮捕…いや、追放しろ!!』
しかし、そんな希望なんてどこにもなかった。
どんなに数多くの種族と出会おうと、全てに共通して私達は醜い存在と捉えられた。
見た目に関する陰口や失笑、歩いているだけで町から出入り禁止、最低最悪最醜の黒魔術師集団・ブラマジガールズと間違えられて処刑されそうになったこともあった。
行く先々でこのような扱いをされ続けた。辛い思いもしたが、何時しかそんな扱いにも慣れてしまっていた。
そもそも、自分の父親にすら愛されない私達が、男からの愛なんて求めてはならなかったと思い知らされた。
私達には、王子様は現れない。先代と同じように男に憎まれながら、怯えられながら、子孫を作るしかないのだ。
私は…アマゾネスは、愛されることを完全に諦めたのだ。
――――あの日までは
その日、私はとある田舎町の格闘技大会に出場する予定であった。
本当はこんな町でゴールドランクの試合は行われないのだが、元々開催される予定だった町の町長が、どこからかアマゾネスが参加する事を聞きつけて開催を断り、急遽この町での開催が決まったらしい。…ははっ、ここまで徹底されるといっそ清々しいな。
会場に着いた時、選手の身の回り等の世話を手伝う1日サポーターが付く事が説明され、私の担当にはサイバーパンク的なピエロが抜擢された。
しかし、そのピエロは私の姿を見るや悲鳴を上げ、周りの仲間たちに助けを求める始末。おまけに最後には私に目もくれずそのまま逃げだしてしまったのだ。
……大丈夫、こんな扱いは慣れている、むしろもっとひどい目にだってあって来たのだ。これ位、気にする事なんてないさ。
…だから、胸の奥底に感じる鈍い痛みなんて気のせいだ。気のせいなんだ…!
私はそう自分に言い聞かせ、ピエロが戻って来ない事は分かっていた為、一人で会場へと入ろうとした。
「す、すいません!担当予定の奴が体調を崩したので、オデが急遽担当させていただきます!!」
そんな日陰者の私に、光が差し込んできた。
私が会場に入ろうとした時、ピエロの代わりの付き人役を名乗る者が現れた。
ふっくら、ポテッとした
大きな口や鼻は男としての力強さがあるが、それに対して目は小さくて可愛い。
この世でもっとも美しく、儚い生物…豚の顔をそのまま人間に取り付けたような種族―――オークである。
(くぁwせdrftgyふじこlp!!!!!!)
私は心の中でそう叫んだ。
…だってしょうがないだろう!!
オークはその美しさから自分たち以外の種族を嫌悪し、山や森に籠ってるレア種族だぞ!?そりゃ驚く!
おまけに、その…今まで見た事のない様なイケメンだッ!こんな反応にもなるッ!!
「う、うむ…よろしく頼む……」
私は叫びたくなる気持ちを抑え、平常時に近い反応を保つ。
わ、私はもうあきらめてるんだ…べ、別にこのオークが気になって、少しでも良く見られたいだなんて思ってないんだからな。思ってないんだからな!!
「あっ、はい!じゃ、じゃあ、控室までオデがご案内します!」ニコッ
そう言いながら、オークは私に微笑みかける。
「エッッッ!」
「おぉん?な、何か言いましたか?」
「な、何でもない…」
私は誤魔化すようにそう言った。
わ、私に笑いかけてくれた…!?
目を合わせただけで舌打ちされたり、塩を投げつけれたりする私にぃ!?
さ、さてはこのオーク、私をドキドキさせて試合どころじゃなくさせる工作員だな!じゃなきゃセクシーな八重歯を見せてのスマイルなんて出来るわけがない、あんなエロいの襲われても文句言えないもの!!
ふっ、だが残念だったなオークよ、私は長年ブサイクと虐げられて男に愛させることを諦めた……もとい、アマゾネスの女は精神も強靭だからハニートラップなんかに引っ掛からんぞ!!
ふっふっふ…種が割れてしまえばどうという事はない、私はお前には屈しないぞ!
「そ、それでは案内してもらおうかッ!」
「は、はいぃ!」 “ビクッ”と驚き体を跳ねさせるオーク
(か、可愛ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
(お、おかしい…絶対におかしいぞ!?)
私は閉会式の場に立ちながら、心の中でそう叫んだ。
閉会式。そう、今日の試合が全て終わったのだ。
今回私は絶好調で、ゴールドランク上位の『
それは私にとっても、アマゾネス達にとっても大きな一歩だ。
しかし、今の私にはそんな事どうでも良かった。何故なら――――
(マジでおかしいだろ、あのオーク!?)
試合よりもオークの事で頭がいっぱいであったからだ!!
常時笑いかけてくれるのはもちろん、準備運動の時には進んでサポートを買って出るし、タオルやら水分を差し入れしてくれるし、使い終わって汗まみれのタオルを嫌な顔一つせずに回収してくれるしで……もうなんなん!?いくらハニトラでもここまではしないだろう!?
挙句の果てには――
『じょ、女王様ぁー!頑張ってくださーい!!』
試合中、ずっとエールを送ってくれるのだぞ!?!?
