■しなびたホウレン草みたいな味だった(by三虎)
黒服「マダムからSOSが届いてますが」
ペア「放っておくことをオススメする」
黒服「……理由を伺っても?」
ペア「単純にメリットがないからだ。俺の戦闘力をアテにして助けを求めているんだろうが……三虎と俺が戦ったら勝敗に関わらずキヴォトスが更地になる。アカシアの弟子は全員俺たちブルーニトロより強いしな。それにあの女の振る舞いを考えると、アカシアは絶対に三虎――アリウス側につくぞ。他に漂着しているアカシアの弟子たちもだ」
黒服「……どう考えても勝ち目が有りませんね……それにしても、何故三虎はマダムをおしりペンペンで済ませたのでしょう? 殺す価値もない、ということでしょうか」
ペア「あー……そりゃあ、だいたい想像はつく。三虎のハングリートングは、攻撃した対象を食う技なんだが……不味かったんだろうな、あの女の戦闘形態が」
黒服「不味い」
ペア「前にチラ見したが、俺でも食欲がわかなかった……」
■山海経のガララワニ試食会
キサキ「…よもや、これ程とはの。これがワニ肉とは信じられないのう…」
ルミ「ふふ、料理しててこんなに胸が高鳴る食材は久々だったわ…!数百キロも提供してくださってありがとう、アカシア先生」
アカシア「どういたしまして。私も若くしてこれ程の腕前を持つ料理人に出会えたのは久しぶりだ。ガララワニの調理も見事だったよ」
ルミ「む、その口ぶりだと、私以上の料理人をたくさん知ってる、って風に聞こえるんだけど?」
アカシア「いや、少なくともキヴォトスでは初めてだよ。ただ、私の妻は凄腕を超えた凄腕の料理人でね。巷では『神の料理人』なんて呼ばれる程だったんだ」
キサキ「ふむ、アカシア先生の奥方か。さぞ容姿端麗で、美しい心の持ち主だったのじゃろうなぁ」
アカシア「それはもちろん。私の人生で一番の自慢は、最高の妻に出会い、最高の息子たちを迎え、家族に恵まれたことだからな!」
ルミ「わあ、凄い惚気!せっかくミディアムで仕上げたガララワニが、ウェルダンになっちゃいそう!」
キサキ「ふむ、それはいかん。せっかくじゃし追加の肉持ってきて、ここで焼こうかの?」
アカシア「おっと、こいつは一本取られたな!」
>アッハッハッハ!
ミナ「…オイシイネ」
レイジョ「…ソウダネ」
ルミ「…えっと、そろそろ聞きたいんだけど、何でこんなしょげてるのこの二人?」
キサキ「…料理運んでくる前に、ちょっと諍い起こしての」
アカシア「度が過ぎたので、ちょっと怒った」
ルミ「な、なるほど…(キサキ、アカシア先生怖かった?)」
キサキ「(…本人的にはちょっと怒ったくらいなんじゃろうけど、メチャクチャ怖かった…)」
■そもそも二十歳になるのあの子たち?
次郎「…………」モゾ
アカシア「……次郎、誰が姿勢を崩していいと言った?」
次郎「あ、はい、すいません……」
ユウカ「……? 誰なの? あのファンキーリーゼントのお兄さん」
チェリノ「レッドウィンターに現れた男だ。カムラッドの同郷だと言うんで、用務員として雇ったんだが……」
ユウカ「なんでそれが先生に正座させられてるのよ」
チェリノ「一部の生徒と共謀して酒の発掘をやらかした」
ユウカ「酒って発掘するものだっけ??」
チェリノ「カムラッドの世界だとそうらしい。高級ブランデーの泉を掘り当てて、共謀した生徒と飲み明かしてるところにカムラッドが来てな……」
ユウカ「ちなみにその生徒って?」
チェリノ「シグレ」
ユウカ「やっぱり」
■阿慈谷ヒフミの美食屋伝説③
ナギサ「最近、ペロロジラ教なる者が流行ってまして」
アカシア「……初耳なんだが」
ナギサ「いえ、キヴォトスでも指折りの兵でも手こずるビナーが21で、ペロロジラが4300でしょう? 過ぎた強さを信仰する者たちがいまして……」
アカシア「ほう」
ナギサ「で、その宗教の教祖が、紙袋を被ってファウストを名乗っているそうで」
アカシア「」
ナギサ「…………」ニコニコ
アカシア「急用を思い出し」
ナギサ「やめて逃げないで先生に逃げられたら誰に相談したらいいんですかー!?」
一応キヴォトス来た順としては下記。
1.アカシア
2.フローゼ(アカシアから1週間以上後)
3.ペア
4.一龍
5.三虎
6.次郎(三弟子の漂着時期はほぼ同じ)
(ここまでで一か月以内)
前世で死んだ順番とかも特に関係ありません。
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