デイダラは粘土で人が乗れる鳥を作り、また、砂の里へ飛んで行こうとした。
「オイラにはノルマがあるから、このまま行かせてもらうぜ、うん。」とデイダラは言った。
「あいつ、生きていたのか、術者を殺す以外ないな。」とサソリは言った。
「オイラのが速いのに決まっている。このままぶっとばすぜって、おい。」
サソリはデイダラの背後にピッタリとついていた。
「蜂の巣にしてやる。」とサソリは言った。
機関砲と機銃が火をふいた。
デイダラは「スピード勝負はオイラの負けだな、うん」と言い、鳥粘土の尾を上げ機銃弾を防いだ。
サソリは「どうだ?貫通したか?」と思い、斜め右上に飛びデイダラが生きているか見た。
デイダラが鳥粘土の上に立っていて、「貫通してなかったか。」サソリは思った。
デイダラは真後ろに三体の小型の鳥爆弾を放ち翼を広げて空中にとどまった。サソリはそれらを避けるためデイダラの下を通過しようとした、しかし、チャクラが見えるスコープでデイダラが乗っている鳥粘土からスコープぐらいでしか見えない細い粘土の線が見えて「これに引っかかったらやばい」と思い、サソリは右に急旋回した。
デイダラは「下の線に引っかかってくれたら爆弾を糸にたらしてぶっ殺してやったのにな」と言った。
サソリは、デイダラのちょうど真横まで行き、「喰らえ、磁流血」サソリは言った。
その瞬間、デイダラは、喉から針が大量に出てきた。
「なんじゃこりゃー」とデイダラは言った。
磁流血とは、磁場を利用し血中の鉄分を体外に出す忍術である。
「こいつは三代目風影の術じゃねえか。」とデイダラ言った。
「この術には弱点がある。」とデイダラは言い、針を鳥爆弾に取り付け、放った。磁力で引き寄せられるのだ。
ちょうど真横に飛んできた鳥爆弾を見て透明化していたサソリは機体を急旋回させた。
「喝」とデイダラは言った。
爆発が起き、サソリは間一髪、避けることができた。
「もう少し離れて磁流血をした方がいいな」とサソリは思った。
デイダラは一時的に雲の中に入った。
4,5分が経ち、サソリが「もう死んでいい頃合いなのになぜ死なない」と思い、横に滑るように近づいて行った。
「もうそろそろかな?うん」とデイダラは言いい、鳥粘土が爆発し、サソリの機体の片翼の半分が吹き飛んだ。デイダラが雲に入ったときにもう一個鳥粘土を作り、それに乗り元の鳥粘土は自分の分身と鳥粘土だけを飛行させ、自分は磁流血の射程圏外に行っていたのだ。サソリは、無人機に近づいていたのだ。
「当たりだな、うん」とデイダラが言ってる間に透明化が解け、サソリの機体は落ちていった。
「このまま、砂の里に行って奇襲攻撃をしていくんだな、うん」とデイダラは言った。
デイダラが砂の里にもう少しで近づく瞬間、さっき落ちていったサソリが急降下しながら機銃弾を連射し「砂の里には指一本触れさせねー。」とサソリは言い、デイダラの腕をもぎ、飛び去った。
「チクショー、生きていたのか、でもどうやって」とデイダラは言った。
サソリの戦闘機の機体はチャクラがある限り、壊れても元に戻る特殊な素材で出来ていたため、サソリは一度は落ちかけたが飛び続けることができたのである。また、チャクラを保存できるチャクラ鉄も機体の内部にあるのである。
「クソ、殺し損ねた。」サソリは言った。
デイダラは「お前の里にC3をおとして里を半壊させてやるよ。」と言い、C3の鳥爆弾を砂の外に放った。
しかし、砂の里は厳重警戒をしており、C3の爆発は我愛羅が砂の盾で守った。
「我愛羅、助かった。」とサソリ呟いた。
「後は逃げるだけだな、うん。」と言い、砂の里から離れていこうとした。
「もう、機体のチャクラがない、基地に帰投する」と無線で伝え、サソリは言い飛行場に向かった。