こんなのもうやる気MAXスーパーハイテンションになるに決まってるだろう!?おかげで試合中ずっと絶好調だったわ!!
こいつ……ハニトラどころか私を萌え殺す気かっ!?
何と卑劣な……一体どこの部族の差し金だ!?
しかしっ!こんな事をされても嬉しくもなんともないんだからな!!私は屈しないぞっ!!
……嘘だ。
本当はすごく嬉しかった。心が満たされた。
オークに…彼に笑みを向けれられて、優しく声を掛けられて……普通の女として扱われて。
以前、レンタル彼氏なるものを利用していた同族がいた。その時はなんて虚しいことをするのだと冷めた目で見ていたのだが、今ならその気持ちが分かる。
これは麻薬だ。一時的な偽りのものとはわかっているはずなのに、求めてやまない。
心の奥底からあたたかく、心地のいいものが全身に流れる感覚だ。こんなに幸せな気持ちがあるとはな…
もうハニトラなんてどうでもいい。どんな犠牲を払ったって良い。王女としての立場を献上しても構わない。だから、もっとこの心地の良い毒に浸かっていたい。
……しかし、それも叶わないのだろう。きっとこの試合が終わったら、彼も取り繕うのをやめ、きっと私への嫌悪感を隠すことをやめるだろう。
それはとてもつらい事だ。
でも、問題ないじゃないか。ただ最初に戻るだけ、あの暗い世界に戻るだけなんだ。彼は悪くない、逆にこんな夢のような光景を見せてくれたことに感謝しなければな。
私はそう自分にいい聞かせ、あふれ出そうな気持を胸の内に仕舞った。
……そういえばオークの奴、たま~に私の身体に視線を向ける時があるのだが…あれは何なのだ?
まるで身体を舐めるように見ているような気がするのだが……欲情でもしてるのか?
……ははっ、自分で言っておいてなんだが、ないな。
私に欲情するくらいなら、まだ羊トークンで済ませる方がノーマルな性癖だ。…言ってて悲しくなってきた。
「それでは、選手退場です!! まずはアマゾネス王女さんからお願いします!!」
一人で勝手に悲しくなっていると、退場を促すアナウンスが鳴り響く。
はっ!そ、そうだ…試合は終わったのだから、この場に用はない。これ以上、オークと共に居ても辛くなるだけ。早く会場を後にしよう。 …それが、一番いいのだ。
「ふぅ…これでやっとアマゾネスの顔を見なくて済むぜ…」
「あぁ、まったく…格闘大会じゃなければお目にかかりたくないねぇ…」
「動いてる時はカッコイイんだけど、止まってると…ねぇw」
「それな~」
「きっしょ、もう来るな。そして死ね」
私の退場と同時にヒソヒソとそんな声が聞こえる。
あぁ…これだ。これこそが私のいつもの世界だ。これまでと変わらないじゃないか。
でも…
中途半端に光なんて見るものではないな…これにも早く慣れないとな……
「ちくしょう、ソーサラーに賭けてたのにボロ負けだこのヤロー!!」
観客の一人がそう叫び、私に空き缶を投げつけてくるのが見えた。
こんな扱いも珍しくはない光景だ。見た目が気持ち悪いという理由でゴミを投げ付けられないだけマシだな…
普通に避けられるほどのスピードだが、これはきっと私に現実に戻ってこいという三幻神からのツッコミ的なやつだろう。
今の私にとってはいい薬だな。ここは甘んじて受け入れよう。
そう思いながら、私は空き缶がぶつかるのを待った。
宙を舞う空き缶はどんどん私に近づいて行き、やがてその距離は0となる―――
「あ、危ねぇです!!」
――前に私の視界は回転した。
気が付いた時には、私の目の前には空き缶ではなく、オークのイケメンフェイスが視界いっぱいに広がっていた。
…うわ~、近くで見ると本当にかっこいいなこいつ…マジでこんな雄に求婚されてみて~
せっかくだし、目に焼き付けとこ……寂しい夜のおかず(意味深)が増えるぞ~
そうしてしばらくオークと見つめ合う私。あ~こころがぴょんぴょんするんじゃ~
……ゑ!?なんで!?!?
しばらくのキャラ崩壊を経て、私は正気に戻る。
な、何故オークの顔がこんな真正面にぃ!? ……お、落ち着け、こういう時は深呼吸して餅搗く……落ちつくんだ!!
ヒィ、ヒィ、フー……ってこれじゃない!?私はまだ妊娠してない!!オークの子は孕みたいけど!!
そんな事を考えながらも、私はこの状況を整理する。“ざわざわ“と観客たちが騒がしいが、
私にはもう何も響いてこなかった。
今の私の状態は、逸らせた背中をオークに支えられ、彼と見つめ合っている体勢。まるで社交ダンスの男女ペアの様だ。
どうしてこうなったのかを考えていると、近くに空き缶が転がっているのが見えた。
ま、まさか、私を庇って……ッ!?
何このイケメンオーク!?アマゾネスにここまでする普通!?
や、やば、顔めっちゃ熱い……絶対赤くなってるよこれ!
