彼の夢そして彼女たちの夢   作:ひめ

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だいぶ間隔開けてしまいました
すみません
という訳どうぞいつもより少し多いかな
急いで書いたから、誤字が多いと思うけど、そこんところはね?


謀る

「絢瀬先輩そろそろ……」

携帯のディスプレイを絢瀬先輩見せながら言った。 時刻は6時を過ぎ、さっきまで黄金色に光っていた太陽も茜色に染まっていた。

「いけない、晩ご飯の支度してないわ」

カバンに手を突っ込み、何かを探るようにゴソゴソと音をたてる、出したのは携帯、察するに家族への電話、もしくはメールでの連絡だろう、僕は一人暮らしのため、家に帰っても誰もいないため連絡する必要がない。

帰ったら誰かがいるって普通のことなんだろうけど、僕にとっては少し羨ましいな……

なら実家に帰るかって選択肢も無きにしろあらずな訳だけど、帰ったら絶対小馬鹿にする、寂しくなったのかだのもしかして一人じゃなにもできないのなどだ。

というか絢瀬先輩、自分で料理してるのか、まぁ意外――ではないな。

絢瀬先輩は打ち終わったであろうメール送り、携帯をしまいながら、軽く会釈し、それでは失礼しますと言った。

僕もそれにつられ、絢瀬先輩の言葉を復唱した。

「えぇ、それでは後日」

もう一度会釈し、ドアノブに手を掛け、それを回しドアを開けた。

ゴン! という音がドアの向こうから聞こえ、ゆっくりと再度ドアを開ける、少しずつ顔を出し、ぶつかった対象物の確認をとる。

「いった~~い」

そこにいたのは工藤さんだった、アイスでおでこを冷やしている、見れば少しだけだが赤くいた。

でもなんでアイス? しかも3本

「あ、すみません、でもなんでそんとこにいるんですか?」

「ほら、アイスあるから3人で食べようと思って」

エヘヘと笑いながらそのアイスっを差し出す工藤さん。

流れでもらってしまったアイスは少し溶けていた。

「はい後輩ちゃんも」

スッと、絢瀬先輩にアイスを差し出す。

「わたし、このあと晩ご飯があるので……」

「そっかぁ……」

もっともなことでそのアイスを拒否した、たしかにこの後晩ご飯だよなぁ……

てか、今日の晩ご飯どうしよ……さすがコンビニは飽きたしなぁ……

「バカ、お客さんにアイスはないだろ」

工藤さんがもっていたアイスを取り上げ、口に入れた。

「て、言いながら、食べてるじゃないですか雪先輩!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんかすごい人たちでしたね、話の内容とかあんまり覚えてないんですけど、先輩大丈夫でした?」

「ふふ、たしかにあなた、明らかに明後日の方向を見てたわね」

夕日で赤みがかかった道路をゆっくりと歩いていた。

さっきもらったアイスはもう半分以上食べ終わり、あと一口で綺麗に完食できるところまで来ていた。

しかしその1口が食べれずにいた。

「あの、僕の食べかけですがよかったら食べます?」

一口サイズまでなっていたアイスを絢瀬先輩に差し出しながら言う。 さすがそんなもの欲しそうな目をされたら食べれるもの食べれませんよ……

対する先輩は予想してなかった様子だ。

「そ、そんなの悪いわよ」

「いいですよ、なんだか今渡さなかったら、後々気になってしょうがないですよ」

それじゃあと少し申し訳無さそうにアイスを口に入れた。

でもこれっていわゆる間接キスだよな……

自分で渡しといて恥ずかしくなってきた……

「ご、ご馳走様でした」

「え? どうしたの?」

「い、いえ、まぁ、色々ありがとうございました」

僕は急かすように足を早め絢瀬先輩との距離をとる、

「どうしたの急に急いで?」

絢瀬先輩の言葉を無視し、いつも自分のペースで歩く、失礼なのはわかる、わかるけども、今の僕の顔を見せるのはとても恥ずかしかった。

「……ッ!」

しかしその足はすぐにとまってしまった。

なんの突拍子もない、ただの大型トラックによって。遠くの角を曲がりこちらに向かってくる、全身の骨が軋み、心臓が大きく跳ね上がり、脳が逃げろと叫ぶようだ。 あの事件以来何度も経験する、感覚。

額の汗が明らかに異状じゃないのがわかる。

息が荒くなり、呼吸のペースが徐々に上がる。

「どっか行け……どっか行け……」

自然と言葉が出てくる。

視界に映るトラックはまたすぐに角を曲がり、僕の前から消えた。

スーハーと大きな呼吸を何度か繰り返し、隣にあるベンチに深く腰掛けた。

「急いだ次は休憩? て、どうしたの? すごい顔色……汗もすごいわよ、早く歩いたから……だけじゃこうならなわよね」

「僕体力ないんですよ……」

適当な嘘をつく。

絢瀬先輩はため息をした。 その次に「そう」と言い、小さな苦笑をした。

「さ、そろそろ行きましょうか」

「ええ」

 

 

 

 

 

 

ただ黙々と歩く話す内容の会話がなくなりつつあるのだ。 そもそも僕に高度コミュニケーションはない、実質小対面のような僕らの関係だ。 だから会話が続かないのは必然でありしょうがないのだ。 そもそも僕は一対一で話すのが苦手なのだ。

ん? そういえば、さっきからなにも言わず自然と僕の家に向かっているけど、先輩もこの辺なのかな……

はっ、これを話題にすれば……

「せ、先輩もこの辺なんですか?」

「え、ええそうよ」

「そ、そっすか……」

だ、だめだった。

ただ一つわかった、先輩も僕と同じ仲間だ。 だったらそんな無理に話す必要無いんじゃないか?

また黙々と歩く、僕の家に向かって。

「ここって……」

「あ、先輩送りますよ、もう日も暮れてきてますし」

「大丈夫よ、すぐそこだから」

「そうですか、それじゃ絢瀬先輩また明日」

挨拶を終えたところにちょうど、エレベータのドアが開く。

エレベーターに乗り込み、後ろを振り向くがそこには先輩はいなかった。

後ろにはいなく、何故か僕の隣にいた。

これはあれか、逆に送られてるのか?

「あ、あの僕の家ここです……」

僕の部屋を指差しながら先輩のほう視線を向けた。

「やっぱりお隣さんなのね、私はここだから、それじゃあまた明日」

鍵でドアを開け、その中に絢瀬先輩が消えていく。

胸ポケットしまっている鍵を鍵穴に入れところで手が止まってしまう。

その鍵をもう一度胸ポケットにしまい、お隣さんのドアの前に急いだ。

震える手でインターホンを押し、一度新呼吸をする。

ドアはものの数秒で開き、

そこには口元を手で押さえおり、今に大笑いしそうな絢瀬先輩がいた。

「予想通りって顔ですね?」

と聞くと、絢瀬先輩は口元から手を離し、無邪気に笑った、それにつられ、僕も大笑いした。

そして、その笑いが予想以上大きかったそうで近隣住区から注意されてしまった……

 

 

 

 

 

 

 




駄文しすぎてすみません
誤字はアドバイスお願いします!!
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