次郎編の執筆に思いの外手間取っており、もう少し時間がかかりそうなので、ひとまずあーかいぶっ!だけ更新させていただきます。
お茶濁しとか言わない(汗)
(追記)予約投稿にしたはずが即時投稿しちゃってたみたいです(^_^;)
■ふたつも食べちゃいますか?
ノドカ「アカシア先生!先生の故郷って、どんなプリンがあったんですか!?」
チェリノ「美味な食材に満ちたカムラッドの故郷のプリンか…確かに気になるな!」
アカシア「プリンか…うん、たくさんあったな。例えば背中のコブがプリンになっているラクダや、マンゴープリンのように甘い巨大なカリンの花、それからプリンキノコという、茎がプリンの味でカサがココアの味になっているキノコもあった」
チェリノ「それはプリンというより、プリン味の何かでは!?」
ノドカ「スゴイですけど、もうちょっと普通のプリンは無いんです!?」
アカシア「普通のプリンか…そうだな、プリン山、という食材がある。文字通り山のように大きなプリンだ」
チェリノ「ほう、山のように…!」
ノドカ「バケツプリンより大きいのでしょうか!?タライぐらいとか!?」
アカシア「いや、本当に山だ。小さいものでも高さ100m以上はある」
チェリノ「え゛」
ノドカ「え゛」
アカシア「一度5000m級のプリン山を見たことがあるが…美味しいが味が変わらなくて単調になるから、コンビの料理人に味変してもらわないと大変だろうな。それと糖の消化を助ける食材も欲しい」
チェリノ「キヴォトスの全生徒と全住民集めても食べ尽くせないぞそんなの…」
ノドカ「本当にあったら、プリン見るのも嫌になるかもです…」
■箸を上手く使えてこそ大和撫子
ユカリ「お邪魔しますわ修行部の皆様!今日も挑戦させてくださいませ!」
カエデ「来たなー、百花繚乱紛争調停委員会の面々!今日はオケラじゃないと良いわね!」
ユカリ「ふふーん、私たちの成長速度を見くびらないことですわね!貴女方の記録なんてスパッと超えて、ユカリ伝説の1ページに加えてやりますの!」
カエデ「その意気やよし!ではいつも通り、30分一本勝負よ!ミモリ先輩、準備お願いします!」
ミモリ「はいはーい♪もう持ってきてますよ~♪」
つ 白魚そうめんがたくさん入った水槽
「「よーい、スタート!」」
ユカリ「(チュルンッ)あ゛--!?また逃げられましたわーーー!?」
カエデ「ふっ、まだまだ甘いわね…!彼らの泳ぐ水面を心に映し、水と一体と化して、自然な動きで箸を差し込み…掴む!(チュルンッ)あ゛ぁーーー!?」
ユカリ「今度こそっ…!(ギュッ)よし、やっ(チュルンッ)あ゛あ゛あ゛ぁーーーーっ!!?」
ツバキ「アカシア先生に『修行になる食材は何かないか』って聞いて、この魚渡された時は半信半疑だったけど…」
ミモリ「実際にやってみると、集中力や洞察力、箸を巧みに動かす指先の繊細な動きも鍛えられて、修行にピッタリでしたね。…えいっ!(ギュッ)やりました♪」
ナグサ「流石ミモリさん、お見事。食べても美味しいですから、捕まえる楽しみもありますよね。さっと湯通ししてちょっと醤油をつけて、軟らかいままチュルッと食べるのが抜群です」
レンゲ「(チュルンッ)あ、くそ…!アタシはギリギリまで茹でて固めで食べるのが好きだけどな。キキョウは?」
キキョウ「―――今集中してるから口挟まないで」
レンゲ「お、おう…ごめん…」
■間違いだらけのこの世界
黒服「………」
ゴルコンダ「………」
ペア「―――うん、やはりマンドレイクの粉末を混ぜると、オリーブオイルに近い風味になるな」
フローゼ「けど、ちょっとマンドレイクの癖が強いわね。少し分量を調整して…あら、こんにちわ黒服さん」
ペア「よう黒服。それにゴルコンダ。何か用か?」
ゴルコンダ「いや、何かっていうか…何でその人、ここに居るんです?曲がりなりにも秘密のアジトなんですが」
