「状況を整理するぜ、どうやら私らは魔法の森に閉じ込められたみたいだぜ」
「浮遊はできるみたいだけどある程度の高さまで行くと転落するわね」
【あと、この私達の頭上に出てきた謎の吹き出し】
[マリサ レベル15 HP120 MP100]
[アリス レベル15 HP100 MP120]
[キヤ レベル30 HP210 MP200]
「たしかに気にかかるぜ...何で旗八の方がレベルが高いんだよ!」
アリスと旗八は((そこかよ!))と内心で突っ込んだ。
「魔理紗...今はそれどころじゃないでしょ?まず私達はここから脱出しないと」
「確かにそうだが、アリスは気にならないのか?この数字の意味を」
アリスは旗八と魔理紗の数字を見比べながら「気にならないと言えば嘘になるけど」と呟いた。
「だけど今はどうでもいいわよ、まず今の状況を打破しないと」
旗八は小さく頷いた。そして2人にボードを見せた。
【上がダメでしたら横からはどうですか?】
「そうね。試してみましょう」
旗八の案に賛成し3人は真っ直ぐ森の外へ向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「にしても一体誰がこんなことしやがったんだぜ」
「妖怪の仕業かしら...2人は何かされたような気はした?」
魔理紗は「いや、別に?」と旗八は首を横にふった。
「実は私もなのy」
[スライムA B Cが現れた!]
突然3人の目の前に頭部に浮いてた同じような吹き出しが現れ、驚いた。
「今度はなんだぜ!?」
すると吹き出しは無くなり、3人の目の前には丸みを帯びた青みのかかった透明な生物がこちらを見つめていた。
「なんだこいつら?」
「あら」
「!?」
見たことない生物に興味を示す2人に対して旗八の表情は驚きと焦りが伺えた。
「さっきのスライムABCてこいつらか?」
「かわいいわね」
「えっ?あえ?何で?」
挙動不審になってる旗八に気づいた魔理紗は「どうしたんだ?」と心配した。
「あ...いや、何でもないです」
「?」
旗八がそういうと魔理紗は不思議そうな顔をした。
(なんでこんなところにあのスライムがいるの?いや...似ているだけで私の勘違いかな?)
旗八がそんな事を考えてる内にスライム達がこちらに向かって突進してきた。
「うお!なんだこいつら襲ってきやがったぞ!」
魔理紗はミニ八卦炉を取り出しスライム達に向けた。
[マリサはマスタースパークをトナエタ]
「!?恋符【マスタースパーク】」
マスタースパークは見事スライム達に命中した。
[スライムA B Cは倒れた]
「何だったんだあいつらは?」
「ここら辺じゃ見ない妖怪よね?」
「ああ、見たことないぜ、もしかすると私達がこんな状態になってると関係してるかもだぜ」
「無いとは言いきれないわね」
すると旗八が2人の肩を叩きボードを、見せた。
【閉じ込めた奴の手先という可能性もあるよね】
「その可能性は大いにあるな」
「そうなると、この先にも敵がいると考えたほうがいいかもしれないわね」
「だな、早く出口に向かわないとな」
3人は直ぐさま前に進んだ。
案の定と言わんばかしに敵が現れては倒し表れては倒しての繰り返しだった。
そして3人は森の外が肉眼で見える所までたどり着いたのだ。
「ふぅ何とかたどり着いたぜ」
「あのスライムって言うの?色ちがいがいたわね...オレンジ色の」
「コウモリ見たいな奴とかな」
「魔理紗みたいなのもいたわね」
「あー...あんなのと一緒にされたら困るぜ、とりあえず出れるかどうか確かめるぜ」
魔理紗は外へと手を伸ばそうとした。
しかし手は壁にでも触れたかのように行き止まった。
「...やっぱりか」
「最悪は想定していたけど、完全に閉じ込められてるわね」
【どうしましょう?やっぱりこんな事をした元凶をどうにかしないといけないですかね?】
「だろうな...しっかし何処にいるかわかんないぜ?」
3人は深く唸った。すると旗八が何かを思い浮かびボードに書き始め2人に見せた。
【思い付いたのですが、敵は他にはいないのでしょうか?色ちがいがいるぐらいですし】
「確かにな私らを閉じ込めて、手先を送ってくるぐらいだからな、狙いは私らの命だろ」
旗八はもう1度書き始めた。
【あれだけで私達を倒す気なんてあるとは思えないんですよ。他にも敵がいて今までの奴らより強いのがいるのでは無いかと】
旗八の文に魔理紗はあることに気づいたのか「そうか!」と大きな声を出した。
「急にどうしたのよ?」
「旗八が言いたい事がわかったぜ、元凶に近づく方法は強い敵をたどって行けばいいて事だな」
旗八は頷いた。
「なるほどね。なら早速、捜索してみましょ?」
「おっしゃっ!待ってろよラスボス!」
魔理紗は目標が決まるや否や森の奥地に向かう事にし進んだ、それに動向するようにアリスと旗八もついていった。
(だけどこの仮説は当たって欲しくないんだよね...元凶は見つけたいけど、もし本当にこのやり方で見つかったら...ドラクエの世界見たいじゃん)
3人は森の中を探索し、今まで見たこと無い敵を探し始めた。旗八は内心不安に思いながら進むと...
