ぷるぷるぼくわるい魔族じゃないよ   作:メヌエットゆりー

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今日は二本投稿

そしてかなり短いです


転職システム復活してほしい

 

『降魔紅蓮斬』

 

オレンジ色と紫色が混ざったようなオーラを纏った斧が大きな魔物に直撃すると魔物は絶命して僕の傷が癒えていく。

 

この技はオノ専用の特技で高い火力を出しながら自分も回復ができる強技だ。

 

どうして急に斧なんか振り回しているかというと

 

あの後気絶した僕は運良く助けられ、なぜかルーラが使えなくなっていたのでアウラさんを探しに行けない状況になった。絶対にパルプンテのせいだよ……

 

そこで僕を助けてくれた人物の家に住み、斧での戦い方を教わっている。

 

え?模倣があるなら戦い方を教わる必要はないだろって?

この模倣する魔法って戦い方を模倣しても自分の体と合わないせいで動きだけは完璧に模倣できても力が入らないのよ。

だからある程度模倣した後は自分の体に合わせて戦い方を変えたり、構えを変えたりしないと使い物にならない。

 

しかもドラクエの特技は再現できても戦い方の再現は無理だから誰かから習うしかないのだ。

RPGのゲームキャラの技の再現はしても戦い方の再現はできないものである。

 

魔法は模倣したら威力は同じでも消費される魔力が多くなるしで使い物にならない。

だから何度か模倣して自力でその魔法を使えるまでに持っていくのが基本だ。

 

 

そんなわけで今日も日課の魔物退治を終えて家に帰る。

 

「ただいま〜」

 

木で作られた小さな小屋の扉を開けた先にいたのは少々年老いたドワーフだった。

 

「早かったな」

 

「今日は特に何もない日だったからね、早めに帰って薪でも割ろうかと」

 

「そうか……そういえばハイターからこれが届いたぞ」

 

そういうと分厚くて白い本を僕に渡してくる。

 

「聖典だよね?しかもなかなか高そうな……」

 

「誕生日プレゼントだと言っていたぞ。

あとお前に信仰心を忘れさせないためだろうな」

 

「薪割りが終えたら読んでみるよ。ハイターのおっちゃんにありがとうって伝えておいて」

 

そう、僕が今会話しているドワーフは勇者パーティーの1人、アイゼンだ。

 

僕とクヴァール師匠との会話を覚えており、倒れていた僕を見た瞬間に僕だと気づいたらしい。

 

とりあえずボロボロの僕を安全な場所へ運びハイターのおっちゃんを呼んでくれた。

ハイターのおっちゃんが僕を回復させ、目覚めた僕に事情聴取をしてとりあえずは観察処分的な扱いになった。

なんだか扱いに困ってそうだったけど僕の知るところではない。

 

とりあえず僕が2人に伝えたことはフリーレンに殺されかけたこと、人は1人も殺していないこと、あと今までの旅のことを話した。

女神様を信仰していることを伝えると本当に?と言われたのでとりあえず無くした女神様の首飾り用の像を彫った後に少し違うが回復系の呪文であるホイミを使ったらある程度は信用してもらえた。

 

あと勇者には僕のことを伝えないらしい。

どうやら今でも髪の毛のことを恨んでいて殺されはしないが面倒くさいことになるので伝えないと言っていた。

 

その時に「なぜヒンメルをハゲにさせたのですか?」と聞かれ

 

「むしゃくしゃしてやりました、反省はしています。でも後悔はしていません」

 

そういうとハイターのおっちゃんは笑っていた。

 

まあ、そんなこんなでおじさん……アイゼンに斧での戦い方を学びながら2年ほど経った。

勇者が魔王を倒して10年記念ということで王都や聖都の方では祭りがあるらしいがどちらに行く予定もないのでのんびりと過ごしている。

 

ちなみに「魔王を倒した私たちに対して何か思うことはありますか?」とハイターのおっちゃんに聞かれたときに

「他国の知らない国の王様が死んで殺した相手に何か思うことってあると思います?そんな感覚ですよ」

そういうと納得していた。

 

 

そうこうしている間に薪割りを終えて適当な木を背にして座り聖典を読む。

 

色々な話や女神様について書かれていた。

一度だけクラフトの持っていた物を読んだことはあるが詳しくは読んでいなかったので本格的に読むのは初めてだ。

 

ふと気づいたのだが聖典の中に暗号のように魔法が示されていた。

詳しくは解読できないが色々なページに暗号のようなものが見える。

 

詳しくは解読できそうにないしハイターのおっちゃんに会った時に聞いてみよう。

 

 

そうして読んでいると辺りが暗くなってきている。もうすぐ夜になりそうだ。

 

今日はおじさんがハンバーグを焼いてくれるので実に楽しみだ……

 

 

 

 

 

 

アイゼンside

2年前

 

「まさか俺たちが魔族を助けることになるなんてな……」

 

「……そうですね…リーニエという魔族は魔族と言っていいのかわからないほどに人間臭いですけど」

 

「……クヴァールの時もそうだったがあいつからは全くと言っていいほどに殺意を感じない。フリーレンもそれには気づいていながら殺そうとしたのだろうな。……本当に不器用なやつだな」

 

「これはヒンメルに相談するべきでしょうか?」

 

「やめておけ、面倒なことになるぞ」

 

「それもそうですね!未だにあの時のこと恨んでいますからね…今のところ危険性は見られませんし、私たちで彼女を観察していくとしましょうか」

 

少し不安だが俺たちはあの魔族の少女……リーニエを少しは信じてみることにした。

魔法のカッコについて、どちらがいいですかね?下のやつなら今までのも修正してきます

  • 『』
  • 《》
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