シャーレの先生 アカシア   作:電シャーク

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グルメあーかいぶっ!⑦

■ウコンもあるよ

 

モモイ「先生のいた世界…すごく面白いよ!新作ゲームのネタとして最高だよ!人間が乗って移動できる動物もいたら教えて欲しいな!」

アカシア「大概の猛獣は飼い慣らせばいけるが…キャンピングモンスターという人や物資を運搬するのに長け、自らが安全地帯になることで他の猛獣から見つかりにくくするのがいたな」

モモイ「おお!」

アカシア「タコだったりサメだったり、色々な生物の姿を取っていて、大きさも機能も様々。巨大なやつだと、何十、何百人を一度に乗せて、中で生活することも出来た。云わば移動基地だな」

モモイ「へえ、すっごい…!それじゃあ、その中で一番レベルが高いのってどんなヤツだったんですか!?」

アカシア「キントウンコだ」

モモイ「は?」

アカシア「キントウンコだ」

モモイ「キント…何ですって??」

アカシア「猿王という、大陸の支配者でもあった強大無比な猿が居てな」

モモイ「ハイ」

アカシア「そいつのウ○コだ」

モモイ「」

 

 

 

 

 

■阿慈谷ヒフミの美食屋伝説④

 

タイガーファング「グルルル…!」

ヒフミ「フゥー…」

タイガーファング「グルァァッ!!」

ヒフミ「今ですペロロ様!」

ペロロジラ「(舌ビンタ)!」スパァン!

タイガーファング「ギャウッ!!?」

ヒフミ「隙あり!喰らえー!」バァンバァン!

 

 

ナギサ「…ピラミッドから持ってきたあの猛獣の捕獲レベルって…」

アカシア「35だな。あの個体はまだ若く小さいから、ビナーと同じく20台前半といったところだろうが」

ナギサ「そ、それをペロロジラ込みとはいえ単独で相手出来るんですか…凄いですねヒフミさん…」

アカシア「元がグルメ界でも有数の強さを持つペロロジラだからな。幼体とはいえ、人間界の生物にそうそう引けはとらんさ。とはいえペロロジラの行動に確実に合わせて敵の隙を突く立ち回りを見せるヒフミは見事なものだ。正にペロロジラと一心同体、お互いのことをよく知り、心が通じ合っていなければ出来はしない。あの若さで大したものだよ」

ナギサ「好きこそものの上手なれ、ということでしょうか。流石ヒフミさんです!」

 

ペロロジラ教徒A『ペロロ様ー!ペロロ様お強いですー!』

ペロロジラ教徒B『ああペロロジラ様、何と華麗な戦いぶり…!』

ペロロジラ教徒C『ペロロジラ様の動きに合わせるファウスト様も流石だ…!』

 

ナギサ「…ペロロジラ教、順調に広まってるみたいですな…」

アカシア「ヒフミがコタマを連れてきて、訓練風景を生配信したいって言い出した時は驚いたが…」

コタマ「スパチャが滅茶苦茶飛んできてますよ。半分はヴェリタスの取り分って話なんで、正直ぼろ儲けですね」

アカシア「…というか、ヒフミがコタマと仲が良かったとは知らなかった」

コタマ「一応ペロロジラ教の幹部です、私」

アカシア・ナギサ「「マジで!!?」」

コタマ「宗教徒たちが為す音ってのが、結構新鮮でして」

 

 

 

 

 

■嗜好は人それぞれ

 

ユウカ「以前美食研の話で仰っていた、先生の世界のグルメテロリストって……」

アカシア「わかりやすいのはグルメヴィーガンだな。食の選択肢が広い分、菜食だけでも充分生きていけたからなぁ。生き物を殺すなと、菜食を強要する過激な人間が居たんだ」

ユウカ「たしかに、過激な人がいるとは聞きますけど……」

アカシア「極まった連中だと、精肉工場にサソリゴキブリの群れを放ったり、肉屋の前でデビルドリアンをぶちまけたりする。どっちも従業員は全部死ぬな」

ユウカ「想像以上に物騒!?」

アカシア「まあ市場の規模が大きいとそれに対する犯罪も大きくなるからな。例えばグルメ時代だと、食い逃げだけで数兆円の損害が出る。捕まれば当然ほぼ死刑扱いの無期懲役だ」

ユウカ「……美食研究会が可愛く見えるはずですね」

アカシア「後、うちの息子の一人が遥かに大規模なグルメ犯罪組織のボスだったんで、怒るに怒れない」

ユウカ「息子さん何やってんですか!?」

 

 

 

 

 

■三虎先生憩いのひととき

 

三虎「―――いつものを」

関柴の大将「らっしゃい、三虎の旦那。そろそろ来る頃だと思ってましたよ」つ熱燗

三虎「ああ。…ん、フグ鯨か」

大将「ええ、こないだミレニアムの子が採ったヤツのヒレをいただきまして。三虎の旦那の故郷の食材と聞いてね。…余計なお世話だったかい?」

三虎「いや…そんなことはない。コイツに思い出があるわけではないが…不思議と懐かしい。礼を言う」

大将「礼なら一龍の旦那にも言ってくださいや。三虎に分けてやってくれって、ヒレ酒の作り方教えてくれたんでさ」

三虎「チッ、あのジジイ余計なことを…こういうのは次狼の兄者にくれてやれば…いや、さてはグルかあの二人」

大将「二人ともいつ来ても三虎の旦那の話してますよ。アリウスの子たちを導いてくれてるのが嬉しい、って」

三虎「…客の話をべらべら口にするのは感心しないな、大将」

大将「おっと、こいつは失礼。お詫びに一献注ぎますよ、っと」

三虎「…フッ」

 

 

 

 

アル(はわわわわ…!!!こ、これこそカッコいい大人の会話…!!!

三虎「…ところで、端っこの席から、これまでの人生で経験したことのない程の純粋無垢でキラキラした眼差しを向けられているんだが…」

大将「あー…ちょっと憧れが強い子なだけだから、気にしないでおいてもらえれば…」




三虎は照れ臭いので本人の目の前では「兄者」とは呼べないタイプ。

活動報告に記載しましたが、今週から仕事が年末の追い込みに入り、非常に忙しくなるため、来週12/23~12/24の投稿はお休みさせていただきます。
年内には新しい話を投稿する予定ではありますので、お待ちいただければと思います。

感想お待ちしております!

どれが見たい?

  • 前菜×梅花園
  • 魚料理×セミナー+ヒマリ
  • 肉料理×シスターフッド
  • メイン×連邦生徒会+カンナ
  • デザート×陰陽部
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