読みなおしてみたらちょっと無理矢理なところが多い気がする。特に最後の方。
拙い文章ですがもっと読みやすくなるように努力していきたいと思います
「うぅ・・・頭ぁ痛いぃ・・・」
目が覚めた。頭痛がする。
のどもカラカラに渇いている。
少しして、頭痛を我慢しながら目を開けると。
見たこともない葉っぱの覆い茂った森にいるのがわかった。
「ココ・・・どこ?」
体を起こすと、ジャラッっと音が鳴った。
「ふぇ!?なに?今の音!」
よく見ると自分の右腕と左腕に、赤い三角錐の形をした塊が付いた鎖と黄色い球体が付いた鎖が付いていた。髪に付いている飾りも鎖になっていて、先端に水色の立方体がついていた。
「なんで鎖なんかが私の腕についてるさ!?服もわたしの服じゃないし!!」
なぜここにこんな格好でこんな所にいるのか思い出そうとする。
(えぇっと確か・・・・・・あれ?思い出せない・・・と、とりあえずこの辺りの、周囲の様子を確認しようかね。服と鎖のことは後で考えることにして。)
周りを見渡すとひょうたんが落ちていて、警戒しながら近づき持ち上げつつ軽く振ると、中から何やら液体が入っているような音がぴちゃぴちゃと聞こえてきた。更に、近場に盃が転がっている。
「ひょうたん?それに盃ってことは、水でも入ってるのかな?」
恐る恐るひょうたんの注ぎ口から盃にひょうたんの中身を注ぐと、中身が出てきた。
「アルコールの匂いって事は・・・お酒かぁ。のどが渇いてるときにお酒を飲むと、余計のどが渇くんだよねぇ」
そう呟きながら盃からお酒を捨てる。
そうこうしている内に、何処からか水の流れる音が聞こえてきた。
(水の流れる音が聞こえる。近くに川でも流れているのかな?とりあえず音の聞こえる方に行ってみよう。)
ひょうたんと盃をもって、音が聞こえてきた方角に進んでいく。
聞こえてくる水音の方角に進んでいくと、小川に辿り着いた。
「この水飲んでも大丈夫かなぁ?見た感じ、わたしが住んでいたところの近くの川と比べて、とっても綺麗だし大丈夫だと思うんだけど・・・」
少し考えてから、私は水をのむことにし、小川に近づいた。
水を飲もうと小川を覗き込むと、水面に顔がうつった。
が、うつったのは私の顔ではなく・・・2本の捩じれた角の生え、頭の後ろに大きなリボンが付いた少女の顔だった!!
「すい・・・か・・・だと!?」
水面に移った自分の顔は、東方Proiectの
信じられずに、恐る恐る手を頭へと。手に硬いものが当たる。
ぺたぺたと、ぺたぺたと、何度も何度も触り確かめる。
夢かと思い、頬を抓る。痛い。
何度も抓るが、そのたびに痛かったので夢ではないと確信する。
「つまりわたしは、二次作品で良く見るタイプのテンプレで、伊吹萃香に憑依または転生したというわけか。って事は、さっきのひょうたんと盃は萃香の持ち物って事かねぇ・・・とりあえず水を飲んでおこう」
水を飲みながら、今の状況を一つ一つ確認しながらこの後のことを考える。
(転生か憑依かは分からないけど、今の私は伊吹萃香。そうなると問題なのはココが東方の世界なのか、それ以外の場所なのか。それが分からないと行動のしようがないからなぁ・・・後、萃香の能力って使えるのかな?それ次第でココが何処だろうと行動が変わる事になるからね)
水を飲み終え、座りながら少し休憩してから、能力が使えるかの確認を始めた。
「えーっと、萃香の能力って、密と疎を操る程度の能力だっけ?」
密と疎を操る程度の能力とは、物をアツメたり散らしたりする能力である。
水やら土やら空気やら、はては精神までもを
さらには、この力を使って巨大化、小さく分裂してみたり、大気中に霧散する事などもしていた。
「んーと・・・念じれば使えるんかね?」
と、言いながら手を突き出し、目の前の小川の水を突き出した手の前に萃めるように念じてみた。すると、小川の水が浮き上がり、手の前に集まりだした。
「おぉー集まってきた集まってきた。これで萃香の能力が使えるのは確定かね」
集まった水に、今度は散るように念じはじめると、手の前の水はどんどん縮んで、ついには何も無かったかのように無くなった。
代わりに、周囲にうっすらと霧がかかっている。
「うん、念じれば能力は使えるっと。体の性能も確かめてみようか」
私は、近くにあった直径1mぐらいの石に近づくと、軽く振りかぶって殴ってみた。
「そぉい、っと!」
ドゴォン!!
