■お湯で溶けるコーヒー豆とは
ウイ「美食屋なんて大嫌いです」
ヒナタ「ま、まあまあウイさん…」
ウイ「全校集会だっつって無理やり引き摺り出された挙句、あんな怖い思いさせられて気絶して…おまけに学園閉鎖で図書室に入ることも出来なくなったんですよ!?私何にも悪い事してないのに!!」
ヒナタ「でもウイさんはまだ幸運ですよ、即気絶出来たんですから…」
ウイ「怖くて気絶するのに幸運もクソもないですよ!!理不尽だって言ってるんです!!何で無関係の人間まで巻き込まれて、数日入院しなきゃならないんですか!?その間どれだけの本を読み逃したと思って…!!」
ヒナタ「と、とりあえずコーヒー飲みましょ!?美味しいですよこのコーヒー!」
ウイ「まったく…あれ、本当に美味しいですねこのコーヒー。深みもあるし、苦味と酸味のバランスも抜群…」
ヒナタ「私のはカフェラテなんですけど、こっちも美味しいですよ!」
ウイ「すみませんマスター、このコーヒー大変美味しいんですけど、どこの豆なんでしょうか?」
マスター「え!?え、えーっと…それは、その…」
ヒナタ「…怪しいですね。何か疚しいことが?」
マスター「い、いえ!そうではなく、その…ちょっとインパクトがあると言いますか…」
ウイ「?」
ヒナタ「?」
マスター「その…コレなんです」
つ ビンの中いっぱいのアリ
ウイ「」
ヒナタ「」
マスター「えっと、これは最近見つかったグルメ食材の『カフェアリ』って言うそうで…胴体がコーヒー豆になってるんで、それを焙煎したのがこのコーヒーで…。で、頭部がミルク、尻がシロップになってるので、お湯を注ぐとそのままこのカフェラテにすることも…」
ウイ「~~~!!」(ジャキッ)
ヒナタ「~~~!!」(ガシャッ)
マスター「ちょ、店内で銃火器は…!!?」
< チュドーーーン!!
ハスミ「報告ですツルギ。学区内の喫茶店が来店した生徒によって爆破されたと…」
ツルギ「ケヒヒヒィ…美食研究会の連中かァ…?」
ハスミ「いえ、シスターフッドと図書委員会らしいんです」
ツルギ「………どゆこと???」
■キヴォトスの生徒ならギリそのままでも食べれる説
チナツ「昨晩学区内のブラックマーケットで、食材の違法取引が行われるという情報が入りまして…」
アカシア「…麻薬食材か?」
チナツ「いえ、それが…踏み込む前にそこで爆発が起こったんです」
アカシア「爆発?取引現場その場所でか?」
チナツ「はい。取引の主犯も参加者も、全員爆発に巻き込まれて重傷を負ってました。火薬の形跡もなく、取り調べでも何が何故爆発したのか分からないと言っていたので、取引しようとしてた食材が原因じゃないかと疑われているんですが…そういった爆弾のような食材に、何か心当たりありませんか?」
アカシア「うーん、爆発する食材か…」
チナツ「やっぱりありませんよね、そんな危険な食べ物なんて…」
アカシア「いや、逆だ。心当たりが多過ぎて絞り切れない」
チナツ「何でそんな危険な食べ物がありふれてるんですか!?」
アカシア「ニトロチェリー…は無いな。現場まで運ぶことすら不可能だろう。ダイナマイトンボも厳しいな。ドドリアン…被害が無さ過ぎるから違う。魚雷ソーセージ…をノッキング出来る奴など居ないな。パイナップルボム、ドンドンマロン、ロケットコーン、ドッキリクラッカー…ううむ、食材の燃え滓か残り香が無いと分からんな…」
チナツ「先生の故郷って、食材の宝庫なのか火薬庫なのかどっちなんですか…?」
■山海経最大の危機
ルミ「…どうしても認めないつもりなのね?」
キサキ「何度申し立てようが、駄目なものは駄目だ。絶対に認めん」
ルミ「…貴女もそちらに着くというのね、レイジョ?」
レイジョ「…ルミ様の御意志はご立派だと思います。しかしそれは、玄武商会の崩壊を意味することであり…すなわち、山海経の崩壊にも繋がりかねません!何卒お考え直しください!」
