アメリカの最小のウマ娘   作:SKT YKR

3 / 17
領域

「よし、今日はラトワンヌだな。この前ゲイマテリアルに宣戦布告したらしいし、絶好調じゃないか?」

 

「その話はやめてください」

 

 ラトワンヌS当日、控室にてトレーナーさんが黒歴史を掘り返してくる。精一杯の抵抗として睨みつけてみるが、私が凄んだところで誰も怯んでくれない。トレーナーさんもごめんごめんと軽く謝るだけだ。まあ、本気で不快に感じているわけではないのでいいのだが、そろそろ私にもGⅠウマ娘の威厳が欲しいところである。

 

「それじゃ行ってきます」

 

「ああ、頑張れよ!」

 

 気持ちを切り替え、土の舞うダートへ向かう。ああ、プライオレスに比べると劣るが客入りもいい。今日も領域に入るつもりはないがいい走りはできるだろう。期待に胸を躍らせながら私はゲートに向かう。ケンタッキーオークスの前哨戦とだけあって集まっているウマ娘たちは皆確かな実力を持つ者ばかりだ。

 

『さあ本日の注目ウマ娘はまずはこの子!小さな体に大器が宿る!フォンセミラージュ‼そしてオースザンナS・アルキビアデスSを勝利!本日はどんな走りを見せてくれるのか!レディカード‼』

 

『各ウマ娘ゲートに入って……今スタートしました!』

 

 私はいつも通り逃げるウマ娘の後ろにぴったりと付ける。逃げるウマ娘はそれを嫌がるようにスピードを上げるが、その程度の加速で私を引き離すことはできない。第三コーナーを過ぎ、前にいたウマ娘が少し外に膨らんだのを見て私は一気に抜け出した。

 

『フォンセミラージュ上がってきました!小さな体をうまく使い、埒に沿ってきれいな加速を見せる!レディカードもいい足だ!ここから追いつけるか!』

 

 誰も追いつけるはずがない。差しの末脚以上の速度での先行を許した時点で勝敗は決していた。

 なるほど、レースを支配することは確かに私でも実践できる。ハイペースで引っ張ったため後続はバラバラ、辛うじて付いて来ている者も疲れて自慢の末脚が発揮できていない。逃げは言わずもがなだ。

 

『差が広がる!独走状態です!フォンセミラージュ今ゴールイン‼』

 

 圧勝としか言いようのないレースであった。着差は5バ身程度だが、その着差以上の実力差があることは誰の目から見ても明らかだ。

 

『フォンセミラージュ三連勝!このウマ娘を破る者は出てくるのか―!』

 

 息を整え、トレーナーさんの待つレース後の検査場へ向かう。レース前に左足が気になっていたが、特に問題はなさそうだ。やはりあれは幻でしかない。臆病な心が幻覚という形で現れただけだ。

 

「……い……おーい!ミラージュ!大丈夫か?」

 

 トレーナーさんの顔が見える。いつの間にか寝てしまったのだろうか、私は体を起こし周囲を確かめる。場所はチャーチルダウンズレース場の控室、ラトワンヌSからそれほど時間は経っていない。

 

「あはは……恥ずかしいとこ見せちゃいましたね。他言は無用でお願いします」

 

「もちろん誰にも言わないさ。ところで、魘されていたみたいだけど大丈夫なのか?」

 

 魘されていたのか、と私は額に伝う汗をぬぐう。確かに何か嫌な夢を見ていた気がした。何度も体験したような、嫌な感覚だけが体に残っている。

 

「最近ご両親の調子も悪いみたいだし、少しは練習を休んでもいいんだぞ?レースも大事だが、それと同じくらい家族のことも大事だ。一日二日休む程度今の君なら問題ない」

 

 心労からくるものだろう、確かに最近根を詰めすぎていたかもしれない。いくら覚悟を決めても倒れてしまっては元も子もなくなってしまうし、明日はしっかりと休むことにしよう。丁度アソールトさんも病院の検査が終わり、調子が良ければ一緒に遊ぶことができるはずだ。

