忍界大戦のときの話である。
オビトは急いでいた。
「やばい、殺される、間に合うか?」
と思いつつ、木の枝から降りてスライディングした。
「ギリギリか?」とオビトは言った。
「いや、遅いから、オビト」とカカシは言った。
「集合時間、何時だと思ってるんだよ。一人前の忍びならルールを守るのが当たり前だろーが。」とカカシは言った。
「途中、荷物持ったおばあさんに道きかれちゃてさあ」とオビトは言った。
「嘘だろ、それ。」とカカシは言った。
「そう言うな、カカシ。」とミナト先生が言った。
「先生はオビトに甘すぎです。」とカカシは言った。
続けて「ルールや掟を破る奴は忍者としてクズ呼ばわりされる。そうでしょ、先生。」とカカシは言った。
「あはは・・・」とミナトは言った。
「てめーは心の優しさってもんがねーのか。いつも、ルールだ掟だうるせーんだよ。」とオビトは言った。
カカシは怒りそうになったが、リンが「まあまあ、二人とも止めなよう。同じチームなんだからさあ。」と言った。
「リンも甘いんだよ、オビトに。今日は俺にとっても大切な日なんだからさ。」とカカシは言った。
「何だっけ?」とオビトは言った。
四人で歩きつつ、「今日からカカシは上忍に就任したんだよね。そこで任務の効率を考えて俺とカカシ班でわけることにしたから。」とミナト先生がいった。
「分かれてやるって?」オビトは言った。
「カカシを隊長にオビトとリンでスリーマンセルね、で俺は一人」とミナト先生は言った。
リンが「この前ちゃんと話したでしょ、カカシにプレゼントあげるって。」と言った。
「悪い、きいてなかった。」オビトは言った。
「おれはこれあげるね。特注クナイだよ。」ミナト先生は言った。
「私はこれ、個人用特別医療パックだよ」とリンは言った。
「二人ともありがとう。」とカカシは言った。
カカシはオビトに手を出した。
オビトが「な、なんだよ、その手は?お前にやるもんなんて何にもねーよ。」と言った。
「別にいいけど、役に立たないものもらっても荷物になる。」とカカシは言った。
オビトはムカッとした。
「そろそろ説明していい?もう、国境近くだしね。」とミナト先生は言った。
一連の戦争の流れと作戦の流れをミナトが説明した。
「カカシ隊の任務は敵の後方地域の潜入、そして、物資補給に使われている橋の破壊し、その後、速やかに離脱すること。」とミナト先生は言った。
三人が「ハイ」と言った。
「先生は?」オビトが言った。
「俺は最前線で敵を叩く、君たちの陽動にもなるからね。」とミナト先生は言った。
四人で囲いあい真ん中で手を合わして、ミナト先生が「とりあえず、今日はカカシ君が隊長ね。国境までは一緒だけどそこから分かれて任務開始だよ。」と言った。