[マホウツカイ オオサソリ メーダ が現れた!]
「お、ついに現れたか!」
「なんか気持ち悪いわね。あまり直視したくないわ」
「ふっ安心しろよアリス、私まとめて退治してやるぜ!」
[マリサ ハ マスタースパーク ヲトナエタ]
[マホウツカイ オオサソリ メーダ ハタオレタ]
「んだよ、違うのが出てきたから強いと思ったのによ」
強いと思っていたのに思いの外弱かった事に拍子抜けになった魔理紗だった。
「だけど少しは進展したんじゃない?」
「それもそうだな、この調子でラスボスへと向かうぜ」
「...」
「旗八ちゃんどうしたの?」
「あ、いえ、今行きます...」
旗八は焦っていた。自信の予感が当たってるんじゃないかと思い。
(あの敵も似てる...と言うより、それそのものだよね。ほぼ私の想像通りだ)
旗八は不安を抱きながら2人に着いていった。
[ストーンマン シニガミノキシ スターキメラ ガ アラワレタ]
「なんか強そうじゃない?」
「ああ、だが私のマスタースパークで一p」
[スターキメラ ハ 火ノ息 ヲ 吐イタ]
普段なら魔理紗が先制し敵を倒していたのに今回は敵が先制した。
「!?」
スターキメラと呼ばれる敵は口から火を吐き出した。
「魔理紗!?」
火は魔理紗の右腕をかすった。
「アチッ!」
[マリサ ハ 10のダメージ ヲ ウケタ]
「こんにゃろ!恋符【マスタースパーク】」
お見舞いにと言わんばかりに魔理紗はマスタースパークを放った。
[ストーンマンに50のダメージ ヨロイノキシに40のダメージ スターキメラに75のダメージ スターキメラは倒れた]
「な!?1体しか倒せてないのかよ!ならもう一度おみまいしてやるぜ」
魔理紗は再度マスタースパークを打とうとしたがなぜか不発だった。
[MPが足りません]
「な!?修理したばっかりだぜ!?」
先制に続いて一撃では倒せない敵の遭遇、そして不発により魔理紗は驚きを隠せなかった。そしてその隙を突くかのように残当は魔理紗に攻撃をしようとした。
魔理紗は怯んで動けなかった。アリスも同様だった。戦闘は魔理紗に任せっきりで体制に入っておらず助けようと手を伸ばした。
[キヤ ハ フェンリル ヲ ヨンダ]
アリスの視界に突如あの吹き出しが現れた。最初は何がおきたのか分からなかったが、理由は直ぐにわかった。
何故なら吹き出しの直後アリスの真横を大きな影が横切ったからだ。
その影の正体は高さ2メートル全長5メートルもある大きな狼だった。
(狼?にしては何か様子がおかしいわ)
何故アリスがそう思ったのかと言うと狼の姿は半透明でまるで陽炎のように揺らいでいたからだ。
狼は残当に向かって怒るように吠えた、すると残当はたちまちに逃げ出した。
「う、お、助かったのか?」
狼は半透明だった体は更に透明度が増しやがて姿形がなくなった。
「一体...どうい...あ!」
アリスはふと後ろを振り向った。先ほどの狼が現れる時に出てきた吹き出しの事を思いだし旗八の方を見た。
するとそこには先ほどまで持ってなかったオレンジ色の球体が着いた木製の杖を持った旗八の姿だった。
「旗八ちゃん!?旗八ちゃんがやったの?」
アリスの質問に旗八は頷いた。
「まじか...お前あんなこともできるのかよ!」
魔理紗は歓声をあげながら旗八の元へと走った。
そんな魔理紗に驚いた旗八は一歩後ずさった。
「すげぇな!何て言う魔法なんだよ!教えてくれよ!」
ぐいぐい来る魔理紗に困惑と恥ずかしさでパニックなる旗八だが、そんな旗八にお構い無しか自身の好奇心が勝り質問責めをしていると背後から魔理紗の頭をアリスがしばいた。
「イッテェ!何するんだぜ!」
「何するんじゃないわよ、旗八ちゃんが困ってるでしょ!それにまず先に言う事があるでしょ?」
魔理紗は唸った、そして思い出したのか「あ!」と言った。
「助けてくれてありがとうな!」
軽い魔理紗にアリスはため息を着いた。
「旗八ちゃん私の方からも、ありがとう魔理紗を助けてくれて」
旗八は小さく「いえいえ」と言いながら会釈をした。
「それで!あの魔法の仕方を教えてくれ!」
「あんたね!」
「いやいやいや、魔法使いとしての性だぜ、アリスだって気にはなるだろ?」