 

「お心遣いありがとうございます。そうですね明日は久しぶりにお休みをいただきます」

 

 レース場から宿泊施設までの帰り道、私は送迎バスの中で再び眠気と戦っていた。バスの程よい揺れは最高の睡眠導入剤だ。そこから先はよく覚えていないが、寝起きが良かったのでいい夢でも見られたのだろう。ここ数日、毎日のように現れたあの黒い影も今日は私の前に姿を現すことはなかった。

 

◇  ◇  ◇

 

「おーい、ミラージュ。こっちに来てくれ!」

 

 ケンタッキーオークスが近づき、練習も本格的な調整に入った頃。トレーナー室に大きな荷物が届いた。練習をしていた私は呼び出され、その大きな箱の前に連れていかれる。

 そこにはトレーナーさんだけではなく、きっちりとスーツを着た初老の男性と美しい女性が背筋を伸ばして待っていた。纏っている雰囲気が、何というか、こう、大貴族専属の執事みたいな感じだ。その男性は、近くに控える女性に大きな箱を台車から降ろして段ボールの箱を開けるよう指示する。段ボールの箱の中には、服が一着だけ入る小さなクローゼットが入っていた。

 

「お待たせいたしておりました。こちら、フォンセミラージュ様の勝負服でございます」

 

 勝負服。それはウマ娘たちがGⅠなど特別なレースで走る際に着用する衣装だ。特別なレースで着るだけに、ウマ娘たちの勝負服に対する思い入れは強い。自分の特徴、イメージ、そして将来像など様々なことを考えながら自分で原案を作るウマ娘もいる。そうでないウマ娘も、勝負服デザイナーと呼ばれる職人さんと相談しながら自分に合った勝負服を作成することができる。

 勿論、勝負の世界であるため、勝負服を着ることができないウマ娘たちもいる。怪我、不調、実力不足など、頑張って勝負服を作成してもそれを着て走ることさえ叶わない。逆に勝負服にありったけの夢を込め、それを叶えたウマ娘も存在する。勝負服の数だけドラマが存在するのだ。

 

 それで私はどうなのかというと、勝負服の作成が大幅に遅れたという稀有なパターンである。中央に来てからトレーナーさんとも色々話してはいたのだが、とにかく私は体が小さく、細部の調整のためには何度も体を計測しなければいけなかったのだ。

 そして思い返してほしい。ジュニア期の私はその焦りからレース三昧。勝負服作成のためのまとまった時間を取ることはできなかった。つまり私の落ち度だ。さすがに三冠レースまでには勝負服を作らねばと、年始の辺りにトレーナーさんやデザイナーさんと調整をしていたのだが、いよいよ大詰めとなった頃に父が倒れ、なんだかんだここまで遅れてしまった。

 

「いやー、なんとかケンタッキーオークスまでには間に合ったな!ケンタッキーオークスに汎用勝負服で出るかもと言った時の周囲のトレーナーたちの反対といったら……ッ思い出したら寒気がしてきた……」

 

 トレーナーさんはいつになく落ち着かない様子だ。彼にとっても勝負服というのは特別なものなのだろう。それもそのはず、勝負服のデザインは私以上に彼が時間をかけて考えてくれたのだ。

 

「それでは出来上がったものをご覧ください。長年、様々な勝負服を見てきましたが今回はその中でも特に素晴らしいものに仕上がっております」

 

 私はその動悸を手に伝わせないよう注意して、静かにクローゼットの扉を開ける。

 

「……綺麗……」

 

 目の前に現れたのは、青と白のコントラストが美しい勝負服だった。青を基調としたフリルブラウスと白のレーススカートが組み合わさり、さらに淡いグレーのタイツが絶妙なバランスでスカートから延びる。ブラウスのフリルは私の体の薄さを目立させないようになっており、白のスカートのデザインも動いたときのシルエットをふっくらとさせるのにちょうどいい。それにスカートを薄く覆うレースはミラージュという名前を現すかのようだ。

