NARUTO 無   作:王虎

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オビトの過去 其の一

 忍界大戦のときの話である。

 

 

 

 オビトは急いでいた。

 

 「やばい、殺される、間に合うか?」

 

 と思いつつ、木の枝から降りてスライディングした。

 

 「ギリギリか?」とオビトは言った。

 

 「いや、遅いから、オビト」とカカシは言った。

 

 「集合時間、何時だと思ってるんだよ。一人前の忍びならルールを守るのが当たり前だろーが。」とカカシは言った。

 

 「途中、荷物持ったおばあさんに道きかれちゃてさあ」とオビトは言った。

 

 「嘘だろ、それ。」とカカシは言った。

 

 「そう言うな、カカシ。」とミナト先生が言った。

 

 「先生はオビトに甘すぎです。」とカカシは言った。

 

 続けて「ルールや掟を破る奴は忍者としてクズ呼ばわりされる。そうでしょ、先生。」とカカシは言った。

 

 「あはは・・・」とミナトは言った。

 

 「てめーは心の優しさってもんがねーのか。いつも、ルールだ掟だうるせーんだよ。」とオビトは言った。

 

 カカシは怒りそうになったが、リンが「まあまあ、二人とも止めなよう。同じチームなんだからさあ。」と言った。

 

 「リンも甘いんだよ、オビトに。今日は俺にとっても大切な日なんだからさ。」とカカシは言った。

 

 「何だっけ?」とオビトは言った。

 

 四人で歩きつつ、「今日からカカシは上忍に就任したんだよね。そこで任務の効率を考えて俺とカカシ班でわけることにしたから。」とミナト先生がいった。

 

 「分かれてやるって?」オビトは言った。

 

 「カカシを隊長にオビトとリンでスリーマンセルね、で俺は一人」とミナト先生は言った。

 

 リンが「この前ちゃんと話したでしょ、カカシにプレゼントあげるって。」と言った。

 

 「悪い、きいてなかった。」オビトは言った。

 

 「おれはこれあげるね。特注クナイだよ。」ミナト先生は言った。

 

 「私はこれ、個人用特別医療パックだよ」とリンは言った。

 

 「二人ともありがとう。」とカカシは言った。

 

 カカシはオビトに手を出した。

 

 オビトが「な、なんだよ、その手は?お前にやるもんなんて何にもねーよ。」と言った。

 

 「別にいいけど、役に立たないものもらっても荷物になる。」とカカシは言った。

 

 オビトはムカッとした。

 

 「そろそろ説明していい?もう、国境近くだしね。」とミナト先生は言った。

 

 一連の戦争の流れと作戦の流れをミナトが説明した。

 

 「カカシ隊の任務は敵の後方地域の潜入、そして、物資補給に使われている橋の破壊し、その後、速やかに離脱すること。」とミナト先生は言った。

 

 三人が「ハイ」と言った。

 

 「先生は?」オビトが言った。

 

 「俺は最前線で敵を叩く、君たちの陽動にもなるからね。」とミナト先生は言った。

 

 四人で囲いあい真ん中で手を合わして、ミナト先生が「とりあえず、今日はカカシ君が隊長ね。国境までは一緒だけどそこから分かれて任務開始だよ。」と言った。

 

 

 

 

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