魔理紗がそういうとアリスは赤面しながら「ま、まぁ」と呟き「だろ?」と魔理紗に言われアリスは不機嫌になった。
そんな最中、旗八はボード分を書き2人の方へ向けた。
【あの子の名前はフェンリル、私の家族です。先ほど私がしたのは召還術で、私が最も得意とする魔法の1つです】
「召喚術か私もあんな頼もしい使い魔が欲しいぜ、なぁどうやるんだ?」
旗八は苦笑いしながら文を書き直した。
【召還術は教えれますが、フェンリルを呼ぶのちょっと無理かな?】
旗八の文に魔理紗は「なんだ」と残念そうにした。
「聞いておきながら、なんだはないでしょ。得意な魔法の1つって言ってだけど、別の魔法も使えるの?」
(結局お前も聞くんかーい)
アリスに質問された旗八はボードに【説明するよりやってみた方が早いですね】と伝え魔理紗に近づいた。
「お、何だ?」
旗八は魔理紗の右腕を片手で持ち上げた。それは先ほどの戦いで敵から受けた攻撃で負傷したところである。
旗八はもう片方の手を負傷したところにかざした。
すると旗八の手が緑色のオーラのような物を放った。
2人はその輝きに目を奪われ見つめていると、魔理紗が負傷した所に違和感を感じた。それはと言うと先程まで火傷の痛みがあったのに、みるみるとその痛みが薄れていることに気づいた。
たちまちに魔理紗の腕は完治していき、傷1つ残らなくなった。
旗八は魔法をやり終えるとボードを2人に見せた。
【これが私の治癒魔法です】
「すげーな旗八」
「凄いってレベルじゃ無いわよ...道具や詠唱無しでの魔法なんて神の領域よッ!」
「まじかよ!旗八やベーな!」
旗八は赤面し「いやーそれほどでも」と言わんばかりのポーズをした。
「回復役がいることは良いことだぜ!これで敵もバンバン倒せれてこの状況を打破するぞ!」
魔理紗はやる気に満ち溢れて今にでも飛び出しそうな勢いを見せたがアリスが首もとを掴み、それを静止した。
「な、何するんだぜ」
「魔理紗...あんたミニ八卦炉使えるの?」
「あーそういや、さっき使えなかったな、また故障か?」
魔理紗はミニ八卦炉を構えマスタースパークを打とうとした。
[MPが足りません]
しかしマスタースパークは不発し、さらには訳のわからない吹き出しも現れ魔理紗はイライラした。
「くそー、コーリンめちゃんと直しとけよな」
すると旗八が魔理紗の肩を叩きボードを見せた。
【先ほどから出ているMPが足らないとかいう吹き出しと関係してるんじゃないですか?】
「そうか?関係してるのかこれ?」
【このMPと言うのは魔力じゃないでしょうか?魔理紗さんがマスタースパークを打つ度にMPの数字が減ってるんですよ】
[マリサ レベル15 HP120 MP0]
「本当ね、0になってるわね」
【今から私の魔力を半分渡すので試しに打ってみてください】
旗八は手をかかげ魔理紗に魔力に分けた。
[キヤ レベル30 HP210 MP90]
[マリサ レベル15 HP120 MP90]
「お、増えたぜ」
MPが増えた事を確認し魔理紗は再度マスタースパークを打とうした。
[マリサ ハ マスタースパーク ヲ 唱えた]
するとミニ八卦炉から作動しマスタースパークが放たれた。
「うお!まじで出た」
アリスは魔理紗の吹き出しをチラリと見た。
[マリサ レベル15 HP120 MP80]
「減ってる...もしかして魔力が制限されてるのかしら?」
【恐らくそうですね。これもラスボスの仕業でしょう、つまり魔理紗さんはあと8回しかマスタースパークが使えないかもしれないですね】
「魔理紗...無闇に突っ込んでいくの禁止ね」
「...自重するぜ」
魔理紗は自身がこの先の戦いであまり本領発揮が、できない事がわかり魔理紗は少し落ち込んだ。
しかし「強い奴が出たって事はラスボスが近い訳だ!」と元気を出した。
「さっさと片付けて旗八の仲間を探さないとな!」
魔理紗の言葉にアリスも同意し2人はやる気に満ち溢れていた。
「...」
旗八だけは違った。
(ここまでくると確定だね。この魔法の森はドラクエの世界が侵食している...みんなとはぐれた事にせよ、これはバグだよね....思い当たるのはあれしかない。普段リンクの時には、付属しないバーチャルスキルだろうな....もっちーの馬鹿!)