 

「黒のタイツにするとコントラストが強すぎてちょっと良くない感じだったからな……それにスカートの丈もかなり気を使ったんだぞ。この辺りとかは……」

 

 トレーナーさんが勝負服のデザインについて細かく説明をしてくれる。正直専門的なことは全く分からないので半分以上聞き流していたがものすごく気を使ってデザインしてくれたことは一目でわかった。そしてその胸元には、三つのティアラの刺繍がきらめいている。

 

「……トレーナーさん」

 

「どうした?」

 

 ドレスメーカーの人たちが去り、トレーナーさんと二人きりになった室内で、俯きながら強く手を握る。

 

「私、絶対にティアラ三冠を達成します‼それもただの三冠じゃない、未来永劫、誰も追いつけないような、目に焼き付く絶対の三冠です‼」

 

 フォンセミラージュが去った後、トレーナーは事務作業をこなしながら先ほどのことを思い出していた。

 

(ミラージュ、嬉しそうだったな。頑張りがいがあるってものだ)

 

 頬を少し赤く染め、心の底から湧き出すような笑顔を浮かべた彼女の顔は一生忘れないだろう。その表情を見たとき、彼はやっと彼女に一つ恩返しができたような気がした。

 今でも彼女の走りをしっかり受け止め、それに沿った指導をすることは難しい。領域に入ったウマ娘のアドバイスも得ながらでないと、彼女の持っている感覚をつかめないのだ。

 

(『トレーナの仕事は走りの指導だけじゃない』か……)

 

 いつかの先輩の言葉を思い出す。勿論走りの指導をしっかりできるようになるのも急務である。いつまでもできないでは済まされない。だが、焦りすぎる必要もない。

 今は彼女を支えるため、一つ一つ積み上げていこう。あの笑顔を覚えている限り、あの視界から隠れるほどに小さな彼女を見ている限り、自分は前を向いて歩いて行ける。

 

◇  ◇  ◇

 

 チャーチルダウンズレース場、1875年に開場され、それ以降ケンタッキーダービーの開催地となるなど長い歴史と伝統を持つレース場である。ケンタッキーオークスもこの地で開催され、ダート8.5ハロン、約1700メートルの距離でティアラ路線のウマ娘たちが世代最強をかけて鎬を削る。

 レース場の直線は約380メートルとアメリカのレース場の中では長い部類に入る。つまり、長く末脚が使える差しや追い込みが有利となることが多い。

 そしてこのレース場最大の特徴は、何と言ってもツインスパイアーズと呼ばれる二つの尖塔だろう。1895年に建築され、数多くの名バの誕生を見守ってきたこのレース場のシンボルだ。併設するようにケンタッキーダービー博物館が建てられており、アメリカでのウマ娘たちの歴史を学ぶことができる。

 

『ダービーも明日に控え、今年もレースが盛り上がってきました!さあそして今日は、待ち望んだ皆さんも多かったでしょう、ティアラ路線世代最強を目指すウマ娘たちの出走するケンタッキーオークス‼百合のレイを手にする女王はいったい誰なのか‼』

 

 耳の割れんばかりの歓声が控室にまで地響きとして響く。臆病なウマ娘たちはこの歓声に圧倒されいつもの調子を出せないこともあるらしい。ティアラ三冠レースとはまた違った緊張感が場を支配する。それがケンタッキーオークスだ。

 

「落ち着いているな、ミラージュ」

 

「ええ、観客の声は私にとって追い風です」

 

 足は既に熱を帯びている。プライオレスS、ラトワンヌSで解放せずにため込んだ熱は、その開放を待てずにいるようだった。落ち着け、もう少しだから……私は語り掛けるように足をさする。