「わー・・・軽く殴ったつもりなのに。見事に粉々だね」
岩は粉々に砕け散り周囲に散らばってしまった。
「身体能力も萃香のものと見て間違いないかな?これで絡まれたときは能力使って逃げるか、身体能力で切り抜けるかできるからやりやすくなるね~」
私はそういいながら、能力を使い砕いた岩を萃めて元に戻しておく。
「そういえば萃香の持っていたひょうたんは、水を少し入れるだけで大量のお酒を作ってくれるんだっけ?確か、ひょうたんの中に酒精って虫のエキスを染み込ませてるんだっけ」
っと、言いながら私はひょうたんの中に水を少し入れていく。
「これでいつでもお酒が飲める!このひょうたんは良いものだな!」
水を入れたひょうたんの持ち、振り回しながら楽しそうに呟いた。
どうやら私は相当なお酒好きだったらしい。
今考えると、最初の頭痛とのどの渇きも二日酔いだったのだろう。
そう考えた後、この後の行動をどうするかを考えていく。
「能力のことなんかもわかったし、この後どうするか考えていこうかな。とりあえず当面の問題としては、この世界が東方の世界なのか、それ以外の世界なのかを確かめる必要があるね。
それを確かめるためにこの世界を見て回る旅をしようかな?萃香のひょうたんのおかげで、酒を飲みながら旅ができるし、そのうち、この世界がどこの世界なのかもわかるでしょ」
そう言って私は、ひょうたんを持ち、ゆっくり腰を上げた。
「それじゃあまぁ、酒でも飲みながらゆっくりまったりな旅といきましょうか!
はてさて、スキマが出るか、覚が出るか、はたまた吸血鬼が出るか!楽しみだねぇ♪」
そうして酒を飲み笑いながら私は出発した。
最初の頃は、魔導師を名乗る人間が次々と襲いかかってきた。
どうやら頭から角が生えているので、退治しに来たらしい。
魔導師に追われるのは面倒臭いが、どんな魔法があるのかを調べるために魔導師との鬼ごっこ(私は鬼だが追われる側だ)を楽しんだ。
十分調べたので、一年が経ったあたりで角を隠すために能力で角を散らす。
角を隠してからは殆ど追われなくなったが、たまに街に行くと、ならず者共が私を攫おうとして突っかかってくる。まぁ適当にあしらって逃げているが。
一年でわかったことは、
魔法が一般人にも広く知られていること、魔導師がいること、魔獣と呼ばれる妖怪のようなのがいること。大体このぐらい。
この世界はどうやら魔法が一般市民にも知れ渡っているみたいだ。
また、大半の魔導師は魔導師ギルドとやらに所属している。どうやらギルドに所属して初めて一人前と認められるらしい。
この事から、この世界は東方の世界ではないと判断した。
東方の世界なら、魔法は一般の人には知れ渡っていないはずだ。
魔導師の数もかなり多いでほぼ間違いないと思われる。
あと、この世界で私はこの体の持ち主である伊吹萃香の名前を名乗ることにした。
いつまでも名無しじゃ困るもんね。
旅に出て、2年が経った。
一度街中で能力を使ったら、その街の魔導師ギルドの奴らに人外認定されて、追い掛け回された。
解せぬ。
魔獣たちだが、ほとんどの奴が知性なし。あってもアホで下品。
例を挙げるとハコベ山という雪山の近くで出くわした、バルカンって魔獣。
女を見ると興奮して連れ去ろうとする。
いずれ退治依頼が出るだろう。出くわした2匹は巨大化して踏み潰してやった。
この2年で魔導師と100回ほどやりあって分かったのだが、
どうやら私にも魔力があるようだ。と、言っても魔法の使い方なんか覚える気がないから使えないんだけどね。
それと、氷を出す女魔導師に、能力で霧になったところを見られた。
誤魔化してから話をするようになり、仲良くなった氷を出す女魔導師に、私の魔法を教えてあげるって言われたけど、覚える気がないらいいって言ったら少し残念そうな顔をしていた。
取り敢えず私に魔力があるのがわかったので、人に能力を見られたら
「私の使える古代魔法だよ!」
で、無理やり通すことにした。すでに2回ほどそれで無理やり納得させた。
あの氷を出す女魔導師は納得していないようだったが、ひょうたんの酒を飲ませて酔っ払わせて有耶無耶にしておいた。
多分覚えていないはず。
彼女と別れてから1年と少ししてからの事。
「この世界はフェアリーテイルの世界……で多分間違いないはず」
各地にある魔導師ギルド、魔導師達に変な魔獣に悪魔達。様々な人々や物や人外たちを見て回った結果出した私の結論だ。おそらく間違いないはずである。原作2巻までしか読んでいないから確信することができないんだけれども。
「この世界を楽しむならフェアリーテイルって魔導師ギルドに入るのが手っ取り早いかね。なにせ原作タイトルがそのギルドの名前だし」
それならそのギルドがある街に行く必要がある。はてさてどうしたものか。
「取り敢えず、フェアリーテイルがある街を探して、その街まで行くとするか」
近くの街に行き、どこに目的のギルドがあるかを調べる。
どうやらマグノリアという街に本拠地があるらしい。
「それじゃ、マグノリアって街までゆっくり行こう」
そうして酒を飲みながらマグノリアを目指す萃香だった。
「ここがマグノリアか。そこそこ賑わってるじゃないか」
街を見ながら萃香がつぶやいた。
湖の街につくのに半年かかってしまった。
他の街も見ながらきたからである。野次馬根性が全開だね!