自分達が幻想郷に来たせいで協力してくれてる2人に対して罪悪感で苦しんでいた。
しかしこうなったのは自分達の責任...解決するために旗八は複雑な感情を抱えながら2人に動向した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何度か敵は現れたが、できる限り魔力を消費しないために戦闘は避け先に進んでいた。
「っ!?」
旗八は得たいの知れない寒気を感じた。2人も同様に感じたのか足を止め冷や汗をかいた。
「...魔理紗」
「ああ...間違いないぜ、この先にボスがいるぜ」
魔理紗はニヤリと笑った。それは恐怖かはたまた強い敵と戦えする事への高揚かはわからないが、ただ一言「待ってろよな!」と発した。
魔理紗は一歩前に出た。すると吹き出し現れ、魔理紗はやはりと思いミニ八卦炉を取り出した。
しかし現れたのは吹き出しだけでラスボスらしき者は現れなかった。
[よくきた ゆうしゃどもよ。 わしが おうのなかの おう りゅうおうだ]
「何だ?吹き出しがボスなのか?」
「いや違うでしょさすがに」
(やっぱりりゅうおうか)
[わしは まっておった。 そなたのような わかものが あらわれることを…]
「待っていただと?ふざけんな私らを閉じ込めやがって!」
「姿を表しなさい!」
[もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ゆうしゃどもに やろう]
「こいつ全然私らの話し聞いて無くない?」
一方的なセリフに魔理紗は嫌気をさしミニ八卦炉を1度下ろした。
[どうじゃ? わしの みかたに なるか?]
[はい いいえ]
3人の目の前に表れた選択の吹き出しに魔理沙は「なんだこれ?」と呟いた。
「どちらか選らばないといけないのかしら?」
「前者は絶対に選んだらダメだろ、それに私らは...お前を倒す為にきたからな!」
魔理紗は「いいえ」と答えた。
[おろか者め!思い知るがよいっ!]
吹き出しが現れた途端、視界が暗転した。すぐに視界が戻ると目の前には竜の頭の形をし肌は青く、杖を持ち紫のローブを着た魔法使いのような姿をした者が現れた。
「早速お出ましだな!」
[りゅうおうはベギラマを唱えた]
吹き出しが出た瞬間、りゅうおうは杖か雷を魔理紗の方へと放った。
しかし魔理紗はそれをひらりとかわしミニ八卦炉を向けた。
「先手をとるぐらい予想してたぜ!喰らいやがれ!恋符【マスタースパーク】」
マスタースパークは見事にりゅうおうにもろに当てた。
[りゅうおう は 30のダメージを受けた]
もろに当たったにも関わらずピンピンしてるりゅうおうに対して魔理紗は舌打ちを鳴らした。
そんな魔理紗をりゅうおうはギロリと睨み、杖を向けた。
[りゅうおうはマホトーンを唱えた]
流石に2度目はかわせず魔理紗は魔術を受けてしまった。
しかしダメージは無く体に異常はなかった。
「んだよ不発じゃねーかよ、恋符【マスタースパーク】」
しかし何も起きない
「はぁ?まだ打てるだろ!」
魔理紗がそう叫び、その様子を見たアリスは魔理紗の魔力を見た。
[マリサ レベル15 HP90 MP30]
(どういう事?魔力はまだある。なのに何でマスタースパークは出ないの?もしかしてさっきの魔法...)
アリスは考えていると、りゅうおうは魔理紗にさらに攻撃をしようとした。
「なんかさっきから私ばっかりじゃないか?」
魔理紗のピンチにアリスはスペルカードを出した。
「離れて魔理紗!咒詛【魔彩光の上海人形】」
アリスがそう言うと人形が現れ、その人形はランスを持っており、りゅうおうに攻撃した。
[りゅうおう は 10のダメージを受けた]
りゅうおうは不意打ちの攻撃に怯み、その隙に魔理紗は距離をとった。
「サンキュー助かったぜアリス」
「どういたしまして、それよりマスタースパークが出ないのはもしかして...」
「ああ、さっきのだろうな、いったいどんな魔法だぜ」
すると旗八が2人の肩を叩きボードを見せた。
【先ほどのはマホトーンですね。魔法使いの天敵と言える魔法封じです】
「やっぱりか、つまり私は今魔法が打てないのかよ」
【私のフェンリルが解除します】
旗八はフェンリルを呼び出した。
[フェンリル ハ いてつくはどう ヲ 唱えた]
「おぉ!これで戦えるぜ!」
魔理紗は魔法が使えるとわかるとりゅうおうの方へと向かった。アリスもそれに賛同した。
「さっきも言ったけど、無闇に突っ込まないでよ」
魔理紗は流すように「わかってるわかってる」と言った。
「あいつ相当固いぜ、一気に叩きこむから私に合わせろ!」
「私に指図しないでよ、魔理紗こそ合わせなさい」
魔理紗は新たなスペルカードを出し、アリスも同様にスペルカードを出した。
その背後で旗八もフェンリルに指示をし2人同様にりゅうおうへ向かった。
