フラワーアルタイルのふわふわ劇場、素敵でした。
次は、わたしたちの番です。
ふわふわポイントにデッキケースとカードを入れてセットします。
「リボンピンクコーデ!」
顔の横で、横に倒したダブルピース!
「ほよ!」シュパーンッ。(光の粒が飛び散るサウンドエフェクト)
「リボンブルーコーデ!」
顔に右手をかざしたクールなポーズ!
「ふっ」シュパーンッ。(光の粒が飛び散るサウンドエフェクト)
「リボンイエローコーデ!」
両手で、ハートじゃなくてリボンの形を作ってポーズ!
「りぼんっ!」シュパーンッ。(光の粒が飛び散るサウンドエフェクト)
三人でわたしたちの色がイルミネーションになっているライブステージに飛び出します。
~♪
曲名「とりぷるなパーフェクト」
「ほよっ! と来たらクールが一番、リボンがほどけておはようだ
はい! 手を繋ごう 三人のカラフルが希望のレールに乗って いち にー さん さん
ふわふわプリティ わたしたちのリレーション キラキラ
トリニティくるんくるんフェスティバルタイム
るー るー るー
クールに始まる私の独壇場 約束の氷結時間 私だけのストーリー 刮目しなさい
パリ パリ パリ パリ アイスブレイク
ほよっとわたしもぽよっと飛び出す トゥインクルくるくる ふわふわかわほよ☆
私の計算 頭脳で生産ブレイン混乱 それでもそれが最適解」
ふわふわ劇場 オープン!
ふと、フラワーアルタイルのふわふわ劇場を素敵と思ったことが頭をよぎりました。
カチッ、と、なにかがはまったような感覚があります。
瞬間、新しいふわふわ劇場が完成しました。
「ふわふわぱ~ふぇくと!」
大ジャンプして地球を飛び出します。
「宇宙進出!」
何度もジャンプしていきます。ジャンプして様々な惑星に着陸するごとに、その惑星は花の星になっていきました。
「花満開!」
やがて宇宙全体に、花が咲きました。
「トリプル輪になって 光が灯り スピンジャンプ
ふわふわと クールが リボンに結ばれ
ジャスト ドキドキオンリーフェア
とりぷるなパーフェクト最大ガールズ」
ライブ終了です。やりました。
ふわチケGET!
。
素敵だと思った想いが、ふわふわ劇場を生み出す力になりました。
キラキラと後ろから音がするので振り向くと、ステージの後ろにあるおっきな画面に雲のような器が映っていて、その器の中にふわふわかわいいポイントが溜まっていっています。
お互いのライブが終わったことで、両ユニットのふわふわかわいいポイントが計算されているのです。
「ウィナー、ふわふわぱ~ふぇくとですモコ」
「か、勝った、けど、いつもは燃え滾るような高揚なのが、やわらかいわ」
「フラワーアルタイルさんのふわふわ劇場から感じた、ふわふわかわいい素敵で暖かな気持ちが、またわたしたちのふわふわ劇場が生まれるのに繋がって、楽しいふわプリライブだったよ」
「それが勝利につながった、という感慨よりもふわふわと暖かい光を感じるリボン……」
お腰に付けたデッキケースも、ふわふわと暖かいです。
同じステージ上にいたフラワーアルタイルの三人が歩み寄ってきます。
「まさか同じ花モチーフで上回られるとは思いませんでしたわ」
「アンちゃんたちとのふわプリライブ、とーっても楽しかったよ!」
「アンちゃんって……、まあいいですわ。わたしたちに勝ったのですから」
アンちゃんが手を差し出してきたので握手しました。
「今後ふわふわぱ~ふぇくとを上回っていくわたしたちを見ていてくださいまし」
「ほよ、見てるね」
「高みから見てるわ!」(くぅあちゃん)
「黙ってリボン」
「両ユニットともキラキラしたよいライブでした」
「おめでとうですモコ。素晴らしいですモコ」
「ほよ~~」
姫花さんとAIモコさんも褒めてくれて嬉しいよ~。
「私たちたたえられてるわ」
「めっちゃ褒めてくれるリボン」
そんな感じで、サマートーナメントパラダイスの一回戦、四ユニットだけだから前半? が終わりました。
控室に戻ると、エヘさんが飛びついてきました。
「ほよん、くぅあ、ティピファ、三人ともよかったエヘよ。真摯に今向き合う相手を思った結果エヘ」
「えへへ」