 そして数分後、パドックに来るよう指示があり私は控室を出た。トレーナーさんは行ってらっしゃいと手を振り、笑顔で送り出してくれる。彼のためにも、そしてこの勝負服のためにも、私は勝たなければならない。

 パドックに出ると同時に、たくさんのカメラが私を迎える。前走、前々走の走りから、私の実力を疑う者はもういなかった。その証拠に、14人が出走する今日のレースで私は一番人気だ。

 

「お、おい見ろよ!フォンセミラージュの勝負服‼」

 

 観客がパドックに続々と集まってくる。私の勝負服はこれが初のお披露目だ。とてもお気に入りの勝負服なので、皆が注目してくれるのはとても嬉しい。ふふん、といつもより胸を張ってパドックを回る。

 

「なあ、あのティアラの刺繍……つまりそういうことなんだよな!」

 

 観客の一部が胸元のティアラに気づいたらしい。そのざわめきは段々と大きくなり、あっという間にパドック全体を飲み込んだ。今すぐにでもインタビューしたいと前のめりになる記者たちを警備員が必死に押さえている。私の勝負服発お披露目は、大成功だった。

 

『さあ、出走ウマ娘の入場です!』

 

 呼ばれたウマ娘たちが次々にゲートに入っていく。表情の強張っている者、浮足立っている者、いつも通りルーティンを行う者などその様子は様々だ。

 

『5番フォンセミラージュ』

 

 ひときわ大きい歓声が上がる。外から中に入ってくるウマ娘に揉まれてしまわないように注意すべき枠だ。私の後にも続々とウマ娘たちがゲートに入り、レース場は一瞬の沈黙を迎える。

 

『ゲートに収まりました。いよいよ始まりますケンタッキーオークス。……スタートしました!』

 

 スタート直後、私は近くのウマ娘たちの間を潜り抜けるようにすっと前に出る。これで序盤にタックルを食らう心配は大幅に減った。

 

『各ウマ娘いいスタートを切りました。第二コーナーに入りまずハナに立ったのは2番、並んで7番、そしてその後ろに5番フォンセミラージュ』

 

 ぴたりと前に付け、風の抵抗を抑えながらスピードを上げる。ガールリボーは私から2バ身ほど離れたところ、そしてレディカードはそのすぐ後ろだ。二人ともスピードを抑えてはいるが、私の前走の様子を見てか離れすぎないようにしている。

 

『向こう正面に入って縦に長くなってきました。先頭は依然2番、その後ろに7番、フォンセミラージュ前にぴったりと付けています。ガールリボーが少しスピードを上げました、それにつられるようにレディカード、8番、10番も上がっていきます』

 

『いい戦法ですね、後続も離れすぎず足を溜めている。フォンセミラージュはこのまま前に行かれて囲まれると厄介ですよ』

 

 第三コーナーに入る前、私の横にガールリボーが並んできた。これでは外に抜けることができない。

 

『ガールリボー並んだ!第三コーナーに入りフォンセミラージュ少し苦しそうですが……おっと、フォンセミラージュ前に出た⁉隙間があったよう見に見えませんでしたが……!』

 

 外に抜けられないならば、内だ。勿論通常のウマ娘であれば不可能だろう。しかし、私の小さな体と低い姿勢はそれを可能とする。

 前に出た私はさらに姿勢を落とし、突き放しにかかった。ロングスパートを予想していなかった後続は遅れまいとスピードを上げるが、差はなかなか縮まない。それもそのはず、彼女たちは私に追いつくために既に少しだけ足を使っている。ここで無理に私に追いつこうとすれば長い最終直線で先に限界を迎えるのは彼女たちだ。

 

『第四コーナーを過ぎ最後の直線です!フォンセミラージュ、リードをキープ!しかしレディカード、ガールリボーも速度を上げてくる‼差は少し縮まったか⁉』

 