「なっ……なっ!?/////」
私が言葉にならない声を発していると、次第にオークも状況を理解し始めたのか私と同じように頬を赤らめる。
めっちゃ可愛い反応。無理矢理犯したい。
「あっ…あぁ、し、失礼しまぁす!!」
そうしていると、オークは何を思ったのか私の身体を持ち上げ、そのまま控室に向けて走り出したのだ。
そう、幼い頃姉妹たちと内緒で見に行った演劇で、王子が姫を助け出した後の、女なら誰もが憧れる体制――――お姫様抱っこで
私は思わずオークの顔を見る。そこには嫌悪の色なんて全くない、必死にこの地獄の様な暗い世界から、私を連れ出そうとしている王子様の顔があった。
――――あぁ、そうか。
私はこの日、初めて
――――私は、
「きょ、今日はすみませんでした!!あ、あの…お、オデ…本当にすみませ~ん!!」
控室に戻った後、オークはそう叫んで私の前から逃げるように立ち去った。
私はそれを微笑みながら見送る。彼も色々あって疲れているようだったし、これ以上追い詰めるのも酷だろう。そっとしておいた方が良い。
それに――――
「ふふっ、逃げる姿も愛おしいなぁ♡」
アマゾネスから逃げられるわけがないのだ。
いや、もう一族なぞ関係ない。あの雄は私のものだ。
今日1日だけ接しただけだが、彼が私に嫌悪感を向けていないのは十分に分かった。それどころか好印象を持っているまであるだろう。
あぁ…身体が熱い、心の奥底が彼を求めて疼く。
これが、恋というものなのか? ……ふふふっ♡ 悪くない感覚だ。
一度女として愛される事を諦めた私。しかし、オークは私に諦めさせる事を諦めさせた。
ふふっ、アマゾネスの女を諦めさせた罪は重いぞオーク、絶対に責任を取ってもらうぞ♡
「すんません、あのバカのケツ拭きはワシがいたしますので此度の無礼、何卒お許しを…」
そう心に決めた私に早速幸運が舞い込んできた。
そう心に決めた私に早速幸運が舞い込んできた。
オークが去った後、私の元に代わりにやってきたのはオークのトレーナーと名乗るゴブリンであった。
彼の事をよく知るモンスターがやってくるとは…これはもはや運命の出会いと言っても過言ではないだろう。
私は彼の事を探る為、ゴブリンに話を聞く。
ゴブリンも負い目を感じていたのか、すらすらと彼について話し始める。
エルフの森でスカウトした事、デビューしたばかりのファイターである事、まだまだ素人で勝ち星を1度しかあげていない弱小選手である事…その他にも彼について知る度に私は満たされる感覚を覚えた。
あぁ、好きな相手を知るというのは、ここまで気持ちがいいものなのだな。
本当は今すぐにでもオークの元へ行き、私という雌を献上したい。彼に愛されたい。彼と交わりたい。彼の子を産みたい。
しかし、それはまだできない。
オークはアマゾネスにはふさわしくない程に弱い。仮に彼と愛し合うような関係になったとしても、掟が邪魔をして結ばれる事はないだろう。
ならば、私が強くすればいい。
私が師匠としてオークを強者として鍛え、一族が認めるほどの強さを身に着けさせればいいのだ。
これは、前に六武衆の戦士に聞いた昔話に似ているな……確か、光源氏という者の話であったか…
自分好みの男を育てる…あはっ♡考えただけで身体が熱くなる♡
それに、師匠というポジションは美味しい。
修行と称して、その…色々できるからだ。
ぐ、具体的には…そ、添い寝したり…こ、こここ混浴したり……/////
彼と一緒に居る理由が出来るのは大きい。私が鍛えて、オークが強くなる。
当然両者には絆が生まれ、やがてその想いは子弟のものではなく男女のそれと気が付いたオークは私に劣情を抱いて無理矢理……♡♡♡♡♡
と、とにかく!私がオークの師匠となるのはお互いWin-Winの関係だし、色々都合がいいの!!
私がオークに武を教える話をした結果、ゴブリンは大喜びで頷いた。
現役のゴールドランク選手に教えられるのは利が大きいと考えたのだろうな。コツコツランクマッチやってて良かった…!
これで外堀は埋めた。後はゆっくりとオークを育てるだけだ。
……いや、あまりゆっくりもしてられないかもしれない…私自身、心の奥底でマグマのように煮えたぎる思いを押さえつけておく自信がないのだ。
あぁ、オーク。早く強くなっておくれよ―――
強くなって、私を屈服させてくれ。私の王子様♡
腹筋ムキムキのお姉さんが誰よりも乙女チックで重い感情の持ち主なのいいよね…良くない?
ちなみにアマゾネス女王の夫として迎えられた場合に里の女全員と子作りする義務が発生するんだけど、罠とかに書かれてるばーちゃんは流石に除外。年寄りに無理させたらあかん……
あっ、ペットの虎は雌だから対象だゾ(真顔)
アマゾネスの秘湯で混浴しながらエッ!な事する薄い本欲しい…誰か書いて♡
ここまでご拝読ありがとうございました