それに気付いたりゅうおうはそうはさせないと杖を向け呪文を唱えた。
それと同時にフェンリルは2人を飛び越えの前へと立ちふさがり、頬を膨らました。
りゅうおうの雷が一直線に向かい、フェンリルの口からは氷属性のブレスを放ち2種の攻撃はぶつかりあった。
膨大なエネルギーがぶつかる事で爆発が起こり辺りは煙幕に包まれた。
煙幕により視界が阻まれ、りゅうおうは周りを見渡した。
何処に敵がいるのかわからないりゅうおうは煙幕から逃れようと後ずさると、何かに触れた感覚がした。
それはまるで鉄でできた糸のような物で、りゅうおうは触れた物を確認しようとした。しかしそんな暇はなく自身の周りの煙幕から無数のブレードやランスが伸び、りゅうおうに向かっていた。
「戦操【ドールズウォー】」
その正体はアリスのスペルカードだった。12体の人形たちを配置し攻撃させる技で、先ほどの何かに触れたような感覚はりゅうおうの位置を把握するためであり、見事に攻撃は的中した。
[りゅうおう は 30のダメージを受けた]
(やっぱり固いわね。私の全力でもこのダメージなんだから)
アリスは人形たちを下げ「魔理紗!」と叫んだ。
「おうよ!魔符【スターダストレヴァリエ】」
魔理紗は箒でりゅうおうへとツッコミ星形の弾幕を当て爆発が起き更に煙幕が舞い上がった。
[りゅうおう は 30 のダメージを受けた]
[りゅうおう は 倒れた]
吹き出しにはそう書かれ魔理紗は倒したと確信した。
「どんなもんだい!私らを敵に回したらそうなるんだぜ!」
と言いながら魔理紗は、煙幕から出てきた。
「全く...勝ったらすぐ調子に乗るんだから」
「いいじゃねーかよ勝ったんだからよ」
魔理紗とアリスはいつものなれ合いを始めた。慣れない戦闘が終わった事で2人は安心していた。
「魔理紗さん!まだですよ!」
リラックスした二人の間に横やりが入るように旗八が叫んだ、その瞬間「ザシュ」と何かが裂ける鈍い音が鳴り響いた。
2人は何が起きたのかわからなかったが片割れは徐々に理解し始めた。
最初は背中に違和感を覚え初め、違和感は次第に熱をおび、激しい痛みへとなった。
背中から生暖かい液体が流れだし、それが自身の物だとわかる足がすくみ膝から崩れ落ち正面から倒れ出した。
視界が地面に近づく際に目を見開く2人の姿がコマ送りのようにハッキリと見えた。
魔理紗は背を向けながら倒れこんだ。
「魔...理紗?」
現実を理解できなかいアリスに残酷な事がさらにアリスを襲った。
[りゅうおう が しんのすがたをあらわした]
その吹き出しがアリスに現実を付き出した。
「魔理紗ァ!」
アリスは走りだし魔理紗のもとへと駆け寄ろうとした。
自身にとってどれだけ危険な行為と頭でわかっていながらも、体は勝手に動いていた。
そんなアリスを旗八は呼び止めよう
としたが、もちろん聞く耳はもたず立ち止まらなかった。
煙幕の中から皮膚は紫色で3本の鋭い鍵づめが生えた巨大な腕が現れた。
旗八はいち早く気付き「フェンリル!」と叫んだ。
フェンリルは巨大な腕とぶつかり合った。その衝撃で巨大な腕は弾かれ、フェンリルは硝子が割れるように砕けた。
(フェンリル!次の防御手段がない!?)
その隙にアリスは魔理紗のもとへたどり着き魔理紗を起き上がらせ抱えこんだ
「魔理紗しっかりしなっ...っ!!」
抱え込んだ際にだろうアリスの手は赤く染まり、それが魔理紗の血であることは容易にわかった。
「ア、リス...?」
魔理紗は若干意識があった。
「魔理紗!直ぐに手当てするから」
アリスは涙を浮かべながら魔理紗を手当てした。
(くそ意識がだんだん...痛いのに感覚もなくなってきやがる)
「私は...もうダメみたい...だな」
「何バカな事言ってるのよ!そんなこと絶対に許さないんだから!死んだら殺すわよ!」
矛盾な事を言うアリスに魔理紗は掠れた声で笑った。
意識が薄れていく最中、魔理紗は煙幕の中に巨大な影が見えた。
それは鋭い鍵づめ紫色の鱗に翼が生え口は大きく裂けこちらを見下すように見ている巨大なドラゴンだった。
(なるほどだぜ...りゅうおう...名前通りの事はあるぜ)
りゅうおうはその鋭い鍵づめを2人に目掛けて振り下ろした。
「に、逃げろ...アリs」
それな一瞬の出来事だった。視界が真っ暗になり何も見えなくなった。
(ああ...間に合わなかったか)
「バーチャルスキル...【コンピューターゲームプレイ】」
聞き覚えのある声が響く
(だ、誰の声だぜ)
「【セーブデータ1】...【ローディング】...完了」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「...!...さ!」
(さっきの声主とは違うがこの声も聞き覚えがあるな...むしろ聞きなれた声だ)
「りさ...ま、りさ!」
(私の...名前か?)
