彼の夢そして彼女たちの夢   作:ひめ

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すみません!遅くなりました。
ひさしぶりに書くと楽しいですね!
今回はめちゃくちゃ短いですがその分楽しめるようにネタ満載にしました。

なんとか投稿スペース上げていきます!!


笑顔

おおよその話は理解した、流れ的には街に繰り出しその場で写真を撮る。

場所は渋谷、まぁ普通に納得だ、渋谷で連想させられるのはまさにオシャレな街そのものだ。

ここまではよかった、ただ一つだけ問題点がある。

それは――国立音ノ木坂学院の制服を着用し、撮影するということだ。

これ普通に学校バレだろ…………

絢瀬先輩とか発売日の次の日は下校時にJapaneseラッシュにあっちゃうぞ…………

本来はLIGHT側で用意した全身コーデででの撮影だったらしいが僕ら二人の制服も見て、急遽撮影項目に追加となった。

もちろん反対したよ? だけどだめだった!

それと僕はいつまで空気になってればいいんでしょうか……呼吸しかしてないぞ、吸って吐くしかできないとか、

どんだけ地球に悪い生き物なんだよ、もういっそ植物でいいよ……

そりゃ僕だって好きで空気を演じている訳じゃない、もちろん理由はある、あれは打ち合わせがあらかた終了した頃のことだろうか。

 

 

 

 

 

「て、感じでお願いね」

うむ、ともう一度、雑誌はパラパラとめくる、そしてすぐに置くもうこれで何回目だろうか、雑誌には乱暴に扱ってしまったの少しだけシワがついていた。

「その制服懐かしいわねぇ、もう一度着てみたいわ」

手を頬に当て肘を机に乗せまじまじと見てくる、冬美さん。

「まぁ、まだギリギリ着れるんじゃないいですか? 冬美さん綺麗ですし、というかなんですかそのセリフ、それだと元音ノ木坂の生徒だったって解釈できますよ?」

少しだけぬるくコーヒーを口に運ぶ、最初は熱すぎて3回ほどフーフーと冷ましてから飲んでいたが、今ではこの位がちょうど良い。

コーヒーの香りを楽しんで最中一つだけ疑問が頭を過ぎった。

「もしかして、本当に音ノ木坂の生徒だったんですか?」

「もしかしなくても、私は音ノ木坂出身だよ、だからこの企画で少しでも音ノ木坂も生徒が増えるといいなって思ってるのよ? あと、ギリギリじゃなくてまだまだ余裕だから」

冬美さんにも廃校の件が伝わってるということは、かなり廃校の情報は広く知れ渡ってるだろう。

あと最後の笑顔怖いよ、顔が整ってる分、その冷たい笑顔が余計に怖いよ。

「こう見えて私、生徒会長だったのよ?」

意外――でもなかったむしろ似合う、自分の会社を持ってるくらいだしな。

「ウエストがキツそう、ていう現実は取りあえず置いといて、絢瀬先輩、色々先輩に話聞いといて損はないんじゃないですか?」

「先輩がなんでも相談のってあげるわよ、体重は少し増えたけど、余裕だっつってんだろ」

だからその笑顔怖いから、それと口調まで変わってるから……

「そ、それじゃあ…………」

 

 

 

 

 

 

 

とまぁこんな感じで僕は空気になってる。机には1杯分コーヒーシュガーの袋がいくつもあった。

つかまじでいつ終わんの…………




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