 後ろから足音が聞こえてくる。追いつかれはしないだろうが、油断は禁物だ。彼女たちも何らかの武器を隠し持っている可能性は十分にあり得る。観客席の前を通りながら、私は足に力を込めた。

 大歓声が聞こえる。それを意識した瞬間、足に熱が走った。それは瞬時に体中に広がり、脳に届く。

 

「……ハァッハァッ……ちょっと遅かったな」

 

 残り300メートル、意識は朦朧としはじめ、足はその回転をさらに早める。しかし、領域に入らずとも勝てそうだ。それならば、下手に怪我のリスクを負うよりも流した方がいい。このままの速度で直線を駆けて行っても1バ身程度の余裕は残るだろう。

 

「だけど……!」

 

 最後の直線、観客スタンドの真正面に入ったため観客の声が地鳴りのように大きく響く。そうだ、私はただ勝つんじゃない。皆の心に残る、金輪際現れないようなウマ娘になる。

 遠くに影が見えた。いつもこちらを静かに見ているあいつだ。

 

(あなたにも見せてあげる!)

 

 三女神像前での出来事以降、あの影を見てきて感じたことがある。最初は見られるだけで気分を悪くしていたが、最近は慣れてきた。慣れてくると物事は色々違って見える。

 勝負服をもらったあの日、あいつは横に現れて勝負服をじっと見つめていた。靄のような存在なので顔がどこにあるとか表情がどうかとかは分からないのだが、あの時のあいつはそれを見て感動していたと思う。

 

 そしてその後の私の発言を聞き、影の雰囲気は明確に変化した。憐れむような雰囲気は消え去り、期待を寄せるような、何かを変えることを望むような、そんな雰囲気に変わったのだ。

 

(あなたが何を望んでるのかは知らない。でも、期待してくれるのであれば、私はそれに応えて見せる!)

 

 蜃気楼はすぐに消えてしまう。これは変えられない事実だ。だが、見た人に消えない印象を刻み付けることはできる。例え一瞬しか見ていない光景も、それが衝撃的で印象的なものであれば一生瞼の裏に焼き付く。

 

(私を見て!期待に応えて見せるから!)

 

 パキッと、何かが割れる音がした。

 

◇  ◇  ◇

 

「おっと、これはこれは……」

 

「……」

 

 チャーチルダウンズレース場のスイートルームの一角、二人の栗毛のウマ娘がケンタッキーオークスを観戦していた。

 

「ビッグレッド。彼女凄いな」

 

「バートン卿、君からビッグレッドと呼ばれるのはむず痒いからやめろと何度も言ったはずだが?」

 

 バートン卿と呼ばれたウマ娘、何を隠そう初代アメリカ三冠ウマ娘である。ジュニア期では一度も勝てなかったもののクラシック期に入り覚醒。なんと初勝利がダービーという異例のキャリアを持つ。彼女が走った頃はまだ三冠という制度も整っていなかったため、後から三冠認定されたというのも面白い逸話だ。

 

「拗ねないでくれよ。それにしてもあの子、君が連れてきたんだろう?」

 

「ああ、だが……」

 

 正直なところ、ここまでは予想していなかった。彼女が至っていたのは中途半端な領域であり、まだ周囲に幻覚を見せるようなレベルには至っていなかった。だからこそ、それは危うく、少し調整を間違えれば簡単に怪我をしてしまう。アドミラルに彼女の走りを注意して見ておけと指示したのもそれが理由の一つだ。

 確かに大きな原石であるとは思っていたのだが、あの小さな体でどこまでできるのか見てみたかった、という興味本位なところもあったのだ。それが今となってはどうだろう。あのスピード、気迫、精神力に体の頑丈さ、どれをとっても一線級である。

 

「あの気迫……獅子とは違うね。ライオンは群れるものだが、彼女に肩を並べ、迫る者はいない。孤独で、ただ強い」

 

「黒い空中楼閣、その中には虎が住まう、か……」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。