彼の夢そして彼女たちの夢   作:ひめ

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最近タイトルが適当になってる気が……

まぁなんやかんやでなんとか更新できました。
誤字が多いと思いますが暖かい目でお願いします。
相変わらずの駄文です……


発見

紅茶の香りが漂うリビング、家具一つ一つが綺麗に整えられており、見たところ、掃除も充分、いやそれ以上いきわたっていた。

同じ内装のはずの一室が、まるで違う。 どこかの生活力がないやつとは違い、片づけられていない段ボールで広いはずのリビングがいいように物置になんかなっていない。 まぁそれが当たり前であり、普通なんだけどさ! しょうがないじゃん!? 編入にバイト、それにスタイリスト兼マネージャーときた、この兼はマネージャーが後者にきていいものか疑問だが今は置いておこう。

今は目の前の問題を解決するのが先だ。

状況はこうだ、綾瀬先輩の家にいる、ここまではいい、いやよくはないんだけど……それも置いといて。

「お兄ちゃん! 唯お兄ちゃん君!」

そうこれだ、さっきから僕のことをお兄ちゃんお連呼する、少女、無論僕には兄妹はいない、正真正銘の一人っ子だ、だけど僕はこの子を知っている。

綺麗なブロンド、綾瀬先輩とは違いトーンを少し落としたような髪、幼さ全開の体格、あの頃はもっと小さくて幼かったかな。

ロシアで大きなヘアショーがあり、それに客として参加した際、一度だけ会っている。 

ただの道案内を頼んだだけなのにまさかあんなことになるとは思わなかったな。

鮮明に覚えている記憶は考える間もなく、あの光景、あの展開をすぐに思い出させてくれる。

「どうしました? お兄ちゃん?」

隣に座っていた亜里沙が僕の顔を覗き込みながら言った。

「いや、亜里沙、成長したねー、あの時はこーんなに小さかったのに」

ソファから立ち上がり、腰の辺りで手のひらを下にし、ゆさゆさする。

「亜里沙そんな小さくなかったです! むしろお兄ちゃんの方がこーんなに小さかったです!」

今度は亜里沙が、僕のやった行動をする。

さすがにそこまで小さかったら、幼稚園児だから……

「そして今はでかすぎです!」

腰辺りでゆさゆさしてた手を、グーン上まで上げた、おそらく僕の頭に手を乗せようとしてると思うけど、あと数センチ届いてなかったが最後に踵上げ、僕の頭に手を乗せる。

「やった」

小さな声で亜里沙がいった、ぎりぎり届いているせいで表情はとても辛そうになっている。

「よくできました」

僕は膝を折り、亜里沙の視点まで頭を下すと同時に同じく、手を乗せ撫でてあげる。

「ほんとに仲良しね、驚いたわ」

シンクの水をとめ、濡れた手を拭きながら、綾瀬先輩が言った。

綾瀬先輩は晩御飯の用意をしてたようだ。

「僕も驚きましたよ、亜里沙と先輩が姉妹だったなんて、まぁでもすごい似てますけどね」

「亜里沙の驚いたよ、家に帰ったら、玄関でお姉ちゃんが男の人に変なことされてると思って、思わず110番しそうになったんだよ?」

あの……

「でも、それがお兄ちゃんだったなんて、二回驚いちゃったよ」

腕を組み、うんうんと首を縦にふる亜里沙。

僕と綾瀬先輩はお互いの顔を合わせ、苦笑いをした。アニメや漫画でよくある、額に小さな汗マークついてる、そんな気もした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

標準状態のお腹が少しポコッとなっているのがわかる、僕はそれを手でさすりながら小さくフゥと吐息を漏らした。

これといってお目当ての番組はなくただ呆然とテレビに目を向ける。

亜里沙は風呂に入っておりリビングには僕と綾瀬先輩の2人、僕は人との会話が苦手というわけではないが、基本自分から話題をふることは苦手としている。 それって会話が苦手ってことに分類されますか? されますね、はい。

「お風呂空いたよー」

長いようで短い沈黙をやぶったのは、亜里沙だった、お風呂上がりの亜里沙は、幼い体格だが髪が水分で顔にピタッと張り付き、拭き切れていなかったせいか寝巻きも少しだけ身体に張り付いている。そのせいでダイレクトに体のラインがわかる。

「つ、次! 僕入ります!」

ソファからいきおいよく立ち上がり、バスルームに直行する。

いきおいよく開けたドアに背もたれし少しずつ身体下へ下へとダウンさせ、ゆっくりと座る。

冷静さを取り戻してから、あることに気付いた。

僕なんで先輩の家のバスルームに入っちゃってんの?

キョロキョロとまわりを見渡していると。ドアの向こうから声がした。

「着替え置いておくわね、父のだから少し大きいと思うけど。」

声の主は綾瀬先輩、どうやらご丁寧に着替えを用意してくれたようだ。

「いえいえ、全然、ほんと助かります」

両手でそれを受け取り、シャツのボタンをはずし始める。 なんか違う……

はっ!

「先輩!着替えは大丈夫です!僕帰りますよ!」

一度しめたドアを開け、片手でもっていた着替えを先輩の両手に預ける。

当然のように、僕に渡せれた着替えは無理やりな形で先輩に渡したため、衣類が手元から一つ一つ落ちていく。

玄関に向かおうとした足を止め、拾いに戻る。 お父さんなんですか? このガラは……

すべて拾い終わったところでリビングのドアがゆっくりと開く、火照ったからだはクールダウンしておりいつも通りの亜里沙がそこに立っていた。

「お兄ちゃん早く入った方がいいよ? お風呂ちゃうよ?」

「僕はそろそろおいたましようかなと……」

「えぇー? 泊まっていかないの!?」

何? 2人は泊まる前提で決めてたの?

「久しぶりにあったんだからいっぱいお話ししようよ」

お話ならお隣さんなんだからいつでもできるでしょうが……

ほらお姉ちゃん、なんかいってやってくだいさいよ。

「泊まっていってもいいじゃないかしら、亜里沙はその方がいいでしょう?」

「僕男ですよ?」

「でもお兄ちゃんなにもしないでしょ?」

「…………」

反論のしようがないのが微妙に腹立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、なんだかんだで家には帰してもらったが、これは帰してもらったといえるのだろうか、あれから色々反論してみたが、亜里沙の涙目にやられてしまった。そしてこれからお隣の綾瀬さんのお宅に一泊お世話になるところだ。

さすが人様の家の浴槽を使うのは迷惑なので風呂は帰してもらった限りです。

ライン!

最近変えた通知音が耳に響く、送り主は、案の定亜里沙。 ”はやくー”だそうだ。

”おお”

「適当だけどいいか……」

今日はいろいろあった、とういうか毎日が発見だらけな気がする、

ベットに仰向けになりながら黙想する。

重くなったからだは自由に動かず。テーブルに携帯を置くだけで正直つらい。

ぼーと証明を見ていると、自然と視界が暗くなってくる。

あー明日謝らないとな……

なんとかもう一度、光を感じてから携帯に手を伸ばす。

”おやすみ”

「っとこれでよし」

なんか送った途端、家のチャイムなったけど……まぁいいか




誤字、アドバイス等お願いいたします!!
他の書き手に人はすごいです。
素直に尊敬します。
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