「魔理紗!」
「!?」
魔理紗は誰かに呼び起こされ飛び起きた。
声のした方を見ると涙目のアリスが座り混んでいた。
「あ、アリス?」
辺りを見渡すとそこは見覚えのある場所だった。
「香霖堂?なんでこんなt」
アリスは魔理紗を抱きしめた。
最初は状況が理解できなかった魔理紗だったが次第にわかってきた。
「馬鹿!死んだんじゃないかと思ったわよ!」
(そうだ私...死にかけて...いや実際死んだはずだぜ)
魔理紗は背中を擦った。
「傷は無いな...だけどなんで腹は破れてないんだぜ?」
(それになんで香霖堂に戻ってきてるんだぜ?)
魔理紗は考えた。何故こんな事になっているのかを...
すると魔理紗はあることを思い出した。自信が気絶した時に聞こえたアリス意外の声の存在に...
そしてその声の主が共にりゅうおうと戦っていた人物を思い出し、その声主を探した。
そして魔理紗は背後に立っていた旗八を見つけた。
「旗八...お前が助けてくれたのか?」
旗八はゆっくりと頷いた。
「私旗八に助けらてばっかりだな...仲間を見つけてやるって言っておきながら...サンキューな!」
「私の方こそありがとう。あのままだったら私も殺されていたわ」
2人は笑顔で旗八に感謝した。しかし旗八の顔は暗かった。
旗八はボードに何か書こうとした。しかしその手を止め、歯ぎしりをした。
(これは...口で説明しなくちゃ)
「どうしたんだ、そんな暗い顔して、私らは旗八のおかげで無事なんだからd」
「ち、違う!」
旗八は声を荒げ魔理紗は驚いた。普段静かな旗八が大声を出した事もあるが何より否定したことの方で驚いた。
「き、旗八?」
「...違う、違うんです...私の....私達のせいなんです」
旗八の言葉に2人は疑問になった。そしてアリスが「どういう事?」と恐る恐る聞いた。
旗八は苦しげに口を開いた。
「魔法の森に出れなくなったの...もあのモンスター達が出てきたのも...私、達が幻想郷に...来てしまったから、です」
「それとこれとでなんの関係があるんだぜ?旗八は悪くないぜ」
旗八は首を横に降った。
「知ってるんです、私はりゅうおうを知ってるんです」
「え?」
「りゅうおうの攻撃パターンも...真の姿も知ってます」
「!?」
魔理紗は思い出した。自信がりゅうおうに攻撃される前に旗八が叫んでいた事に。
「だからあの時、警告してたのか」
「あれは...私達の世界から来たんです...私達と一緒に」
旗八は後ろへ振りかえり森の中へ進もうとした。
「どこ行くんだぜ?」
「...りゅうおうを倒しに行きます」
「だったら私らm」
「私だけでやります!」
旗八は再び声を荒げた、2人は旗八に動向しようと立ち上がろうとしたが止まった。
「これは私の...私達の責任なんです!これ以上2人に迷惑をかけたくないんです」
そう言いながら旗八は進もうとすると魔理紗が「待て!」と旗八を呼び止めた。
「何勝手に決めつけてやがる、私らがいつ迷惑だなんて言ったんだぜ!」
「そうよ!...私達は別に迷惑だなんて思ってないわよ!」
「私らは困ってる奴は見過ごすほど下道になったつもりはないぜ...お前の顔は困ってる奴の顔だぜ」
「っ...」
旗八は動揺した。
「旗八ちゃん...出会った時にも言ったけど...旗八ちゃんの助けになりたいのよ」
「自分のせいだから巻き込みたくない気持ちはわかるが...もっと私らを頼れ!」
旗八は2人の方に振り向いた、旗八の目には涙が浮かんでいた。
「私に、ついて来たら...危険な目に合うんですよ?」
「慣れっこだぜ!」
「わ、たし...この事件の..元凶なんですよ?...」
「それでも旗八ちゃんは助けてくれたじゃない!」
「で、でも!」
旗八はそれでも2人に迷惑をかけたくないため、飛び出そうとしたが2人に手を掴まれた。
「それに私はお前から魔法を教わってないぜ」
「旗八ちゃんともっとお話しして仲良くなりたいのよ」
「「旗八(ちゃん)と一緒にいたいのよ(ぜ)」」
「っ!」
2人の言葉に旗八は泣き崩れ、その場に座り込んだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「落ちついた?」
アリスが旗八の背中を擦りながら聞くと旗八は顔を吹き頷いた。
旗八はボードを手に取り文を書き始めた。
【ごめんなさい2人を巻き込んでしまって】
魔理紗は笑いながら「だから気にするなって」と旗八の肩を叩いた。
「今さら気づいたんだが、あの吹き出し消えてないか?」
「言われて見ればそうね。どうしてかしら?」