ルミ「…四面楚歌、というわけね。いいわ、それなら力ずくで出ていくまでだわ…!」
キサキ「そうはさせん!ミナ、レイジョ、取り押さえよ!!」
ミナ「頼むから大人しくしてくれ、朱城ルミ…!」
レイジョ「ご無礼の程、お許しくださいルミ様…!」
ルミ「離して!離しなさい!私は…私は行くの!」
ルミ「私はゲヘナに転校するの!!そしてフローゼ先生の弟子になって、教えを乞うんだからぁーーー!!」
キサキ「頼むから止めてくれルミぃーーー!?」
レイジョ「フローゼ先生の腕前に惚れ込んだのは分かりますが…!山海経に居たままでいいじゃないですか!?わざわざゲヘナに転校までしないでくださいよぉ!?」
ルミ「ここからゲヘナに通う手間がかかっちゃうじゃない!私は毎日教えてもらいたいの!ゲヘナに転校すれば、その分長い時間教えてもらえるでしょ!?」
キサキ「そのために玄武商会捨てないでくれと言っとるのじゃ!お主が居なくなったら山海経の秩序が崩壊するぞ!?妾泣くぞ!?恥も外聞もなくお主にしがみついて諦めるまで泣き喚き続けるからな!?」
ミナ「門主様ご乱心ーーー!?で、出あえ出あえーーー!!二人を押さえろーーー!!?」
アカシアとフローゼも説得に加わり、何とか転校は免れた。
■阿慈谷ヒフミの美食屋伝説⑤
ファウスト(ヒフミ)「さぁペロロ様を崇めるのです!何より可愛く何より強いペロロ様を…!」
>ワーワー!ペロロサマー!ペロロサマー!
>ペロロサマにエイコウアレー!ペロロサマカワイイヤッター!
ヒフミ「ふふふ、今日のミサも大成功です…!」
ペロロ様「…(ツンツン」
ヒフミ「え?ペロロ様どうし…こっ、これは!?」
アカシア「………」
ペア「………」
ヒフミ「―――というわけで、ペロロ様が私にくれたのが、このお肉なんです!」
つ(すごく美味しそうなピンク色の肉)
アカシア(…これ、特殊調理食材だな?)
ペア(ああ…崇め奉られることにより体内で密かに生成、成熟され、特に崇拝を捧げた者に授ける肉か…ペロロジラにそんな習性があったとは…)
アカシア(過去の事例、もしくは類似例は…?)
ペア(あるわけないだろ、元がグルメ界の生物で、しかも尊崇の念を向け続けないといけないとか、検証すらしたことねえよ…!)
アカシア(状況から見て間違いなくヒフミの適合食材だろうしな…加えてあのペロロジラはまだ幼体だ。肉はまだ未成熟と言っていい…これから成長していき、崇拝が大きく長く捧げられるほど、味も深まっていくだろう…やはり美食屋の才能があるなこの子…!)
ヒフミ「ありがとうペロロ様ー♪」
ペロロ様「(ドヤァ」
後に阿慈谷ヒフミのフルコースのメインとなる、「ペロロジラ様の御下賜肉」が、初めて世に出た瞬間であった。
コーヒー党ワイ、トリコ世界で最も納得いかない食べ物がカフェアリ。足とか触覚とかは溶けるのかとか、そもそもお湯で溶ける豆を豆と言っていいのかとか(ry
感想お待ちしております!
(追記)
イブキ配布&マコト実装ヤッター!
…本当は心の片隅で、リオの実装を願ってた…
どれが見たい?
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前菜×梅花園
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魚料理×セミナー+ヒマリ
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肉料理×シスターフッド
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メイン×連邦生徒会+カンナ
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デザート×陰陽部