俺は砂隠れのサソリ。俺は砂隠れで傀儡や建物などの造形に携わっているんだ。代々、砂隠れの造形に深く関係し砂隠れの里を造形したのも俺の先祖なんだ。
俺のばあちゃんは戦争の戦いで傀儡を10体も使い、里を守ったという武勇伝を持っているんだ。
父親と母親は前の戦争で戦死してしまったけど、他の戦争孤児を見ていると俺だけじゃないしっかりしなくちゃと思い里を守る気持ちが一層深まるんだ。
今は色んな造形をしていて、傀儡の開発や建築をしているんだ。前は村の建物の配置や建物そのものの設計を任されて造ったんだ。住んでいる人も里の人からも、この村は好評なんだ。
将来は砂隠れの里を俺たちが開発した技術で豊かにしていくことが俺の夢だったんだ。だけど、 俺の考えが一変してしまう事件が起きるんだ。
俺が造形した村が襲撃されて乗っ取られてしまったんだ。
助けに行った時には遅く占領された村の人々が強制労働させられ建物も村の人々もボロボロになっていたんだ。
俺は敵を殺しまくり、村の人まで殺すほど暴走して心を乱してしまったんだ。
芸術は俺の心の支えで、俺の理想とはかけ離れた世界に絶望しテロリスト集団に入ったんだ。
村の人まで殺した罪悪感から自傷行為を行い、自分の体までも傀儡と化したんだ。
ボフッ、ボフッと雲から雲へデイダラが地上から見えないよう隠れながら飛んでいた。
砂隠れのレーダーで捉えられたデイダラは知らなかった。デイダラはレーダーの存在自体を知らなかったのだ。
砂の忍が、
「サソリさん一機、飛行物体がこっちに近づいています。」
とサソリの部屋で叫んだ。
サソリが、
「わかった。」
と言い、左目にスコープをつけて部屋を出た。今日は酷い悪夢を見たものだとサソリは思った。
「俺も空で迎え撃つ、機体はフォッケウルフFW190-Dで行く」
と言った。
サソリは飛行場に行きFW190-Dに乗ってプロペラを回した。
整備員も機体からすぐさま離れサソリは砂埃を上げ、すぐに離陸していった。
酸素マスクの酸素が流れてきて、気持ちいいなと思った。
デイダラは
「今回のミッションは簡単だな。上から爆撃するだけだからな。」
といった。
と言った瞬間左の翼がもげてデイダラは落ちていった。
「何が起きたんだ。チクチョー」
と言った。
デイダラは胴体着陸をして無傷で助かり、上を見上げた。
サソリは
「一機撃墜」
と言った。何が起きたかというとポケットに入るぐらいの三代目風影の人傀儡で透明化状態になっていたのだ。これは、人傀儡だが砂隠れの里が弱くならないように開発され、人を傀儡化し、チャクラを通すことで、その人が持っていた能力を使えるという代物だ。今回、サソリが持ってきたのは三代目風影の人傀儡で磁遁で鉄分を身にまとい背景に溶け込ませ風景と同一化する術で機体を透明化したのだ。
そして12.7ミリ機関砲と7.7ミリ機銃で、デイダラの機体に向かってサソリの機体で下から上へ突き上げるように、連射し左の翼をもぎとりデイダラを撃墜したのだ。
サソリは、
「チャクラも消費するし透明化を解除するか。」
と言った。
解除すると機体が浮かび上がってきて、デイダラも気づいた。
デイダラが
「オイラも芸術を傷つけたのはあいつか。」
と言った。