「っと、見とれてる場合じゃないね。さっさとフェアリーテイルに行ってギルドに入れてもらわにゃ」
クイッと酒を飲み干しながら街を見て回りながら、町の人を探し、歩いていた人に訪ねる。
「お、いたいた・・・そこのおにーさん、フェアリーテイルってギルドに行きたいんだけど、どこにあるかわかるかい?」
「ん?あぁフェアリーテイルに行きたいのかい?」
「そうさ!」
「それじゃあ、そこに見えてるカルディア大聖堂の脇を抜けて、大通りを真っすぐ行ったところにあるの大きい建物がフェアリーテイルさ」
「そうかい!ありがとう!お礼に今度わたしのお酒をあげるよ!」
「おぉ、楽しみに待ってるよ」
「それじゃまたね~」
教えてもらったとおりに進んでいくと、三階建ての建物が見えてきた。
「おょ?これかな?FAIRY TAILって書いてあるし間違いないね」
そこらの建物と比べるとかなり大きめの建物だった。三階の上に、どこぞのスライムみたいなのがついてるけど。
「さてと。着いたはいいけど、いきなり押しかけてギルドに入れてもらえるかな?」
少し考えた後、入り口から中に入っていく。
「まぁ考えてもしょうがないよね。・・・おお、いいねえこの感じ、宴会みたいで。」
中は酒場のような作りになっていて、ギルドのメンバーが酒を飲みながら騒いでいた。
「おや、嬢ちゃん。こんなところになんのようだい?」
中の様子を見て笑っていると、男が声をかけてきた。
「ん?あぁ、このギルドに入れてもらおうと思ってやって来たんだよ。マスターは居るかな?」
「その年でギルドに入るつもりかい?まぁやる気があるなら大丈夫だろうけど・・・今呼ぶから、ちょっと待ってな」
見た目どおりの年じゃないんだけどねぇ
そう男は奥に進んでいき、カウンターの脇に座っていたちっちゃい爺さんを連れて来た。
「ギルドに入りたいという者はこのお嬢ちゃんかの?マカオよ」
「確かにその嬢ちゃんがそう言ってたぜ」
「ふむ・・・はじめまして、お嬢ちゃん。
ワシはフェアリーテイルの
「ご丁寧にどうも。わたしは伊吹萃香。萃香って呼んでね。で、わたしはこのギルドに入れてもらいたいんだけけれども、入れてもらえるかな?」
「ふむ、歓迎しよう。萃香よ」
「え?試験とかなしでいいの?」
「何、ここまで一人できたんじゃろ?なら大丈夫じゃろうて。まぁよろしくネ」
「こ、これからよろしくね」
ひと通り挨拶を終えると、マカロフは私について来るように言って、カウンターの方に進んでいった。
ついて行くと、ギルドのマークが入ったスタンプを体の何処かに押せば、正式にギルドに加入したことになると言われた。
右肩に押してもらうことにする。
色は水色。
(さて、考えていたより簡単にギルドには入れたし、ラッキーだったかな?
この後どうするか・・・まぁ適当にギルドの仕事をして、ソレ以外は酒でも飲んでだらだらしておけばいいかな。
あ、そうだ。能力を使って5日に1回ぐらいの頻度で宴会をさせよう♪)
こうして、フェアリーテイルに宴会大好きな鬼が加入しましたとさ。
次回へ続く。
駄文にお付き合いいただきありがとうござました。
プロローグ的な第1話でした。
服装、髪型なんかもそのまんま萃香です。
種族が鬼なので、何年たとうと見た目が変わりませんが、そのうちマカロフにゃバラします。
ちなみに。スタート時はナツがイグニールと別れるX777年から15年前ぐらい。
フェアリーテイル世界内の年表的なので行くと目が覚めた時が
X762年ぐらいですね。
なぜこんな前にしたかって言うとただイグニールとの会合を書きたかっただけ!
ただそれだけなんですごめんなさい。
次回ですが、一気に原作開始まですっ飛ばします。タブン。
どんな活動をしていたかとかもある程度書きたいと思いますが、ぶっちゃけ宴会させとくか、誰かと酒飲んでたってことにしておけばいいかな!っとか思ってます。
ドウナルコトヤラ…
ご意見ご感想、誤字脱字報告などお待ちしております。
追記:
ご指摘頂いたのでイグニールとの遭遇をカット。
書いてあった理由はご指摘くださった方にも言いましたが、この話を書いた時期にナツ達が過去から来た話が原作にて未登場だったからです。
コレに伴いまして一部内容の削除と変更、ちょっとだけ追加の話(本作の話の内容に関係なし)を行いました。