シャーレの先生 アカシア   作:電シャーク

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ここでは元スレにまとめられていた会話形式のSSをそのまま掲載いたします。

12/10 誤字修正しました。ご報告ありがとうございます。


キヴォトスグルメ時代!
グルメあーかいぶっ!①


■王女の目覚め

 

アリス「先生先生ー! アリス、グルメ細胞に目覚めました!」

ユウカ「はぁ?」

アカシア「何!?」

アリス「頭の中で声がするんです! その声の言う通りにしたら食材がポップしました! これ、先生が前に話してたグルメ細胞の悪魔ですよね!?」ガショガショ

ユウカ「あ、前にバター醤油で食べたロボット……」

アカシア「食材を引き寄せる能力という事か……いやしかし、細胞の気配は全く感じないが……」

アリス「これから、ゲーム開発部でバーベキューするんです! ユウカと先生も一緒に食べましょう!」

 

 

 

Key『違います王女! それは食材ではなくてDivi:Sion……! やめて開けないでバター醤油をかけないで!!!!』

 

 

 

 

 

 

■あと羽根だらけで可食部位少なそうだし

 

ナギサ「よく、口さがないゲヘナ生が、わたし達に対して「その手羽先揚げて食うぞ」とか言うことがあるのですが……先生的に、私達の羽はどうなんです?」

アカシア「間違っても食欲の対象ではないな」

ナギサ「意外ですね……てっきり、味の判断くらいはしてくるものかと」

アカシア「いや、君の慧眼通りだ。私自身に、人を食らうということに、悪と断じるつもりはないよ……なにせ私の世界では、食料を巡って戦争が起きたくらいだからね……『そういう話』は聞き飽きるほどに聞いたし、他に選択肢がないのなら責めるつもりもない。ただ私が君達を食欲の対象にしないのはもっと単純だ」

ナギサ「と、いいますと?」

アカシア「一つは、教師と生徒だからだ。私は生徒に食欲を抱くほど堕ちてはいないさ。もう一つは、単純に不味そうだから

ナギサ「まずそう!?」

アカシア「生物の美味しい部位というのは、たいてい『使われる』頻度の多い部位だからな」

ナギサ「な、成る程……飛べない飾りですからね、私達の羽……」

 

 

 

 

 

 

■アビドス砂漠は粉薬みたいな味だった(アカシア談)

 

ノノミ「へぇー、先生のいた世界って、食べられる砂があるんですかー」

アカシア「ああ。サンドガーデンという土地があって、そこには独特の生態系が築かれている」

シロコ「……うちの砂漠の砂も食べられない?」

セリカ「そっか! 砂漠の砂が売れれば、一気に借金返済……!」

アカシア「いや、ここのは普通の砂だな。この砂漠は一通り探索したが、グルメ食材と言えそうなのはあの『ビナー』ぐらいだろう」

アヤネ「そうですか……残念です」

アカシア「ただ、危ない建造物はあったな……みんな、奥の方にあるピラミッドには間違っても入らないように」

ホシノ「なんで?」

アカシア「おそらく、私の世界にあったグルメピラミッドと同じものだろう。あれはピラミッドではなく、巨大な建造物の屋根だ」

セリカ「屋根!?」

アカシア「軽く覗いてみたらサラマンダースフィンクス……私の世界のピラミッドの、頂点捕食者がいた。今の君達では勝ち目がない」

ホシノ「それ、捕獲レベルいくつくらい?」

アカシア「確か、92だ」

アヤネ「」

シロコ「ビナーが21だから4倍以上……」

ホシノ「うへぁ」

ノノミ「ちなみに、あのペロロジラは……」

アカシア「4300だ」

ホシノ「インフレ甚だしい」

セリカ「よく滅ばなかったわねキヴォトス……」

 

 

 

 

■真実性と評判も伸びてる

 

(アカシアが来る前の月刊キヴォトスの記事)

・ゲヘナ学園、万魔殿と風紀委員会の確執に迫る!

・アリウス分校学区潜入レポート#3

・ミレニアムセミナー、その専横の真実

・アビドス砂漠奥地に謎の人影!?

・今月の占い

 

(アカシア着任後)

・毒はあるけど滅茶苦茶美味い!?ミレニアム学区にて新食材発見!

・先生独占インタビュー!フローゼ先生編#3

・ガララワニの美味しい食べ方#6

・このお店がウマい!アリウス分校学区編

・今月の占い~ラッキーグルメは何かな?~

 

 

 

シノン「ああああもうッッッ!!月刊キヴォトスはグルメ雑誌じゃないってのにぃーーーー!!!」

マイ「でも売り上げは断然伸びてるんですよね…今さら止めたらそれこそ反発喰らっちゃいますし…」

 

 

 

 

 

 

■キヴォトスの住民がトリコ世界の人間に勝てないと誰が決めた

 

アカシア「…………」

ペア「…………」

ジュリ「え、ええっと……」

フウカ「やっぱこうなったかー」

 

パンケーキだったもの「キシャ―!!」

 

ジュリ「それで、どうなんでしょう? 私の料理……」

ペア「……このパンケーキ? に、グルメ細胞はない……悪魔の気配もない……四天王のココが使ってたポイズンライフの一種……?? いや、そもそもこの女にグルメ細胞も悪魔もないのに……ちなみに、味は?」

アカシア「食べた生徒は失神、もしくは食中毒で倒れる」

ペア「……ふむ……」パクッ

フウカ「ちょ……!? 危ないですよ!?」

アカシア「いやまあ、ペアはブルーニトロ……私の世界でも頂点に近い捕食者だし、そうそう酷いことには」

ペア「…………」

 

 

 

 

 

 

 

ペア「」チーーーーーーーーーーーン

アカシア「ペアーーーーーー!?」

 

後の歴史書に、『ブルーニトロを料理で倒した女』として知られる牛牧ジュリの伝説、その始まりの瞬間であった。

 

 

 

どれが見たい?

  • 前菜×梅花園
  • 魚料理×セミナー+ヒマリ
  • 肉料理×シスターフッド
  • メイン×連邦生徒会+カンナ
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