控室壁の上部にあるディスプレイに、トーナメント表が映っていて、次の相手がわかります。次というか、決勝戦です。
て。
「ダークツインズ!?」
わーわーわーわーどうしようどうしよう。と三人で慌てて騒ぎます。
「また怖い思いをすることになるリボン……!?」
「塩、塩をまきましょう」
「幽霊じゃないリボン」
「それにそんな悪い人たちじゃないよ」
「ほよんを刺したのよ?」
「確かにそこだけは簡単に許しちゃいけない気がするリボン……」
「いや、ヤミミちゃんとわかりあえたわたしたちなら、もう大丈夫」
「闇は浄化したけど、わかりあえたと断言してしまっていいリボン?」
「うん。これからわかりあっていけるよ。わたしはヤミミちゃん好きだから」
ダークツインズさんには剣で刺されちゃったり、しばらくふわプリライブをできない体にされちゃったりしたのに、とくに恐怖はわいてきませんでした。
今はただ、あの子たちとも向き合いたい。
今度こそ、ダークツインズさんとも友達になろう。
でもステージ上で再会した彼女たちは、全然雰囲気が違っていました。
というより、見た目が全然違います。
鏡合わせの黒髪サイドテールで、半分の仮面をつけている姿だったのが、鏡合わせの白髪サイドテールで、仮面がなくて、スノーホワイトのくりくりした瞳が惜しげもなくさらされています。それで黒い服だったのが白い服になっています。
「どうして」
「パラダイムハートに助けられたの。それで元のふわプリアイドルに戻れた」
「さすがパラダイムハート」
「新生ダークツインズっていうことリボン?」
「今の私たちは、ダークツインズではない。リュミエールエンジェルズ!」
ライブが開始されます。
「ちなみに右側をサイドテールにしているのが姉のモンナさん、左側をサイドテールにしているのが妹のモネさんですモコ」
カードがふわふわポイントに吸い込まれ。
「ジュモーアンジュコーデ!」
双子で背中合わせになります。
「「ふふふっ」」シュパーンッ。(光の粒が飛び散るサウンドエフェクト)
おへそを出した白を基調としたひらひらなコーデです。背中にでっかいリボンが目立ちます。
曲名
~♪
「光の中進んで往くの 翼広げて陽だまりポカポカ
この世界は私たち二人の光
噴水の音 庭園の中 踊り浴びる清浄なる空気」
ふわふわ劇場 オープン!
「ダークの殻を破り」(真っ黒なドーム状の殻が破れモンナとモネが出てくる)
「エンジェルスマイル」(二人の満面の笑顔がアップ)
「ツイン!」(二人でウインク)
「ただ眠ろう いや起きよう 安らぎならどちらでも
エンジェルエンジェル フォールエンジェル
あなたを包む翼は 私たちの安らぎから広がる」
ライブが、終わりました。
ダークツインズさん、いやリュミエールエンジェルズさん、こんなに素敵なふわプリライブするんだ。
二人は本物の天使のよう。
二人は本物の天使。
こんなに素敵でキラキラしたライブをするリュミエールエンジェルズさんを取り戻した姫花さんたちはやっぱり、一番すごいです。
わたしにとって、いつまでも一番のアイドル。
だから、絶対にパラダイムハートと一緒のステージでライブしたいのです。
「リュミエールエンジェルズが病み上がりならぬ闇落ちあがりでなければ危なかったわね」
カッ、とわたしたちの持つふわプリカードが強く光ります。
今度はすぐに消えることはない、完全に姫花さんたちのカードと同じように光り続けています。
「今までの経験を経て、すでにティピファたちは「強いふわプリアイドル」になっているリボン」
「だから私たちは、彼女らよりほんの少し、一歩だけ先を行ったわ」
「モンナちゃん、モネちゃん、とってもいいライブだったよ」
ほよ!
――――。
「ふわふわぱ~ふぇくと、優勝です!」
AIモコの、ふわプリ世界紹介のコーナー☆
「この世界は誰もが幸せになれる場所ですモコ」
「けれど完全ではありませんモコ。取り零されるものもありますモコ。自分が頑張らなくても幸せになれてしまうことを不満に思う人もいますモコ」
「それでも、ここは幸せを願われている場所なんですモコ」
「以上、ふわプリ世界紹介のコーナーでしたモコ~」