【多分私が香霖堂から出るところまで戻したからだと思います】
「戻したってどういう事だぜ?」
旗八は魔理紗の質問にどう答えていいかわからず悩んだ。
(うーんどうしよう...下手に細かく説明したら幻想郷に悪影響だから簡単にまとめないと)
しばらくして旗八はボードを書き始めた。
【簡単に言うと私は魔法以外にもできる事があって、私達はそれをバーチャルと呼んでいます】
「バーチャルスキル?」
【私が使えるのはコンピューターゲームプレイと言う物でして、その中で時間を巻き返す事ができるんです】
「なるほどな、つまり私ら閉じ込められる前に戻ったって訳だな」
旗八は頷いた。
今の説明を聞いたアリスはあること気がついた。
「だったら別に私達はりゅうおうとか言う奴と戦わなくいいんじゃないかしら?」
「確かにそうだが...それだとなんか釈然としなくないか?」
「どういう意味よ?」
「負けっぱなしとかしゃくにさわるぜ!」
魔理紗がそういうとアリスはガックリした。しかしそれを旗八は頷きアリスは驚愕した。
「それにあんな奴ほっといて良いわけないだろ?」
「確かにそうだけど...だからってあれに勝てるの?」
「あの時は油断したが今は違うぜ」
すると魔理紗は旗八の肩を組んだ。
「奴の行動は私でもある程度わかったし旗八だっているんだぜ、今から作戦を練って挑めば必ず勝てるぜ」
自信満々に魔理紗はそういうとアリスも納得した。
しかし旗八は暗い顔をした。
「...私がはじめから伝えていればこんなことには」
「それは...あの時は仕方なったぜ」
魔理紗は一瞬(確かに)と思い言葉を詰まらした。それに勘づいた旗八は更に暗くなった。
「ちょっと魔理紗ッ!」
「いや、ちょっとだけだぜ!ちょっとだけ思ったのは!」
「魔理沙ァ!」
アリスは魔理紗の頭をしばいた。
旗八はというと木に向かって体育座りをしていた。そして旗八の隣にはボードが置かれ、そのボードには【やっぱり私は荷物】と書かれていた。
「違うのよ旗八ちゃん!あいつは馬鹿なんだから耳をかさなくていいのよ!」
アリスは必死で慰めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
[りゅうおう は 真の姿を表した]
「さぁ...リベンジだぜ!」
[マリサ レベル15 HP90 MP80]
「改めて見るけど...でかいわね」
[アリス レベル15 HP100 MP80]
(今度こそ倒す...)
[キヤ レベル30 HP150 MP50]
3人はりゅうおうに再戦した。
[りゅうおう は こうげき した]
「やっぱり私を狙うよな!」
魔理紗はりゅうおうの攻撃をまるで読んでいたかのように回避した。
(旗八ちゃんの言うとおりね...必要以上に魔理紗ばかり狙うわね。やっぱり魔理紗の攻撃があいつの弱点なのかしら?)
(りゅうおうは魔理紗さんが天敵だと理解してるから狙ってる。ならばそれを利用するまで、あらかじめ魔理紗さんには素早さとかのバフ魔法をかけている。一発でも食らえばほぼ即死だからきおつけないといけないけど)
[りゅうおう は 攻撃した]
「あらよっと!図体がデカイからかい?動きがのろまだぜ」
魔理紗は何度も攻撃を躱しりゅうおうを煽り出した。
りゅうおうは魔理紗の煽りに腹を立て口を大きく膨らました。
(来た!)
旗八はアリスにアイコンタクトをとった。
(これがそうね...わかったわ)
アリスはりゅうおうの視界から逃れるように背後に周り始めた。りゅうおうはアリスの行動を気になり魔理紗から一瞬目を離した。
「何処見てんだぜ!恋符【マスタースパーク】」
その直後、魔理紗はマスタースパークをりゃうおうの腹に目掛けて放った。
[りゅうおう は 100のダメージを受けた]
「!?」
りゅうおうはあまりにも大きなダメージに困惑した。
(バフは素早さだけじゃないよ攻撃も最大限だよ...ま、効果は一度きりだけど気を引くには充分でしょ)
りゅうおうは魔理紗に対して更に脅威を感じ、今すぐ魔理紗を仕留めようと再度口を膨らました。
そのタイミングに合わせて旗八は「フェンリル!」と叫んだ
フェンリルもりゅうおう同様に口を膨らました。
[りゅうおう は 火炎の息を吐いた]
[フェンリル は 氷のブレスを吐いた]
2種類のブレスはぶつかり合い大爆発が起き煙幕が舞った。
煙幕で周りが見えなくなったりゅうおうは辺りを見渡した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
遡る事少し前...
