彼の夢そして彼女たちの夢   作:ひめ

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2年生sとあの方が登場します!!



目標

「また明日ー」

帰りのHRを終え各々があいさつを交わしている。そんな中、上井草唯に呼び出しがかかる。

「おーい上井草ちょっと」

今度はなんだと拷問のせいでだるくなったか体をなんとか動かし教卓へ向かう

 

「なんですか? これから用事あるので手短にお願いしますよ」

 

「時間は取らせないさ、お前……あれなんだっけ? あの薬用石鹸「μ'sですよ先生」」

 

「そうそう!どーだなれそうか?」

 

「まぁボチボチですね」

 

「力になれることがあれば相談しろよ? これでも教育者なんだからな」

胸を張りどや顔でそんなことを言う

これでもって……自覚はあったんだな

 

「わかりました、その時は頼みますね」

 

「まかせろ、それといいのか? 用事があるんだろ?」

時刻を確認すると4時を過ぎていた

先輩たちいるかな?

「そーですね、そろそろ行きます」

 

「花陽、凛、真姫また明日」

 

「うん、また明日」

 

「じゃあね」

 

「バイバイにゃー!」

親しみも込めて名前呼びにすることなった

バックをもち教室をあとにする

 

 

 

階段を上がっている最中に気づく

先輩たちクラスどこなんだろ……

仕方ないかたっぱしから行くか

 

「あのー? すみません」

1組から出てきた先輩に声をかける

「え!? 男子!?」

次第に人だかりができていく

うわぁ……めんどくさいことになったな

「意外とかっこいいんじゃない?」

 

「うん、たしかに!」

そんなことを言われる

僕だって男だ、お世辞でも容姿をほめられて悪い気はしない

 

「あ、すこし顔赤くなった! 照れてる?」

 

「そんなことないです!! 」

 

「かわいいー!」

おい、今かわいいって言わなかった? 僕そろそろきれそうだよ?

 

「なになに!? どーしたの!?」

ん? この声

「ほのかちゃんまってー」

 

「なんですか!? この人だかりは」

よかったあっちから来てくれたか

「こんにちは、ほのか先輩、ことり先輩、それに海未先輩」

なんで海未に先輩付けしたかって?

いくら幼馴染でも公衆に面前で先輩を呼び捨てはさすがにねぇ?

 

「あ、唯ちゃん! どーしたの?」

この先輩なんだかいっつも元気だな

僕に少し分けてよ……

 

「あーたいしたことじゃないですが……昨日の件で謝罪に……」

 

「昨日?」

あれ? 覚えてない? だったら好都合なんだけど

あ、この人だけか

ことり先輩と海未は顔真っ赤だし

 

「ほのか忘れたのですか?」

いや思い出させなくていーよ……

 

「あ、あれかぁ」

あらぁ思い出しちゃったか……

「すみません!! 昨日はキスしてしまい!!」

男なら言い訳なしにストレート!

男だからな!

 

「え!? え!? キス!?」

 

「キスだって! キス!」

うわ、逆効果だったな……て、こんなこと人だかりで話す僕が悪いか

いやでも男らしいな!

 

「そーですよ唯! あーゆうのは二人きりで……」

 

「そーゆう問題?」

あーこれ場所が悪いな……

 

「先輩方ついてきてください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ、ここならいいかな」

とりあえず屋上に移動し話を元に戻す

 

「だ、大丈夫だよ! 昨日のことは気にしてないから!」

すっごい顔真っ赤で言われてもな……

 

「あのですね…………」

男らしくないな……結局訳話しちゃったよ

 

「なーんだ!そーだったんだ!」

よかったなんとかわかってもらえたようだ

 

「私もなにかおかしいと思っていました」

 

「唯ちゃんあーゆうのいきなりやっちゃだめだよぉ?」

いきなり?

「てことは、いきなりじゃないならいいんですね?」

 

「え?」

 

「じゃあことり先輩今からキスしますけどいいですか?」

 

「えぇぇぇぇ!?」

 

「いや冗談ですよ」

苦笑しながら言う

この先輩自分で墓穴を掘ったな

 

「もう唯ちゃんからかわないで!」

うわぁ……この人かわいいな

なんだかいじめたくなる

あ、そーだ

 

「え? え? どーしたの?」

 

「ちょっとじっとしててください」

 

「あう」

クラスの間で評判のよかった手櫛をことり先輩にもやってみることにした

どーかな?

