シャーレの先生 アカシア   作:電シャーク

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グルメあーかいぶっ!②

■とりあえず食べてから考えよう

 

ユウカ「……事情を説明してもらえる?」

ハレ「ああ……私達はミレニアム学区の郊外で発見されたロボットを先生に見せたんだ」

コタマ「世紀の大発見だと思いまして先生にひと目見てもらおうと」

マキ「そしたら先生がさー、『コレは食材だ!』とかいい出して」

ハレ「あれよあれよと言う間に継ぎ目もなかったはずのロボットを解体して、中身をあの通り……」

ユウカ「…………」

 

アカシア「……うむ、コレは食べ頃だな」

モモイ「おいひー!」

 

ハレ「バラした装甲板の上で焼いて食べ始めた」

ユウカ「止めなさいよ!」

マキ「いやー、だって、美味しかったし」

ユウカ「あんたらも食べたの!?」

コタマ「そりゃあ、グルメマターは最近熱い研究対象ですから」

アカシア「食感はハマグリに似ている」

アリス「バター醤油で食べると美味しいです!!」

 

 

 

 

 

■美食も悪食も食事は食事

 

ホシノ「……ねえ先生。そのピラミッドから猛獣が出てくる可能性はないの? ヤバくない?」

シロコ「!」

セリカ「あ……!」

アカシア「いや、その心配はないだろうな」

ノノミ「ひょっとして、こっそりなにか対策を……」

アカシア「対策は必要ないというか、単純にキヴォトスの生態系が美味くない。私達の世界はグルメ細胞のお陰で旨味に溢れてるからな。柴関のようなしっかりした料理ならともかく、基本まるかじりの野生からすればこちらの世界の食物など、スポンジを食べるようなもの……無理してキヴォトスに来て食べようというもの好きは、ペロロジラぐらいだろう」

ホシノ「ここでもペロロジラ」

アカシア「グルメ界の猛獣からしたら、人間なんて大して美味くないんだが……ペロロジラはグルメ界でも有名な悪食なんだよなぁ」

 

 

 

 

 

■阿慈谷ヒフミの美食屋伝説①

 

アカシア「ふーむ」

ヒフミ「先生、何してるんですか? 地図??」

アカシア「ああ……最近、キヴォトスを探索して、そのマッピングをしてるんだ。私が来た影響か、最近キヴォトスにもグルメ食材が発生しているからな。住民の安全のために、グルメ食材の在り処は把握しておきたい。例えば、お前が好きなペロロジラが現れたときのことを思い出してみろ」

ヒフミ「……ペロロ様はいきなり町中に現れましたもんね……」

アカシア「あれはかなりわかりやすかったが、出現していても気付かない存在もある。普通の植物や生物ならまだいい。私の世界には、小さくても十分殺傷能力を持った生物、植物が多くある。それが、グルメピラミッドのようにこちらにも現れていたら危険だからな。幸い、今のキヴォトスの生徒達は捕獲レベル一桁なら何とか出来るが、限度がある。阿慈谷も、変な植物、動物には近づかないようにな」

ヒフミ「あはは、大丈夫ですよ。流石に落ちてるものは食べませんって。あ、けど……」

アカシア「?」

ヒフミ「この間、海に行った時に変わった貝釣り上げたんですよ。すぐにリリースしましたけど。その後、何度か同じ貝が釣れちゃって」

アカシア「ほう……! 食材に好かれたか。どんな貝だった?」

 

 

 

 

ヒフミ「なんか、鬼みたいな見た目の貝でした」

アカシア「ヒフミ、お前、美食屋にならない??」

 

 

 

 

 

■前衛的センス

 

一龍「………」

リオ「―――というわけで、アカシア先生から依頼を請け、デザインしたGTロボの試作型が、これよ」

 

つ(アバンギャルド君)

 

一龍(…うーむ?正直ダサ…いや儂のセンスがおかしいのかもしれんし…キヴォトスではこれが流行りとか良いセンスと評されるのかもしれんし…アロナちゃんが気に入ればそれで…)

アロナ『うぇぇ、カッコ悪い!!?』

リオ「えっ」

一龍「あ、やっぱりダサいって評価で良いんじゃな」

リオ「えっ」

アロナ『せっかく地面に立って歩けるのに、この機体はちょっと…』

一龍「まああくまで試作型じゃから。ここから普通の見た目にしていけばいいし」

リオ「……………………そうね

 

 

 

 

 

■(下手な嘘だけど)真意は聞かぬ

 

イズミ「ねーねー先生、フローゼ先生って『都合の良い女』なの?」

アカシア「ぶっ!!?」

リン「…詳しく聞かせていただけますか?」

イズミ「こないだフローゼ先生に、アカシア先生の面白い話何かないのって聞いたら、『いつもキスマークをつけて帰ってくる私を最高の料理でもてなしてくれる都合の良い女って言われたことがある』って」

アロナ『うわぁ…』

ユウカ「先生…(ドンビキ)」

アカシア「い、いや違う!違うんだ!全面的に誤解というか、話せば長くなるがこれにはのっぴきならない理由が…お、おいペア!お前も事情は知ってるだろう、一緒に誤解を解いて…」

ペア(何故か居る)「いや、確かに事情は知っているがお前が三虎に対して口にした内容については俺もノータッチだしお前個人の趣味嗜好諸々と家庭の問題については与り知らなブフォウwwwwww

アカシア「裏切るなペアーーーーーッッッ!!!

 

 

 

リン「ちなみにフローゼ先生自身は何と?」

イズミ「緊迫した場面だったのに、嘘が下手過ぎて思わず笑っちゃったって」

 

 

 

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