「え!?煙幕からの一斉攻撃をもう一回やるの?」
【真の姿のりゅうおうはデカイので索敵とかの難しい事はしなくて大丈夫ですよ】
「だけどそれは一度やったぜ?」
「また通用するかしら?」
旗八はニヤリと笑った。
【巻き戻った事を知ってるのは私達だけです】
【りゅうおうは前の戦いは覚えていません】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「...本当に同じ手が通じたわね」
りゅうおうの背後で声がした。りゅうおうは後ろを振り向くとアリスとは別の巨大な人影が浮かび上がっていた。
それは巨大なブレードを振りかざそうとしている巨大な人形だった。
りゅうおうはすぐさま対応しようと口を膨らましたが体に強い衝撃を受けた。
「!?」
下を覗くと勢いよくぶつかる魔理紗だった。
「だからよそ見するなって言ってるだろ!」
りゅうおうは一番危惧していた魔理紗にブレスを吐こうとした。しかしさらに追い討ちをかけるようにフェンリルの背に乗る旗八が正面に現れた。
「...私の存在...忘れてない?」
(私の魔力を全部フェンリルのバフに使って)
フェンリルは大きく口を膨らんだ。
りゅうおうは困惑し、どれに攻撃をするべきか悩んだ。
だが次第にりゅうおうは理解した...
自身の敗北を
「試験中【ゴリアテ人形】!」
「【スターダストレヴァリエ】!」
「銀狼【ブリザード・フェンリル】!」
(ちょっとスペカぽく言ってみたりして...)
「グゥオォォ!」
3方向の攻撃をまともに食らったりゅうおうは雄叫びをあげながら崩れさっていった。
そしてあの吹き出しが3人の前に現れた
[りょうおう を 倒した]
その瞬間辺りが激しく光だし3人はあまりにも眩しくめを瞑った。
光はやがておさまり3人は目を開けた。
「...ん?どうなんだ?何か変わったか?」
魔理紗はそう呟くと、状況を確認しようとアリスは宙に浮き真上と飛んだ。
森の木々を避けながら日の光が見えだし見えない壁にぶつかる覚悟で進んだ。
ガサッと音を立てアリスは森から抜け出し日の下に自分がいることを実感した。
そして続くように魔理紗と旗八が森から抜け出しアリスのもとに着いた。
3人は顔を見合せしばらく沈黙が続いた。
「...よ、よっしゃぁ!」
最初に口を開けたのは魔理紗で旗八も同様に喜び2人はぐるぐると回りはしゃいでいた。そんな2人をほっとため息つき見つめているアリスだった。
「2人ともはしゃぐのは良いけれど、本来の目的を忘れないようにね」
「あ、旗八の仲間捜索だぜ」
【あまりにも嬉しくて忘れてました】
「旗八ちゃんが忘れたらダメでしょ!」
「...えへへ」
「はは」
「ふふ」
先ほどの緊張感のあった戦闘に反して穏やかな空気に3人は思わず笑ってしまった。
すると魔理紗が何か思い出したかのように「あぁぁ!」と急に叫びだした。
旗八はビクッとしアリスは「どうしたのよ急に」と聞いた。
「思いだしたぜ!私、におに会った事があるぜ!」
「え!?」
「ほ、本当に?」
思いがけない魔理紗の言葉に2人は驚いた。
「どっかで聞いた事ある名前だなーって思ったら最近、紅魔館で入った新入りの名前だぜ!」
「ちょっと待って...それっていつの話しよ」
「私があったのは3日前だが、そいつが入ったの一週間前だったとか」
旗八は目を見開いて驚いた。
(い、1週間前!?そんな前に司令は幻想郷にやってきたの?私達は同時にリンクしたのに...空間だけじゃなくて時間も歪んでるのかも)
何が何やらわからず旗八は頭を抱えた。
「確か...借金返済の為に働いているとかなんとか」
(何で?)
旗八はさらに頭を悩ました。するとあまりにも悩み過ぎて頭痛がしてきた。
「と、ともかく手掛かりは見つかったって訳だ!良かったな旗八!」
旗八の異変に気づいた魔理紗は気を紛らわす為にポジティブに話を変えた。
「う...ん...あがっ!」
「ど、どうしたんだぜ?」
旗八は急に固まった。
「き、旗八ちゃん?」
説明しよう!なぜ旗八がそうなったかと言うと、極度の対話と戦闘の疲労と自信の責任の重さ等のストレスが溜まり爆発寸是にも関わらず、りゅうおうを倒した、と仲間の手がかりによる喜びに加え仲間の訳のわからない借金返済という情報により旗八の頭はパンクし...
魔理紗は旗八の様子を伺った。
「...気絶してるぜ」
「旗八ちゃーん!?」
3人は無事に仲間のもとへたどり着けるのだろうか!?