フローゼ「あらごめんなさい。ペアさんにちょっと色彩の研究手伝ってくれって頼まれて連れてこられまして」
ペア「遅かれ早かれだろ。アカシア達がその気になりゃ一日も経たず見つかるっての」
黒服「…まあ百歩譲って良しとします。で、何の研究ですって?」
ペア「だから色彩だって。こないだ色彩マヨネーズ作っただろ?てことは、他の料理にも出来るんじゃないかと思ってな」
フローゼ「ペアさんが集めたキヴォトス産の素材と色彩を混ぜて、既存の食材の味に近いものを作る研究なの。もう少しで色彩オイルが出来そうだから、作れたら一品ご馳走しますね?」
ゴルコンダ「いや、一品作るとかそういうことじゃなくて…」
一龍「(ガチャ)邪魔するぞいペア。急で悪いが、ちょいと色彩余っておらんか?ミレニアムでの研究に使いたくてのう」
ペア「うーん、ちょっと少なくなってきてるんだよな…どのくらいだ?」
一龍「ひとまず5kg。それと次郎が、100gほど欲しいと言うとった。つまみ作る時に使うそうじゃ」
ペア「自分で採りに行けよそんぐらい…ちょっと待ってろ、まだ10kgぐらいならあったはず…」
一龍「悪いのー。今度色彩採りに行く時は手伝うわい」
ゴルコンダ「…私がおかしいのか…?私が間違っているのか…?私も協力すべきなのか…?」
黒服「違いますゴルコンダ、貴方は間違っていない…間違っている者がいるとすれば、彼らを呼び寄せてしまったこの世界そのものです…」
デカルコマニー「そういうこったぁ!」
■グルメ時代の光と闇
アカシア「―――ワカモか」
ワカモ「はい、失礼いたしますアカシア先生。先生が気になさっていた、中毒症状を引き起こす食材を確保してまいりました」
アカシア「頂こう…うん、間違いない。麻薬食材の『ネリジェリ』だ。よく探し出してくれたワカモ」
アロナ『麻薬食材はこれで三例目ですね…至急ヴァルキューレに情報を共有します』
アカシア「まだドラッグまいまいや毒星のような、遥かに危険性の高い麻薬食材は存在していないようだが…今後さらに中毒性の高い麻薬食材が現れる可能性は充分ある。注意せねばな…」
ワカモ「我々七囚人の中に、薬物の扱いに長けた者がおります。未発見の危険食材を隠している可能性もありますので、足取りを追っておりますが、中々尻尾を掴めず…」
アカシア「ありがとう、見つけ次第連絡してくれ。ただし、あまり危険を冒し過ぎないようにな。麻薬食材の発見も大切だが、それ以上にワカモの身の安全が大切だ」
ワカモ「―――お気遣い、大変有り難く。万難を排し、アカシア先生の御心を悩ませる忌まわしき麻薬食材を、悉くかき集め、献上させていただきます。では―――(シュタッ」
アロナ『…新しい食材が沢山現れるのって、美味しいものが溢れて幸せになれることだって思ってたんですけれど…。喜ばしいことばかりじゃないんですね…』
アカシア「美食が幸せをもたらすのは確かだが…何事にも光と影がある。私たちの世界でも、美食を堪能する者たちがいる一方で、こうした麻薬食材を蔓延させる者、その毒性に苦しむ者が多く居た。人の営みに関わる以上、避けられない壁であることも確かだ」
アカシア「だが、だからこそ、被害を食い止める努力を怠るべきではない。生徒たちには美食のもたらす光を目一杯享受してもらうため、彼女たちに潜み迫る影を排除するのが、私たち大人の果たすべき役目だ」
アロナ『…ありがとうございます、アカシア先生』
アカシア「なぁに、やりがいのある仕事だよ」
ワカモは麻薬食材を始めとする危険な食材の捜索・発見のため、秘密裏に行動している感じです。アカシアとの出会いはほぼブルアカ原作通り。
感想お待ちしております!
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