「どーですか? クラスで評判よかったんですが?」

 

「うわぁ……きもちぃ」

少しで瞳がトロンとし色っぽさが出ている

これ以上は僕がやばいな

 

「あ…………」

そんな顔するなよ! 僕この人と花陽のためなら何でもできそうかも

あと海未さん? 視線がすごく怖いんですが……

 

「そんなにすごいの!?」

 

「う、うん」

顔を赤らめながらことり先輩が返答する

 

「ことりちゃんだけずる~~~い! ほのかにもやって!」

 

「構いませんよ?」

ほのか先輩の頭にそっと手をのせ手櫛をしてあげる

 

「くぅーん」

この人の前世は犬だな……

そろそろいいよな……

そっと頭から手を離す

 

「えー早いよ~もう少しお願い」

え、これ以上は……

僕このあと海未にフルボッコだな

てか今思ったら目上の人に手櫛してるんだよな

だめじゃね?

 

「あの……そろそろ」

 

「うん! ほんとはもうちょっとお願いしたいけど我慢してあげる!」

ほんとありがとうございます……

 

「海未ちゃんもやってらいなよ! すごく気持ちいいよ!?」

 

「え、わたしは…………」

海未のこの顔はやってほしい顔だな……

ちょっと意地悪してやるか

 

「それじゃ僕行きますね」

 

「唯!」

 

「どーした?」

まぁわかってるけど

「いえ、その…………」

 

「ごめんごめん、海未やってほしかったんだよな? 」

 

「決してそんなことは!」

 

「嘘つくなよ、何年幼馴染みやってると思ってんだ?」

からこれ10年位か? 嘘つくときの癖くらい嫌でもわかるだろ

 

「それは…………て、解ってるならなんで帰ろうとしたんですか!」

 

「だから謝ったじゃん? あとその反応やっぱりやってほしかったんだ」

 

「は、はい……」

その上目遣いは反則だろ

ふかくにも幼馴染にドキッときたぞ

僕顔赤くないかな?

て、そろそろやってあげるか

なんだかモジモジしてるし

 

「ふあ…………」

 

「どう?」

 

「これをクラスの女の子全員にしたのですか?」

 

「ん、そーだけど?」

 

「はぁ……あなたって人は」

 

「それで肝心の感想は?」

 

「すごくいいです……」

 

「素直でよろしい」

ほんとに良いのか心地よさそうな顔している

しっかしこいつ、ほんとに綺麗になったな

まぁ昔から綺麗だったけど――こんなかわいい娘が幼馴染なんて実は幸せ者なのかもしれないな

 

「唯もかっこよくなりましたよ……」

顔を赤くしそんなことを言ってっくる

「は? いきなりどうした?」

 

「え? だってあなたが……」

僕がなに?

…………まさかな

 

「もしかして口に出してた?」

小さく頷く

やばいこれは恥ずかしい

片方の手で仰い今の顔を見られないようにどうにかして隠す

 

「唯ちゃ「すみません用事あるんで僕帰りますね! それじゃ!」

穂乃果先輩がなにか言いかけたがそれ無視し屋上のドアを乱暴に開け階段を走って降りる

用事あるのはほんとだよ? 

逃げたわけじゃないからね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ…………」

 

「どうした唯? これから働いてもらうっていうのに」

用事とはアルバイトのことだ今いる場所は秋葉原の何故かメイド喫茶の隣にある美容院OASISだ。 たぶんこの東京で一番の美容院だろう

なんせ日本一の美容師がいるんだからな

 

「あ、店長色々ありまして……」

 

「そうか、まぁあえて聞かないでおくよ」

この空気の読めるイケメンがOASISの店長であり日本一の美容師の霧崎渚だ僕の目標でもあり超えるべき人だ

奇遇なことにこの人も女の子みたな名前でよくお客さんにからかわれるらしい

 

僕には卒業と同時にOASISに就職が決まっている。

職場の雰囲気に慣れるためアルバイトという形で研修させてもらっている

 

「そろそろ予約してた客が来るからため息は見せんなよ、接客は笑顔だぞ! 笑顔」

 

「わかりました「すみませんー予約してたものですが」

噂をすれば

「よしいってこい」

 

「はい店長!」

 

「いらっしゃいませ予約してた綺羅様ですね?…………綺羅?」

僕の知ってる限りではこんな珍しい苗字の人、一人しか知らないんだけど

 

まて落ち着けこうゆう時こそcoolになれ

この人はお客さん

綺羅って苗字の人くらい何人かいるだろ

こーんな小柄でおでこがcuteな人があのA-RISE綺羅つばさなわけないか!

て、それ本物じゃん

「あの? どうしました?」

クールにクールに

 

「ファンです! サインください!」

しょうがないよね? ファンだもん!

