NARUTO 無   作:王虎

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オビトの過去 其の七

 敵が岩のドームにいるカカシ達を背にして水を飲んでいた。カカシが背後からチャクラ刀で刺し殺した。

 

 敵が「殺したはずなのに、運のいい奴だ」と言い、倒れた。

 

 カカシが写輪眼で辺りを見回すと数十人の敵がこっちに向かっているのが分かった。

 

 カカシが「リン、大勢の敵が来ている。トラップを仕掛けて撤退するぞ。」と言った。

 

 リンが「オビトは?」と聞いた。

 

 カカシは少し黙り、こう言った。「オビトはここに置いていく。」

 

 リンが「カカシ!」と叫んだ。

 

 オビトが「いいんだ、お前らの撤退を成功させるために最後まで足止めしてみせる。」と言った。

 

 リンが「オビト、ごめんなさい。本当にごめんなさい。」と泣いて言った。

 

 オビトが「リン、口うるせーカカシに…怒られるぜ。」と言った。

 

 カカシが「オビト、すまない。お前が仲間で本当に良かった。」と言った。

 

 カカシが「今からトラップを仕掛ける。敵の橋を破壊するために作られた高火力起爆札なら、5~6人の隊なら一瞬で吹き飛ばせる。早く仕掛けて撤退するぞ!」と言った。

 

 カカシ、リンがトラップ仕掛けて撤退すると敵が来た。

 

 カカシが倒した敵を新しい敵が見て「味方が倒れてるぞ!」と駆け寄ると、近づいた地面が爆発し、死んだ。

 

 敵が「トラップが仕掛けてある。気をつけろ!」といった。

 

 違う敵が岩のドームにのぼり、穴を見るとオビトがいて、起爆札付きクナイを投げた。

 

 オビトは最後の力を振り絞り、「ここで…足止めしてやる!」と思った。

 

 しかし、岩隠の忍が「土遁・裂土転掌」をし、さっき崩された岩のドームの岩で押し潰し合わせ、オビトは散った。

 

 オビトは「カカシの奴と、せかっく仲良くなれたのになぁ。リンには…結局、告白で出来なかったなぁ。みんなと…もっと一緒にいたかったなぁ」と最後に思った。

 

 カカシとリンの耳にズドーン、ズドーンと音が入り、

 

 木から木へ跳んでいるカカシが「敵がトラップに引っかかった音だ、リンもう少し早く走ってくれ。」と言った。

 

 リンが「オビト…」と言った

 

 敵は始めは混乱していたが敵の上忍の一人が大回りしてカカシ達を追った。

 

 カカシが後ろを振り返り「一人、ものすごい勢いでこっちに来てる」と言った。

 

 リンが「カカシ、私に考えがあるの!」と言った。

 

 カカシが敵に追いつかれ、敵がカカシの背後から「死ね」と言い、刀を突き刺そうとした瞬間、リンが敵の背後から現れ、両腕で敵の両腕を押さえ、カカシが敵の方を向き、素早く印を結び、リンごと千鳥で貫いた。敵とリンは木から落ち、カカシは「リン、すまない」と言い残し、撤退し味方と合流した。

 

 

 

 忍界大戦ーーその長きにわたる戦いは名もなき多くの忍達の犠牲によって終結した。そして同時に名だたる英雄たち…語り継がれる伝説を残したのである。

 

 神無毘橋の戦いーその日、木の葉隠れに二人の写輪眼を持つ英雄が生まれた。

 一人はその名を慰霊碑に刻み… 一人は、後に“写輪眼のカカシ”と呼ばれ他国にまでその勇名を轟かせるのである。

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