 

「ええいいわよ」

うわぁ慣れてるな……おっと色紙色紙

 

「これにお願いします! ペンはこちらに」

ふふんこんなこともあろうかと常に色紙とペンのワンセット常時所持しているのだよ

 

「はいどうぞ、オークションに売ったりしないでね?」

 

「そんなことしませんよ! 大ファンですし! あのよかったら握手……」

さすが無理かな?

 

「ええ、いいわよ」

まじですか!

「ありがとうございます!」

綺羅さんも手は自分の想像してたのよりもずっと小さくとても女の子らしかった

 

「ちょっと唯君お客さん困らせたらだめでしょ?」

 

「あ、店長! 綺羅つばさですよ地元だからわかりますよね!?」

 

「そりゃ知ってるよ」

 

「なんですかその反応!?」

 

「いや彼女ここの常連だし……」

 

「はぁぁぁ!? こんな店の!?」

 

「おいこんな店ってなんだ日本一だぞ」

そうだった…………

 

「すいません店長つい興奮してしまいました」

 

「まぁいいよ、カウンターよろしく」

おいちょっとまて

 

「店長どこいくんですか?」

 

「どこってカットしに行くんだよ」

 

「お願いします!! 僕にやらせてください!」

 

「えぇ? 僕はいいけど「なんなら土下座します」 いやいやそこまでしなくても」

 

「つばさちゃんお願い唯君のお願い聞いてもらえる?」

 

「いいけど、大丈夫なんですか?」

 

「腕のほうは保証するよ、俺よりうまいかもだし」

それはないよ店長……今の僕じゃあんたには敵わないよ

 

「あなたより!? ならお願いしようかしら」

 

「ありがとうございます!!」

 

「さ、さ、こちらえ」

 

 

 

 

 

 

「店長はああ言ってたけど今のままでは店長程うまくはできないかも知れません。 期待にそぐわなかったらなんでも言ってくだいさい」

席に誘導したあとにそんな弱音を吐いた

 

「今のままでは?」

 

「はい今のままではですね」

 

「えーと唯君だったかしら? 君の夢は?」

 

「世界一のスタイリストですね」

唯の今までの声の高さよりも低くその瞳はとても綺麗で真っ直ぐだった

さっきまでの雰囲気とは変わりたった一言でその覚悟が嘘じゃないことはたしかだった。

 

「どうしました?」

クスクスと笑っている

「いえ、君が私の知っている人ににすごく似ていて、目に映るビジョンはずっと先しか見ていない、今の君の瞳はとても似ている」

 

「その人とは友達で?」

 

「いえライバルよ」

 

「A-RISEの綺羅さんにライバルなんているんですか?」

 

「ええ、そのライバルを倒して日本一になる それとつばさでいいわよ」

なるほどずっと先しか見てないってこうゆうことか

 

「ではお互いがんばりましょう」

 

「世界一になったら君のお嫁さんになるの考えてもいいわよ」

小悪魔のような笑みを浮かべながらそう答える

「つばささん! ほんとですか!?」

 

「ええ、だからがんばってね」

 

「はい! あ、そろそろ始めますね」

 

「はーい」

よし集中、時間はかけてもいい……だから1mmの誤差もないように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうでしょう?」

 

「さすが店長が推すだけあるわね。 それと君雰囲気変わりすぎ、少しかっこよかったわよ」

褒められて悪い気はしないよな

「ありがとうございます」

 

「あなた……今度UTXに遊びにこない? 英玲奈やあんじゅにも紹介したいわ。 おもしろい子がいるって」

 

「ほんとですか!? 是非行かせてもらいます!」

よっしゃぁぁ!! A-RISE全員に会えるって夢じゃないよな?

 

「英玲奈やあんじゅにデレデレするんじゃないわよ? 君はお嫁さんはわたしだぞ?」

笑いながら冗談交じりなこと言う

 

「つばささんは遠い存在の人だと思っていましたが違いましたね」

 

「え? どうゆうこと?」

 

「だれよりも女の子らしいかわいい笑顔ができる人だったってことですよ。 世界一になったらその時は迎えにいきますよ?」

冗談には冗談で返す

最初のは本音だけど

 

「えっと……きょ、今日はありがと!! それじゃ!」

どうしたんだ? 今日はやたらと女の子の赤面を見たな……みんな風邪か?

 

「唯君今のは反則だよ」

 

「え? なにがですか?」

 

「君にはもしかしたら一生解らないかもね」

 

 

 

 

 




次は三年生の登場です!! 
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